飲食業はうつ病になる危険性が大。罪悪感を押し付けるお店に注意!

飲食業の転職

飲食店と言っても様々な形態がありますが、多くの飲食店で学生アルバイトが多い様に、初心者でも採用されやすく、敷居が低いイメージがあります。

それもそのはず、一人の社員と後は全員アルバイトやパートでシフトをまわすなど、長時間勤務を余儀なくされる事もしばしばあるからです。

そんな事情もあり、飲食業ではうつ病になる危険性は高いと言えます。

私が実際に飲食店での勤務でうつ病と診断された経験を元に、この記事では、

  • 飲食業がうつ病になりやすい理由
  • うつ病になる前のサイン

などについて紹介したいと思います。

私のうつ病体験談

まずは簡単に、私がうつ病になった体験談から紹介します。

度重なる叱責や過酷な労働環境から、自分を責め過ぎ、気が付くと「全ては自分ができない事が悪い」と思いこむ様になっていました。

最初におかしいと思ったのは職場で泣きだし、涙が止まらずにうずくまってしまった時でした。

ほんといきなりです。悲しい感情でもないのに突然涙が流れ落ちてきて止まらないのです。大の男が満席のお客さんの目の前で号泣している。

本来ならお客様のいる前で泣きだすことなど絶対にしてはいけないと分かっているのに、涙が止まらずそのまま病院に行く事になりました。

結果はストレスから来るうつ病。そして仕事の休養を余儀なくされました。

しかし、そんな状態にも関わらず頭の中では店の事、皆に迷惑をかけている事が離れず仕事の事を考えていたのです。今から考えると信じられません。

最終的には薬を服用してもあまり変化がない為、退職と言う結果となりました。

飲食業と言う仕事柄、上記の様なリスクは避けられないのです。仕事を失い、薬を服用し続け、数ヶ月の無給療養となりました。

 

飲食業がうつ病になりやすい理由

なぜこのように飲食業ではうつ病になりやすいのか?その理由を解説します。

長時間労働・連勤になりがち

冒頭でも紹介したように、飲食店では社員、特に店長に負担がかかりやすくなっているため、長時間労働や連勤になりがちです。

例えば最近だと、丸亀製麺を運営する株式会社トリドールホールディングスで労基問題が取り上げられていました。

人手不足が長く続いてきた飲食業界などで、勤務記録上は「休憩」だった時間も実は働いていたと、働き手側が労働基準監督署に訴える例が相次いでいる。労災認定された飲食チェーン元店長のタイムカードに1日6時間を超す休憩が記録されていたケースもあった。

(中略)

大手うどんチェーン「丸亀製麺」の店長だった男性(22)は2019年6月にうつ病を発症し、20年10月、向島労基署(東京都墨田区)に労災認定された。

引用元:丸亀製麺元店長「『休憩』も働いていた」 労基署に訴え|朝日新聞デジタル

 

労働時間とうつ病のなりやすさについても紹介します。

これは日本で行われた研究で、週の労働時間が50時間を超えるとメンタルヘルスが顕著に悪化したという結果が得られました。

他にも、イギリスの公務員を対象とした研究では、週55時間以上の労働をした人は35~40時間労働だった人に比べ、大うつ病や不安障害の発症リスクが高まると報告されています。

休日出勤や休日が潰れることもある

急にバイトが病気になって休むことになった、などの理由により、休日出勤を余儀なくされることも少なくありません。

また、飲食店では休日に研修や会議を行うこともあり、休日が潰れることもあります。

これがさらなる疲労の蓄積、うつ病の誘発へとつながるのです。

休もうにも休めない

一方で、自分が休もうと思ってもなかなか休めないのが飲食店の社員。

体の具合が悪くても、多少の熱があっても、

  • 自分のシフトをカバーしてくれる人を探す
  • 熱があっても出勤する

この2つに1つの選択肢となります。

とても代わってもらえなさそうな人手不足の状況だと熱があっても出勤し、動きが悪いと怒鳴られると言った悪循環となります。

結果的に体調の悪さでへたり込み、役立たずと呼ばれ、言い返せないため自分を責めてしまう。

決して自分が悪いわけではないと頭では分かっていても、その後も責め続ける結果となってしまい増々塞ぎこんでいってしまう。

うつ病へのストーリーを自ら作り上げていってしまっているのです。

お客様から怒鳴られることもしばしばある

どんな仕事でもお客様からお叱りをうける事はありますが、飲食業の場合はそんな場面に遭遇する事がかなり多い。

お酒が入ってしまうとコントロールが利かずに怒鳴り出すお客様は多くいます。お客様を10分待たせると、

もう30分以上待っているのに

と怒鳴られ、料理が美味しくないと「もう帰ります」と怒鳴られる。

どんなに自分に非がなくても、謝罪しなければいけない社員はかなりのストレスがたまります。

結果、スタッフ同士がいがみ合い、ののしり合い、又は上司が部下を怒鳴ると言った怒声や陰口が飛び交ってしまう。

 

お客様からのお叱りを受けた上、上司から突然とても些細な事、例えば

  • 食材や食器の置き場所が違う
  • 1つの作業が遅い

などの理由で、不意打ちで大声で怒鳴られる事が続く。

普通に言えば分かる事や、冷静に聞けば大したことではないのに、大声で言われる事でこちらも委縮してしまいます。

その結果、恐怖感を感じたり、自分が悪いと思い込んだりする結果となり、その上司を見るだけでも涙がこみ上げてくる様になってしまうのです。

上司のパワハラが横行している職場もある

最近ではパワハラも問題視され、改善されてきている感じはあります。

しかし未だに

  • 人員不足を理由に、休暇の取得を認めなかったり、休みの理由を根ほり葉ほりしつこく聞かれた。
  • ミスをしたとき、「給料泥棒」「こんなこともできないなんてバカじゃないのか」「アホが」「早くしろよ」などと罵倒されたり責められたりした。
  • 閉店後に「よし!飲みに行くぞ」と食事や飲酒の席に、強制的に付きあわされた。

といったパワハラも横行しています。

上司から必要以上に叱咤されたり、暴言を投げかけられたりすると、当然メンタル的にも疲弊します。

職場の仲間の顔色を伺ってしまう

飲食業と言えば、料理を提供するホールと作る側のキッチンに分かれますが、どちらかと言えばこのキッチン側が力を持っている事が多い。

もちろんホールがオーダーを取ってこなければ料理はできないのですが、キッチンの作り手なしにはお店は成り立ちません。

しかし、お客様のわがままを少しでもかなえてあげたいと思うホールと、お客様の顔が見えずに料理を作るキッチンでは意外なほどの温度差があります。

その為対立や不仲と言った事が起こる。

 

料理の再度作り直し依頼や、お客様のわがままを聞こうとキッチンに「~はできますか?」と聞く度にいやな顔をされ、舌打ちをされると言う事が続き、最終的にはキッチンに近づく事さえ怖くなります。

忙しい中でせわしなくやっているので、自分自身に非があって嫌な顔をしているのではない事は重々承知しているものの、何か申し訳ない事をしているのでは?と卑屈な気持ちに陥ってしまう。

変な罪悪感を感じてしまうのです。

ものすごく相手の顔色をうかがう様になっていき、次第に胃が痛くなってくる始末。

理不尽な罪悪感にさらされる

後々になって気づいた事ですが、飲食店勤務者が鬱病になりやすい最大の原因は、常に理不尽な罪悪感にさらされているからだと感じます。

今では会社から罪悪感をいいようになすりつけられていたと思います。

社長
社長

君の教育の仕方が悪いからアルバイトが育たない
君の提案が悪いからリピーターが増えない

口では直接言われなくとも婉曲的にミーティングや会議の場で、上司やオーナーに発言されると、

お店の売上が悪いのは自分の責任
会社が成長しないのは自分が悪い

という感じで罪悪感を抱きやすい。真面目な人ほどこういった感覚に陥ってしまうのかもしれません。

こんな感情に四六時中さらされていたら精神に支障をきたし鬱病になってしまうのは言うまでもないです。

 

今から思えば、上司や社長はお店や会社の売上が不振になっている後ろめたさに耐え切れず、その責任を私に投げ捨てていたのだと認識しています。

売上の波の激しい飲食業界ではこういった事は日常茶飯事なのでしょう。

社長
社長

売上が悪いのはお前の責任だ

こんな事を言われても、

いや、私にはそんな力はありませんよ

こう言い返せるぐらいの器量があったらうつ病になんかならなかったのかもしれません。

 

これが現れたら危険?うつ病のサイン

次のような症状が現れるとうつ病のサインです。

・食欲がない
・性欲がない
・眠れない、過度に寝てしまう
・体がだるい、疲れやすい
・頭痛や肩こり
・動悸
・胃の不快感、便秘や下痢
・めまい
・口が渇く

引用元:うつ病 こころの病気を知る|厚生労働省

上記の症状が出ているかどうかよくわからない場合は、以下の簡易的なうつ病診断テストを受けてみるといいでしょう。

うつ病だと気づきにくい「非定形うつ病」もある

通常のうつ病は数週間から月単位で気分が落ち込むものです。

一方「非定形うつ病」は気分の変動が激しく、同じように落ち込みはあるものの、うれしいことや楽しいことが身の回りで起こると一転して気分がよくなる点が異なります。

20~30代の女性に多いのが特徴です。

また、「非定型うつ病」を発症する前に見られる特徴的な性格は以下のとおりです。

・いわゆる「よい子」「手のかからない子」
・責任感が強い
・自己主張、要求ができない
・甘えられない、甘えない
・他人に助けを求めない
・弱みを見せない
・プライドが高い
・やさしい

引用元:20~30代女性に増加している「非定型うつ病」って何?|医療法人 和楽会

 

「私、非定型うつ病かも?」と思ったら、以下のチェックシートで確認してみましょう。

 

うつ病かも?と思ったら

まずはゆっくり休む

ここまでの内容を読んで「うつ病かな?」と思ったら、まずはしっかりと休みましょう。

そして、できるだけ早めに病院に行って診断を受けましょう。

症状がひどい場合は休職や退職するのも一つの手です。なかなか会社が了承してくれないなら、うつ病の診断書を持っていくといいでしょう。

もし自分から退職を言い出しづらいなら、退職代行を利用するという方法もあります。おすすめの退職代行サービスを見たい方は以下をクリックしてみて下さい。

実は、退職代行サービスにもいくつか種類があります。主なものは以下の3つ。

運営組織費用退職の
確実性
残業代や退職金
の請求
有休消化や退職日
の交渉
一般企業2~3万円
程度

やってもらえない

交渉はしてもらえるが
会社が対応するか
分からない
労働組合2.5~4万円
程度

交渉はしてもらえるが
支払ってもらえない
可能性もある

団体交渉権が使えるので
会社に対応してもらえる
可能性が高い
弁護士
事務所
5万円~
最悪裁判になったと
しても請求可能
(別料金)

当然可能

上記のように、確実に退職するには労働組合が運営している退職代行を利用すべきで、中でも退職代行ガーディアンが一番のおすすめです。

運営組織東京労働経済組合
料金29,800円(税込)
※正社員・アルバイト・パート一律
※追加料金は一切なし
過去の実績これまで100%退職成功
対応開始即日対応
対応エリア全国
相談受付24時間・365日
相談手段LINE・電話
支払い方法クレジットカード・銀行振込

東京都の行政機関である東京都労働委員会が認証している労働組合が運営しているので、安心して利用できます。

また、労働組合法に則って会社との交渉もやってくれ、会社との連絡はすべておまかせできます。

相談は無料ですし、苦しみから早く開放されるためにも、今すぐ相談してみましょう。

元気になったら転職活動する

ある程度元気になってきたら、もしくは今ならまだ転職するだけの元気があるのであれば転職活動しましょう。

収入が途切れるのを防ぐためにも、できる限り今の会社で働きながら転職活動をやり、転職先が決まったら転職するというやり方のほうがおすすめではあります。

しかし、「もう限界」という状況の中で働き続けてうつ病が悪化してしまうと本末転倒です。

何よりもあなたの命のほうが大事なので、無理するのだけはやめましょう。

 

そして、次の転職では同じような失敗を繰り返さないためにも、働きやすい労働環境の会社に転職すべきです。

自分で企業を調べるのもありですが、転職エージェントを活用すれば効率的に情報収集ができます。

転職エージェントは企業の内情に詳しいですし、転職エージェントは紹介した人材がすぐに退職してしまうと報酬を減額されたり、ペナルティを課されたりなどの不利益を受けます。

なので、できる限り求職者の希望に沿う求人を紹介しようとするんですね。

 

ただし注意しないといけないのが、転職エージェントの中にも、ブラック企業でもいいから、とにかく紹介数を伸ばして利益を伸ばそうとしている悪質なエージェント会社もあります。

それを避けるためにもおすすめの転職エージェントを選びましたので、最後に紹介します。

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