【前提】ベンチャーといってもフェーズによって全く環境が異なる
2,3人の創業期は絶対にやめとけ
これはリスクが高すぎるのでやめておいたほうがいいです。そもそも、ベンチャー企業は1年後にその会社自体が潰れていたり、全く事業が伸びていない、という方が普通です。
また、このように超少人数の環境では、他の会社で実績や実力を積んできた人でないとなかなか活躍できません(目安は社会人5~6年目以降)。
実際、そのフェーズではベンチャー企業側もプロフェッショナルを求めています。理由はシンプルに、経験が浅かったり、新人を育成する余裕が1ミリもないから。
入った初日から高いパフォーマンスを出す社員以外は活躍できずに、すぐに転職するハメになってしまいます。
逆に言うと、実績があり、「何でもやります!」精神がある人はかなり成長できる環境なので、自信がある方はドベンチャー企業に入ってみることも検討してみては。
社員数が100人以下ぐらいまでは社長の性格=社風
おすすめはミドル~メガベンチャー
ベンチャー企業を選ぶ方法3つ
方法①:社長や社員の人が自分と合うかで選ぶ
方法②:会社のビジョンや経営方針で選ぶ
方法③:自分の興味のある業界やサービスから選ぶ
企業選びに迷ったら就活・転職エージェントに相談しよう
失敗しないベンチャー選びのコツ7つ
業界自体が伸びているかを確認する
伸びている市場や変化のある市場に行ったほうがチャンスがある
資金が集まるので、新しいことが次々できる
伸びている市場にはヒトモノカネ情報の全てが集まってきます。特に「カネ」の力は大きく、色んな新しい事業への投資がしやすい環境です。そうすると新しいポジションができるので、若くして職に就くチャンスが多くなります。
チャンスが大きいので優秀な人も集まる
伸びている市場には「ヒト」も集まってきます。これまで他の会社で活躍していた社員が、もっと大きな成長ができる環境を求めてベンチャーに転職してきます。そのような若くて優秀な人たちと近い距離で働くことで、自分自身の成長の速度も上がります。
社会の不可避なトレンドなので、その会社を離れても需要がある
ベンチャー企業が生き残るためにもっとも重要なのは「タイミング」です。1年早すぎても顧客が変化についていけませんし、1年遅すぎても既に競合他社に先手を取られています。
今後日本に起こる社会の変化はざっとあげるだけでも次のようなものがあります。
- 人手不足による生産性の向上の必要性
- ハイスペック端末の価格の低下、5Gなど通信環境のイノベーションによるメディアのあり方の変化(活字から動画へ)
- 訪日外国人客数の増加
- 日本の超高齢化による介護職の労働力確保/介護現場のロボット、テクノロジーによるアップデート
上で紹介した会社は、「今まさに解決が必要な」それぞれ社会の課題に対して、先手を打っているため事業が拡大しているわけです。
会社の売上・事業の優位性・財務基盤をチェックする
会社のオフィスを見学し、可能な限り多くの社員の人の話を聞く
自分がどうありたいか・何を優先するのかを明確にする
求人の内容に騙されないように注意する《特に中途採用の場合》
これは見るべきポイントというよりは注意点なのですが、ベンチャー企業の求人を見るときに気をつけないといけないワードがあります。
これらがあるからその求人が悪い、と言ってるわけではありませんが、変に心躍らせられないように注意しましょう。
- アカウントプランナー:要は営業
- セールスコンサルタント:要は営業
- 社長直下でのプロジェクト:数ヶ月でプロジェクトが頓挫する可能性有り
- 立ち上げメンバー:立ち上がらない可能性有り
- マネージャー候補:全員が対象
給与制度や労働環境を確認する
研修の内容や若手でも活躍できるかをチェックする
【補足】こんなベンチャー企業はNG!気をつけるべきポイント6つ
社長の金遣いが荒い
具体的な成長戦略がない・精神論の会社
みなし残業がやたら多く設定されている
社長以外、全員社歴が短い
社員の顔出しがほとんどない
過去に不祥事を起こしている
最後に|後悔しないように情報収集を徹底しよう
資金調達額・売上/利益・従業員数(会社の規模)
ベンチャー企業、特にスタートアップ企業は常に倒産と背中合わせです。いつ会社がなくなってもおかしくありません。
なので、2,3人の創業期は絶対に避けたほうが良いです(後ほど詳しく紹介します)。
あまりにも小さいベンチャーを避けるために、資金調達額をStartup DBなどのサイトから調べてみたり、ホームページから従業員数を調べたりしてみるといいでしょう。
なお、ベンチャー企業は売上や利益などのデータは公開されていることは少ないですが、上場している企業なら、ホームページにIR情報があるはずなので、確認しておくとよいです。
若手でも重要なポジションについているか
これは、実際に企業の人事など、中の人に聞かないと分からないですが、若手でもマネジメントやリーダークラスのポジションにつけているかどうかを確認しましょう。
会社のHPやからある程度のことは確認できます。それでももっと知りたければ、Wantedlyや転職エージェントを通じてカジュアルに面談を申し込んでみるといいでしょう。
イケてるベンチャーへの転職方法
ベンチャー企業への転職方法としては、Wantedlyを使う、企業のホームページから直接応募する、LinkedInを使うなど、様々な方法があります。
ただ、一番オススメなのは転職エージェントを利用する方法です。
なぜなら、転職エージェントは利益が出ていて伸びている企業と優先的に取引しようとするからです。
先ほど紹介したように、ベンチャー企業はすぐに倒産するリスクを抱えています。そして、売上や利益といった情報は表に出てきにくいので判断するのが難しい。
ところが転職エージェントは、自社の売上を伸ばすために、様々な情報網を使って伸びている企業の情報を集めています。
なので、自分で苦労して情報収集しなくても転職エージェントにベンチャー企業への転職を考えていることを伝えれば、伸びている企業を紹介してもらうことができます。
おすすめの転職エージェント
LHH転職エージェント
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世界でもTOP3位に入る人材会社のアデコグループが運営しており、細かなカウンセリングによる高いマッチング精度が売り。
普通のエージェントは転職者と企業側の担当が分かれているところ、LHH転職エージェントは1人で転職者と企業側を担当しています。そのため、企業カルチャーとの相性まで見極めることが可能です。
エージェントは各専門職種に精通しているため、他のエージェントにはできなかった専門的なことまで相談できます。
リクルートエージェント
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