〇〇調理師専門学校を晴れて卒業し、いざ調理師の世界へ!
念願の和食料理屋に就職。憧れのイタリアンで料理人に。
こんなきらびやかな表舞台とは裏腹に、調理師を辞めたいと考える人はかなり多い。
そりゃそうです。
なぜなら調理師は超絶にブラックな世界だからです。
持っていてもほぼ無意味。調理師免許
調理師の専門学校を出ると、調理師免許が取得できます。
細かく分類すると、「製菓衛生師」や「ふぐ調理師」など細分できるものの、多くの学生が取得するのが調理師免許でしょう。
そしてこの免許、実際職場で働くとなった時、ほぼほぼ何の役にもたちません!
給食センターや学校の食堂などのおかたい職種につくならまだしも、一般飲食店やホテルなどのに就職する際には、あってもなくてもどっちでもいいような資格。
その理由もしかりで、ぶっちゃけた話「調理師免許」など誰もが簡単に取得できる資格だからなのです。
専門学校などに通わなくても独学でも十分取れるし、通信講座やオンライン口座などでもさほどの労力を払わずとも取得できる資格。
あまりに簡単に取れる資格のため、持っていてもいなくても同等レベルなのですね。
そのためか、昭和気質の職人さんなどは、調理師資格など持っていない人がほとんど。
意気揚々と、
〇〇調理師専門学校卒業した、☓☓です!
などと自己紹介しようものなら、熟練の職人さんからは失笑をかってしまうのがオチなのです。
さらには、
資格なんかどうでもいいから、さっさとカツラ剥きができるようになれよ
と下に見られてしまいます。
調理師になったものの、出鼻をくじかれ、辞めたいと考える最初の一瞬でしょう。
想像を絶する長時間労働の調理師
飲食業界全判に言えることで、もはや周知の事実になっていますが、例にもれず調理師も’超’長時間労働です。
就職する前や専門時代から色々と話を聞き、おおよそのイメージはついているものの、実際にやってみるとそれが思いのほかこたえる。
何でもやりますよ!
なんて息巻いているのは最初の1週間だけで、そんな勢いは瞬く間に打ち砕かれます。
世の中、本当にこんな仕打ちがあるんだ
といった現実が実際に目の当たりに展開されていき、どんどん自信を喪失していくのです。
おまけに長い時間働いているからそれなりに給料が良いのか?といったらそんなことも無く、金も時間も無い、なんだかよく分からない世界に踏み込んでしまう。
更には自分より3年も4年も先に入った先輩調理師も、今だに自分と同じような雑用をやらされて、ヘトヘトになって働いているのを見ていると吐き気すらしてくる。
こんなきつい生活がまだまだ先も続いていくのか・・・
将来に対して何も変わらないんじゃないか?という絶望感もましていき、辞めたい気持ちが加速していくのです。
モラル低すぎ!本当に殴る蹴る人がいる
一般企業からみたら到底考えられないことですが、調理師の中には本当に暴力をふるう人間が存在します。
その理由は、
自分もそういった中で育ってきたから
などと理不尽な理由をふりまくのです。
そして厄介なのが、本人は良かれと思って暴力を振るっている点。
自分もそうゆう中で育ったから技術が身についた。殴られるのが嫌で全力で仕事を覚えたなどと本気で言ってくる。
これ、正直意味が全く分かりません!!
こういった人間が育ってしまう労働環境にも大きな問題があると言えます。
特に昔カタギの調理人ほど、価値観が偏屈している人が多い印象です。
こういった輩のなんと多いことか・・・。
蹴る殴るなどの仕打ちを受けると、「クールに話し合うことは無理だ」という考えに行き着いてしまいますよね。
そうなると、もはや建設的な話し合いなどできようがない訳です。
その上殴る蹴る人間に限って、なまじ出世しているため、会社からは信用され、うまく立ち振る舞っている。
こうなってくるともはやお手上げです。
あなたが選んだ会社は間違っています
調理師として失敗するパターンの多くが、専門学校の紹介で有名ホテルや、地元では名のしれた古き飲食店などに就職してしまうパターン。
有名企業であったり創業30年の老舗であったりするので、変に信用してしまうのです。
あそこなら大丈夫だろう
と安心して就職してしまうのですが、これは大間違いです!
特に調理師を含む飲食業界の場合、
- 大手企業だから必ずしも安定している
- 大手なのでブラックではない
むしろ老舗の会社の場合、会社の経営陣が昭和気質の考えを持っている人が多く、今風な感性に乏しい人で埋め尽くされています。
こんな感じで、仕事は努力や根性で身に着け、乗り切るものだと本当に考えている人が相当数存在するのですね。
これは、その時代はそういった考えが通用していたよという話。
あらゆる職種で長時間労働や人手不足が深刻な問題になっている昨今、こんな勢いまかせで経営している会社に未来があるわけはありません。
もしあなたが、調理師として上記のような会社に就職してしまっているのであれば、それは完全に選んだ会社が間違っていると言えます。
おかしい会社はすぐに辞めたほうがいい
あなたの職場はこんな状態かもしれません。
- 毎日12時間以上の勤務が普通
- 驚異的な連勤(16連勤など)がある
- 冠婚葬祭で休めない
- 限界を超えてて働くことが賞賛されている
もし上記に当てはまるようなら、一刻も早く退職したほうがいいです。
もう料理なんかしたくもないよ・・・
心底疲れ、そうお考えなら、他業種に転職するのも全然ありです。
変に「調理師免許」を持っているからと固執して、ブラックな飲食業に居続ける必要性も全くありません。
世の中には調理師の資格をもったままに、Web業界で働く人、不動産営業、事務職、こういった人も沢山います。
もし異業種へ転職するなら、飲食に関わらず年齢が若いほうが転職しやすいです。スキルも身に着けやすいです。なので、早めに行動するべきです。
ただし、いきなり会社を辞めるのではなく、まずは転職エージェントに相談してみることをオススメします。
水面下で転職活動し、転職先が決まってから退職届を出す。こうすることで、自分の収入が途切れることも防げますからね。
このようにスムーズな転職を行うためにも転職エージェントは利用すべきです。転職エージェントは企業の紹介だけでなく、書類の添削や面接対策も行ってくれるからです。
また、注意しないといけないのが、転職エージェントの中にも、ブラック企業でもいいから、とにかく紹介数を伸ばして利益を伸ばそうとしている悪質なエージェント会社もあります。
それを避けるためにもおすすめの転職エージェントを選びましたので、紹介します。
おすすめの転職エージェント
リクルートエージェント
リクルートエージェントの特徴は、なんと言っても求人数の多さ。日本一の求人数を誇ります。一般の求人サイトには掲載していない非公開求人も10万件以上あり。
様々な職種、年齢、勤務地に対応しており、転職した者の2/3は一度は登録しています。
豊富な転職支援実績データに基づく選考サポートが手厚く、履歴書作成から面接準備まで転職のプロがサポートしてくれるので、登録しておいて損はありません。
カウンセラーの対応も迅速なので、働きながら転職活動をするのにうってつけのエージェントです。
LHH転職エージェント
LHH転職エージェントで年収アップしている人多数!キャリアアップを目指す人向けの転職エージェントで、外資系、法務・経理などの管理部門、第二新卒などの転職に特に強いのが特徴です。
世界でもTOP3位に入る人材会社のアデコグループが運営しており、細かなカウンセリングによる高いマッチング精度が売り。
普通のエージェントは転職者と企業側の担当が分かれているところ、LHH転職エージェントは1人で転職者と企業側を担当しています。そのため、企業カルチャーとの相性まで見極めることが可能です。
エージェントは各専門職種に精通しているため、他のエージェントにはできなかった専門的なことまで相談できます。
doda
dodaは、転職者満足度No.1、人材紹介会社に関するポジティブな口コミ数でNo.1を獲得しており、職種ごとの多種多様な求人を保有しています。
求人数もリクルートエージェントに次いで多く、非公開求人を含めて約10万件。大手企業から中小やベンチャー企業まで幅広い求人を持っています。
履歴書、職務経歴書だけでは伝わらない人柄や志向を企業に伝え、選考通過を後押ししてくれるなど、転職成功のサポートも万全です。
転職活動に失敗したくない人や、次こそは長く働ける職場を探したいと考えている人などにおすすめです。
アデコ転職エージェント
アデコ転職エージェントは、日本で37年以上の人材事業を運営している実績があります。
人気の事務職や営業の求人に特に強く、一般事務や経理事務、総務事務や英語を活かす事務系の求人が多めです。他にも、IT系や広報・マーケティングの求人などもあります。
他の大手の転職エージェントと比較すると求人数は少なめですが、やはり求人数が少ない事務職に強いのが魅力的です。事務未経験でもOKな求人もあります。
ただし、特に事務職は人気なので、20代~30代前半ぐらいまででないと求人が見つからない可能性もあります。
何はともあれ面談してみないと分からないので、まずは相談してみましょう。平日の遅めの時間帯も面談可能です。
マイナビAGENT
マイナビAGENTは、20代からの信頼がNo.1の転職エージェントです。
熱意のある担当者によるサポートも評価が高く、中小企業や第二新卒のための独占案件の多さに定評があります。
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