転職を少しでも考えたことがある自衛官や公務員なら、誰しもが悩む「転職のタイミング」
最近は転職についてインターネットで調べても、転職サイトに誘導する記事ばかりで参考になるものがありません。
この記事は、転職するおすすめのタイミングと、私が実際に転職したタイミングと理由をまとめたものです。
この記事を読んでいただくと、転職するタイミングを考える上でのヒントを得ることができます。
自衛官や公務員が転職するおすすめのタイミング

いきなり結論になりますが、転職するおすすめのタイミングは次の3つです。
- 仕事の現状に不満があるとき
- 大きなライフイベントがあるとき
- 今の待遇より良い条件があるとき
突き詰めると、この3つしかないのです。
仕事の現状に不満があるとき
転職するタイミングで最もわかりやすいのが、仕事の現状に不満があるときです。
仕事における現状の不満はいろいろありますが、以下の5つに集約されます。
- 年収が低い
- 残業が多い
- 職場環境が悪い
- 人間関係が悪い
- ハラスメントが多い
以上のような不満が大きく、自分でコントロールできないのであれば、転職したほうがいいでしょう。
不満を感じながら働いても成果は上がりませんし、ストレスが溜まるだけです。
大きなライフイベントがあるとき
大きなライフイベントがあるときも転職を考えるタイミングになります。
具体的には次のようなライフイベントです。
- 結婚
- 引っ越し
- 出産や育児
- 子どもの進路
- 大切な人の死別
大きなライフイベントは自分の価値観を大きく変えます。
価値観が変化すると、理想の働き方も変わってきます。
今の待遇より良い条件があるとき
当たり前ですが、今の待遇より良い条件があるときは、転職するおすすめのタイミングです。
ただ、今の待遇より良い条件で転職するには、転職のアンテナを張っておかなければなりません。
転職のアンテナを張る代表的な方法は次のとおりです。
- 転職サイトを定期的にチェックする
- スカウトサービスに登録する
特にスカウトサービスに登録していれば、待っているだけで今より良い条件のスカウトを受けることができます。
おすすめの転職サイトやスカウトサービスについては以下の記事を参考にしてみてください。
以上が転職をおすすめする3つのタイミングでした。
次に私が実際に転職したタイミングについて紹介します。
実際に転職したタイミング

私が実際に転職した時期は以下のとおりです。
- ~34歳幹部自衛官【年収700万円】【お世話になった転職サイト】
市役所の社会人採用試験に合格して市役所へ転職
- 34~36歳市役所職員【年収550万円】【お世話になった転職サイト】
リクルートエージェントの紹介で外資系企業(航空業界)へ転職
- 36歳~外資系企業【年収1,000万円】【お世話になった転職サイト】
ビズリーチのヘッドハンターからスカウト数件
20代後半から自衛隊からの転職を考えるようになり、30代前半で市役所へ転職しました。
そして、市役所で1年半ほど勤務した後に外資系企業に転職しています。
ここからは、それぞれの転職のタイミングと背景について紹介します。
仕事の現状に不満があるときの転職
自衛隊から市役所への転職は、「仕事の現状に不満があるとき」の転職に当てはまります。
当時の私の仕事の現状への不満は以下のとおりです。
- 残業が多い
- 職場環境が悪い
- ハラスメントが多い
残業は月に200時間ほどで、家族が寝ている姿しか見ることができない日々が続きました。
さらに働く環境は悪く、朝礼や掃除などに多くの時間と労力をかける職場でした。
そして、最も不満が大きかったのは上司や先輩のパワハラです。
これら3つの不満が重なり、自衛隊から転職しました。
大きなライフイベントがあるときの転職
市役所から外資系企業への転職が「大きなライフイベントがあるとき」の転職になります。
このときのライフイベントは「子どもの進路」でした。
ちょうど子どもが小学校に入学するタイミングで、子どもにより多くの選択肢を与えるには都市部で暮らしたほうが良いと考えるようになったからです。
この価値観の変化により、田舎の市役所から都市部の外資系企業に転職しました。
今の待遇より良い条件があるときの転職
これは現在の私の転職活動が当てはまります。
現在、勤めている外資系企業では一定の評価を得ており、特別な分野でのスキルと経験を積んでいます。
このスキルや経験を武器に、スカウトサービスに登録したところ、今の待遇より良い条件を提示してくれるスカウトを受けるようになりました。
納得のいく条件なら再び転職をするつもりです。
最後に|転職には注意も必要

以上が転職するおすすめのタイミングと、私が実際に転職したタイミングと理由をまとめた内容です。
転職のタイミングはいろいろあると思いますが、大きく以下の3つに集約されます。
- 仕事の現状に不満があるとき
- 大きなライフイベントがあるとき
- 今の待遇より良い条件があるとき
この3つのうち、いずれかに当てはまる人は転職を考えるいいタイミングです。
ただし、注意してほしいのは「周りに流されて転職してはいけない」ということです。
友人や同僚が転職しているから、知り合いが会社を立ち上げるときに誘われたから、などを理由に転職すると不幸になる可能性があります。なぜなら、転職に失敗したときに他人のせいにしてしまうことができるからです。
人間は「自分で決めた」と思えるほうが失敗したとしても納得がいくものですし、転職で失敗しないように頑張れるものです。
だからこそ、転職サイトから情報を得たり、転職エージェントに相談してみたりして、今後の自分のキャリアプランを明確にすることが重要です。
最近は転職が一般的になり、転職しやすい環境になっています。
待遇や人間関係に不満がなく、プライベートと両立できる仕事を選んで、素敵な人生を歩みましょう。

転職先が決まっていない方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
- 初めてでも安心 ⇒ リクルートエージェント
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