新卒ベンチャー入社者が後悔する「ベンチャーキラキラ病」とは

新卒・就活

こんにちは、トニーです。

今回は下記のように悩んでいる就活生向けの記事です。

あなた
あなた

新卒でベンチャーに入ったら後悔するかな…
やっぱり大企業にしておいたほうがいいんだろうか。でもベンチャーも気になる

「大企業だと成長できない」「今の時代ベンチャーに行って自分に実力をつけるべき」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

確かに正しそうに聞こえますね。

しかし、ベンチャーで事業責任者を経て今は大企業で働く僕の経験からすると、ベンチャーに行けば全員が望んでいた成長ができるとも限りません。

トニー
トニー

なにも知らずに周りの社会人に踊らされて新卒ベンチャー入社した就活生が、なかなか結果を出せずその後キャリアで悩んでしまうのを何人も見てきました。

そこで今回は、ベンチャーへの就職に興味がある方向けに、後悔しないためのベンチャー就職に関する情報をお届けします。

この記事のゴールは下記の通りです。

今日のゴール
  • ベンチャーに就職して後悔する人の共通点を知る
  • 後悔しないために事前に知っておくべき事実を理解する
  • 自分がベンチャーに向いているかどうかを調べる方法を知る
トニー
トニー

この記事を読むことで、ベンチャー就職のリスクとリターンを自分自身で考えて、納得のいく就活の決断ができます!ぜひ最後までご覧ください!

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ベンチャーに入って後悔してしまう3つの理由

ベンチャー企業に入って後悔する人を分類すると、次の3パターンが多いです。

  1. 思っていたより活躍できない
  2. 優秀な人が次々に抜けていく
  3. 自分がやりたい業務ができない

思っていたより活躍できない

一番あるのは、自分が思ってるようには活躍できないという事実です。そもそも活躍できていたら後悔はしないですよね。

大企業で活躍するスキルとベンチャーで活躍するスキルは全く異なります。

有名大を卒業しているとか、就活生時代に他の大手企業からも内定をもらっていて辞退したとか、そういう場合はもっと後悔が募ります。

 

優秀な人が次々に抜けていく

ベンチャー企業の人材流動性はかなり高いので、(2,3年いれば長い方)採用してくれた人が入社した時にはいない、なんてざらにあります。

ベンチャー企業に入社する時には「採用面接や説明会で出会った社員が魅力的だったから」と言う理由をあげる人も多いでしょう。しかし同時に、優秀な人は他の会社でも引っ張りだこだし、自分で起業するという人も多いです

なので、ベンチャーに入って目指したい人が抜けてしまい目標とする人がいなくなったと言う誤算もよく聞きます。

 

自分がやりたい業務ができない

ベンチャーでどの事業を担当するかは内定〜入社までの約1年の間で大きく変わります

自分がベンチャーで「この業務をやりたい!」と思っても、実際に配属される部署はその時の会社の業績に大きく左右されます。

また、場合によっては事業から撤退しており、希望したポジションが無くなっているということもありえます。

そうすると自分が思ったような仕事ができず、後悔してしまう原因になります。

 

新卒ベンチャー入社で後悔する人の4つの共通点

ベンチャーにキラキラした雰囲気を求めてた

カフェみたいなオフィス、若い(可愛い女性の)社員、自由な服装、PCは全員MacBook…

キラキラ感を出すための様々なツールがありますが、ベンチャーで働くっていうのは本当に泥くさいし、めちゃめちゃ地道なことの積み重ねです。

トニー
トニー

大企業と比べると、ベンチャーのほうがより泥臭い地道なことをやっていることが多いです。大企業がやりたがらない面倒くさいことをやっていかないと大企業に勝てないからですね。

 

社会にインパクトを与えられると思っていた

企業規模が小さいので、社会に与えるインパクトも小さいのが当たり前です。

大企業とベンチャーでは資金力が全く異なるので、ベンチャーが社会にインパクトを与えられる可能性は低いです。

ベンチャーが新しい市場を開拓してニーズがあることがわかったら、後から大企業が資金力を活かして低価格高品質でシェアを一気に獲得しにいきます。例えば、PayPayが100億円バラマキキャンペーンをして、QR決済市場のサービスシェアは随分と変わりました。

新しい市場を作りたいんだ!と言うのであれば小回りがきいて、サービス開発までのスピード感が早いベンチャーが良いと思いますが、社会を変える!なんてベンチャー企業にはそう簡単にできません。

 

長時間働くけど給料はいいと思っていた

ベンチャーは大企業に比べて労働時間は長く、給料は低いのが普通です。

そして結局人は、大手総合商社・外資系金融とかに言った友達と自分の給料を比べちゃうんですよ。食べてるものや、旅行の行き先、飲み会の場所、きている服などが、友人と比べるとだんだん違ってきます。

それだけではなく、手元の資金がないと人生経験を積むためのお金もかけられません。

例えば、本を買ったりセミナーに行ったり、海外旅行をして世界をみたりすることができないと、人間的な成長が止まってしまいます。

 

仕事は自分の自由にやれるから楽しいと思っていた

ベンチャーって、誰もきちんとやり方を教えてくれません。

全くやり方も正解もわからない中、真っ暗闇の中で何年も耐えて我慢して、出口があるかどうかわからない迷路をさまよい続ける感じです。

それでも事業を前に進めることが好きで好きで、自然と事業のことを考えてしまうくらいであれば、ベンチャーに入っても(たとえそのベンチャーが上場とかできなくても)後悔はないでしょう。

 

一方で、上記のようなキラキラしたイメージを持ったまま

あなた
あなた

ベンチャーを選んでいる俺かっこいいし攻めたキャリア選んだ感ある

と言って入社すると、成果を残せずに後悔することになります。

 

新卒ベンチャーで後悔しないよう事前に知っておくべき3つの真実

これまで述べたとおり、ベンチャー企業で働く時には知っておかないと「話が違うじゃん」となってしまうことがあります。

勤めている人は辞めるサイクルが早い

私が以前勤めていたベンチャー企業も、1年の間で5人くらい一気に辞めていきました(そもそも会社全体でも30人いないくらいだったので、かなり減った感じがします。)

ちなみにベンチャーは優秀な人からどんどん辞めていきます(他でも貰い手がたくさんある&自分でやりたいことが明確なので)

「いろんな会社の組織の問題を聞いてきて、『優秀な人から辞めていく』というのは本当だと知った」というのは、リンクトイン・クリエイターの瀧田桜司さん。
組織開発コンサルタントとして問題を聞く中で、以前から良く耳にしていたという「優秀な人ほど早く会社をやめる」ことに関する所見を投稿している。瀧田さん曰く、優秀な人材ほど先を読む力や自己分析力が高く、組織に見切りをつけて「辞める」決断を下すのも早い。

引用元:なぜ優秀な人から辞めていくのか|LinkedIn

 

企業の事業内容は数ヶ月単位で変わっていく

これはベンチャーならではで、どんどん新しい事業を立ち上げていかないといけないんですね。大企業ではよく「新規事業部」とかあるんですが、そんなこと言い出すとベンチャーは全員、新規事業部の社員です。

トニー
トニー

ちなみに僕が中途でベンチャー企業入った時も、求人では「新規事業の立ち上げ責任者募集!」と書かれていったので面接に行きましたが、入ってみると全然今あるプロダクトの営業でした。笑

これはその会社が悪いとか詐欺だとか言いたい訳ではなく、ベンチャーってどこもこんな感じです。何の事業をやるのかなんてあまり固まってなく、新規事業も3ヶ月もあればやっぱり撤退、とか普通です。

 

会社はあなたを成長させるためにある訳ではない

よくベンチャーに行きたい理由として「爆速で成長したいからです」と言っているのですが、あなたを成長させるために会社はある訳ではありません。

もしそう思うなら、ぜひ大企業をオススメします。

大企業は非常に洗練された育成プログラムがあり、成長のための道筋が綺麗に見えているので、あとは頑張るだけだからです。

 

それでもベンチャーには自分を変えられる成長環境があるのは魅力

あなた
あなた

やっぱりベンチャーは辞めておこうかな…

という方にも、それでもベンチャーにはチャレンジしがいのある環境があることは事実としてお伝えしなければなりません。

僕が実際にベンチャーで約2年働いて感じた魅力は下記4つ。

  1. 働く環境が良い
  2. 成果を出せば昇進するスピードは早い
  3. 仕事を通じて俯瞰した視点が身に付く
  4. 本質的なことに集中できる仕事の進め方ができる

働く環境が良い

大企業でルールを変える場合は調整先が多く大変になるので変革スピードが遅くなりがちですが、リモートワークやフレックスなどの働き方はベンチャーの方が導入が早く柔軟です。

また、周りの同僚という観点で見ると、ベンチャーには自分と年が近いのにクソ仕事ができるハイパフォーマーが身近にいます。

一緒に仕事で関われるかは運と自分次第ですが、身近にいることでその人の考え方やスキルを盗むことができます。

 

成果を出せば昇進するスピードは早い

ベンチャーは基本的に成果主義なので、20~30代でのマネージャー・部長などの管理職への昇進スピードは大企業と比べ物になりません。

僕も20代で管理職を経験しましたし、ベンチャー時代の後輩が先日26歳で執行役員を担っていました。

もちろん大企業の部長とベンチャーの部長では扱える金額や社会への影響度、マネジメント人数は全く違いますが「立場が人を作る」という言葉があります。

小さい組織でも管理職として働くと、自然に自分のことだけではなく組織全体をどうすればパフォーマンスさせることができるのかという視点が身につきます。

 

仕事を通じて俯瞰した視点が身に付く

ベンチャーは会社規模が小さい分、メンバークラスでも経営に携わってる感覚を持ちやすいです。

また、ベンチャーでは組織間の役割が大企業ほどがちっと決まっていないため、部署や役割の垣根を超えて自分がやりたいことにチャレンジしやすい環境にあります。

その中で働くと、会社を運営するなら様々な機能が必要であることを自然に理解していクノで、俯瞰した視点が身に付きます。

 

本質的なことに集中できる仕事の進め方ができる

大企業は仕事のためのペーパーワークが多くなりがちです。これは大企業の構造上下記の2つの理由から。

  • 組織が巨大なので社内での調整をするのに関係者が多数いるから
  • コンプライアンスの目が厳しいので、抜け漏れがないようにチェックする体制を構築せざるを得ないから

これらは、書類作業や複雑な意思決定プロセスを生み出す原因となります。

 

一方、ベンチャーはそのようなしがらみがないので、何か新しい戦略を打つ時のスピード感はかなり早いですし、本質的な仕事(プロダクトを作る、顧客と向き合うなど)に時間を割く事ができます。

実際自分の経験を振り返ってみても、ベンチャーは何も揃っていない環境で自分の力をつけてみたい、若いうちにはもっと自分に負荷をかけてチャレンジしてみたいと思っている人には最適な環境だと思いました。

 

トニー
トニー

でも正直、当時の僕はベンチャーには向いてないタイプだったと思います。

大企業をやめてベンチャーに転職した時、全く価値を発揮できずに「全然バリューがない…」と絶望に暮れました。リアルに自分のことを給料泥棒だと思いました。

それでも必死に食らいついて成果を出したので、20代で営業マネジャー、事業責任者を経験することができ、その後のキャリアにとても活きています。

なので究極、向いていなかったとしても、周りになんと言われようとも、自分は高い志をもってベンチャーで大きな仕事を成し遂げるという強い覚悟があればOK。

新卒でもベンチャーで得られる経験は、大企業にいる時の経験とは比べ物にならない莫大なリターンになります。

 

自分が新卒でベンチャーに向いているかを確かめる方法

ベンチャーに向いている人は、「絶対に自分の目的を達成させる覚悟」を持っている人です。ベンチャー企業で活躍するというのは、「事業の拡大」「自己の成長」に対してとても貪欲です。

じゃあ自分がベンチャーに向いているかどうかはどうやってわかるのか?という点ですが、ズバリ次の2つをやれば自分が向いているかどうか理解できます。

  • 自分で事業を立ち上げてみる
  • ベンチャーで長期インターンをする

どんなにしょぼくてもいいので、まずは自分で事業を立ち上げてみるのが一番です。別に会社登記とか資金調達とか必要なく、今はPC1台あればいくらでもビジネスが立ち上げられます。

「大学生 ネットビジネス」とかでググりましょう。

また、今は就活生向けに無料でプログラミングを教えてくれるスクールがありますから、プログラミングスキルをつけて自分たちでサービスを作ってしまうのも手です。

 

ベンチャーに興味があるなら、実際にベンチャーで働いてしまうのも有効な手です。大学生向けのベンチャーインターンが探せるサイトは次の3つが有名。

これらの登録は全て無料なので、まずは登録してみてどんな案件があるかをチェックしてみましょう。

そうは言っても次のように思う就活生もいるかもしれません。

あなた
あなた

そうはいっても自分は起業とかちょっとイメージつかない

あなた
あなた

勉強とかバイトとかで長期インターンをする時間が取れない

そんな就活生でも、自分がベンチャーに向いているかをもっと簡単に調べる方法を2つ紹介します。

無料の自己診断ツールで分析する

自分の向き不向きは案外自分では判断できません。そこで客観的に自分の特徴を把握するための診断ツールを活用します。

診断ツールをやったことのある就活生は多いと思いますが、ほとんどの就活生が「コスパの悪い」使い方をしているのが勿体無い。下記の記事では、オススメの自己分析ツールとあわせて、効果の出る診断ツールの使い方を解説しているのでご覧ください。

 

就活エージェントに無料相談する

無料の診断ツールでは簡易的に診断ができるのがメリットですが「結局この診断結果はどう解釈すればいいの…」と一人で悩んでしまうこともあるでしょう。

そこで、就活エージェントとの面談を通じて適性をみてみましょう。数多くの就活生をベンチャーに送り出してきたプロの意見を聞くことで「自分がベンチャーに向いているのか」を客観的に知ることができます。

おすすめの就活エージェントも選んでおいたので、紹介します。

おすすめの就活エージェント

キャリアチケット

就活生の5人に1人が利用しており、キャリアチケットの就活サポートを受けることで、内定率が1.39倍に上がった実績あり!企業選びから選考対策まで、プロの就活エージェントが1対1で完全サポート。

  • どうやって就活したらいいか分からない人
  • ESやグループディスカッションなどの対策方法が分からない人

に特にオススメ。

 

JHR就職エージェント

最短1週間でのスピード内定!エージェントの面談を通じて選考序盤のスクリーニングをかけているため、最終面接や3次選考等からスタートすることも少なくありません。
キャリアカウンセリングの回数は1人当たり平均5~6回。納得のいく内定を獲得するまで、何度でも相談できます。

  • とにかく早く内定が欲しい人
  • 納得の行く就活にしたい人

に特にオススメ。

 

レバテックルーキー

文系理系問わず、プログラミング経験者で新卒でITエンジニアになりたい学生専門の就活エージェント。

なかなか見つけられない厳選ベンチャー企業や、重要ポジションの求人など、15年以上エンジニアのキャリアをサポートしてきたレバテックだからこそ紹介できる企業があります。

ES添削や面接対策はもちろん、ポートフォリオの作成までサポートしてもらえます。

 

Meets Company

年間のサービス利用者約10万人、就職決定者約5000人。最大8社の社長や人事と直接話せる小規模な座談会形式のイベントです。

イベント内のグループワークが選考を兼ねており、特別な選考フローへと進めるスカウトを受けることもできます。

イベントは全国32箇所、年間1,500回以上開催しているから、地方の就活生でも気軽に参加できます。

また、イベント終了後には、エージェントによる就活サポートも受けられます。

 

JobSpring

マッチした企業をピンポイントで紹介してくれるため、内定率91.7%、3年以内の離職率0.1%の実績!適性検査やAIを用いているから、高精度なマッチングを実現。

ただ、紹介される求人は関東圏に勤務する企業が多いので注意!

  • 自分にあった企業だけを紹介して欲しい人
  • 関東での就職を考えている人

に特にオススメ。

 

まとめ|悩んでいても問題は解決しない。行動あるのみ

就活でよく言われると思いますが、新卒のファーストキャリアは大事です。だから悩む気持ちもとてもわかります。

でも知っておくべきことは一度就職した後も、自己分析は続けていくものです。もし自分が仕事で何かを成し遂げたいと思うならば、「自分はどのような仕事ができていれば幸せなのか」を働きながらずっと考え続けることになります。

でもこれだけ転職が当たり前になっている世の中なので、働いてみて自分の感覚が違ったらその時に環境をまた変えればいいんです。

だって働いてみて初めてわかった事があって、自分の価値観がアップデートされたなら、学生の時よりもいい意思決定ができると思いませんか?

だから、就活で失敗してもいいんです。

トニー
トニー

実際に、僕も20代で2回転職しましたが、今の会社にはとても満足しています。

 

ただ、これは適当に決断していいということを意味しません。

環境を変えて成功するのは、それまで自分が納得いくように考え続け、その時々での最高の選択をした、と自信を持って言える人の特権。

後悔のないように、自分が興味があると思ったことはすぐに行動に移しましょう。感情に蓋をしてはいけません。

  • あのとき気になったセミナーに行けばよかった
  • 就活エージェントに相談してみればよかった
  • あの人にOB訪問しておけばよかった

など、後悔した状態で就活を終わりたくないですよね?

 

最終的にベンチャーに行こうが大企業に行こうがどちらでも良く、唯一の正解はありません。ただ1つ言えるのは「ベンチャーが気になったけど行動しなかった結果、情報収集不足で就活を終えた」というのは必ず後悔します。

トニー
トニー

やった後悔よりやらない後悔です。何からやったら良いかわからない人は、とりあえず就活エージェントに相談してみましょう。

 

では今回のまとめです。

  • ベンチャーにはいって後悔してしまうのは、ベンチャーに関する知識がなく良いイメージが先行して入社後にギャップが出るから
  • 就活の間に自分で事業を作ったり長期インターンをして肌感をつかむのが一番
  • ただ、勉強やバイトの都合でできないこともある。無料診断ツールや就活エージェントを活用して、ベンチャーの向き不向きを自分で調べよう