新卒でやっと勝ち取った内定。そのせいもあってか、
「石の上にも3年。会社は我慢の連続」というように、社会人になれば辛いのは当たり前だと認知して、アナタは必死に仕事に励んでいることでしょう。
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報連相の徹底で、風通しの良い人間関係を築く!
こんな感じで、会社から言われたことを真面目にせっせとこなし、毎日を過ごしているかもしれませんね。
しかしふと、今の会社に疑問を感じる瞬間がある。
いかんせん休みが少ない・・・。
きつい・・。辞めたいなあ・・・。
ズバリ言います!
休みが少ないから会社を辞めたいと考える事は、全く甘えではありません!むしろ、そのまま働き続けることにはリスクがあります!
少しでも辞めたいと思っているのなら、いきなり会社を辞めずに、まずは転職エージェントに相談してみましょう。無料で利用できますし、転職するか決めて無くても利用可能です。
そして、理想の転職先から内定をもらえたときに今の会社を退職すれば、リスクなく転職できます。
休みが少ない会社の特徴5つ
まずはどんな会社が休みが少ない傾向にあるのか。次の転職で同じ過ちを繰り返さないためにも、その特徴を5つ紹介します。
会社の規模が小さい
厚生労働省が出しているデータによると、従業員数が少ないほど年間の休日数は少なくなっています。
規模が小さいとどうしても1人当たりの付加価値額が少なく、労働時間を増やしてカバーするしかないためです。
会社に売上構築を効率的にする仕組みがない(アナログ)
とはいえ、いくら従業員数が少なくても、業務を効率化できる仕組みがあれば労働時間は少なくできます。
そもそも、利益構造の根幹をなす仕組みを作ることは、会社の中枢にいる人間しかできません。社長しかり、専務や常務・部長達が意見を取りまとめて作っていくしかない。
にも関わらず、こういった幹部がまるで仕事をしていないのです。
正確に言えば仕事をしていないのではなく、考え方や知識が古臭く時代についていっていないのが原因です。
- ミーティングは全員対面参加(Zoomを使えない)
- ネットを使った集客ができない(そもそもWEBの知識がない)
- 始業の1時間前には出社するなど根拠の無いしきたりが存在する
- 努力は裏切らないなどとよく分からず言っている
こんな感じで無駄にアナログなために、拘束時間がどんどんどんどん長くなってしまうのです。結果、休日も少なくなっていく。
経営陣が古いアナログな仕組みの上にのっかている理由は、自分らも慣れ親しんだ手法のため楽だからです。
また、なまじ過去にそれで結果がでていた経緯もあるので、アナログな手法を辞めようともしない。
自分自身が過去に「時間」と「体力」を切り売りして出世してきたために、何か問題に直面した際にも解決策が時間と体力しかないのです。
斬新な仕組みや創意工夫のあるアイデアで利益を捻出するという努力を怠ってきた証拠。薄利多売なため数勝負で、時間を切り売りしなければいけない場合もあります。
この仕組みを一個人のチカラでくつがえすのは簡単ではありません。
常に人手不足
そして効率的な仕組みができてないが故に人が辞めやすく、採用はやりづらくなっていきます。結果的に慢性的な人材不足に陥ります。
そもそもこういう会社には魅力がない。社長が言うことも
ウチの魅力はお客様に感動を与える事だ!
などと抽象的なことばかり言っている。
自社の魅力を「夢」だの「感動」だの言っている会社は要注意です。
客観的に考えてみてください。
応募者が最初にみるのは業務内容ももちろんありますが、給料や福利厚生などの福利厚生も重要です。
にも関わらず、そんな福利厚生や待遇の悪い会社に限って、
営業は人間力だ!
などといって具体案の指示がまるで無かったり、
ダイレクトコミュニケーションが社員間の信頼関係を築く
などと公言し、貴重な休日もミーティングに参加させたりしている。
結果休みが少ない。最悪、取れないなどの状態になっているのですね。
もはや「休日は怠惰」なんていう考えが社内に蔓延していることもあります。
経営陣の理念はそう簡単にくつがえす事は難しいので、休日が少ないまま疲弊していくことが目に見える訳です。
あなたは休みが少ないから辞めたいのはもちろん、それが将来にわたって改善される見込みが無いことに悲観してるんじゃありませんか?
その感覚は間違っていません。
特定の人に仕事が集中している
人が足りないから1人ひとりがこなす業務量は多くなりますが、特に仕事ができる人に仕事が集中します。
仕組みができていない会社では仕事の分担が十分にできていないため、何か困ったことがあるとできる人が頼られ、業務が集中してしまうのです。
そして、仕事ができる人に限って断るのが苦手で、都合のいいように会社に使われていることも。
もしあなたがそうなら、そろそろ目を覚ますときです。
法令遵守の意識が低い
休みが少ない会社では労働時間が法律に違反していることもあります。違法かどうかの基準は休みがない会社は違法?そのまま働き続けるリスクも紹介します。の記事で紹介してますが、社長がもはや
休日をまともにやってたら会社が潰れる
競合も社員に休日なんて与えてない
などと開き直っている場合もあります。
こういう会社はえてして労働時間の管理以外でも法令遵守の意識が低いことが多い。
- 実際の商品よりもいいものだと思わせる(誇大広告)
- 表示している原料とは違う、安いものを使用している
- 赤字を黒字に偽っている(粉飾決算)
なんてことをやっている場合も少なくありません。
そんな会社はいつかは法律違反がバレるものです。
休みがない会社で働くことの危険性
休みが少ない会社で我慢して働いていると報われるばかりか、様々なリスクがあります。
ここでは代表的なものとして、以下の2つを紹介します。
- 長時間労働すると病気になるリスクが上がる
- その会社だけでしか通用しないスキルばかりになる
長時間労働すると病気になるリスクが上がる
様々な研究から、長時間労働は健康に害をなすことが分かってきました。
例えば、冠動脈疾患や脳卒中の発症率が上がります。
同じ血管系の病気である心筋梗塞のリスクも高まります。
さらには、うつ病になる可能性も上がります。
これは日本で行われた研究で、週の労働時間が50時間を超えるとメンタルヘルスが顕著に悪化したという結果が得られました。
他にも、イギリスの公務員を対象とした研究では、週55時間以上の労働をした人は35~40時間労働だった人に比べ、大うつ病や不安障害の発症リスクが高まると報告されています。
その会社だけでしか通用しないスキルばかりになる
一昔前は終身雇用が当たり前であったため、会社でキャリアを身につけるという発想自体がありませんでした。その会社に一生を捧げるのだから、今いる会社の事に精通していればよかった訳です。
しかし、現在は転職するのが当たり前の時代です。
むしろ転職者、売り手市場の時代で34歳以下であれば、転職するごとに待遇が良くなっていくという見方をしている人もいるぐらい。
アメリカでは転職してない人はダメな奴とみられるほどです。
そんな中で、アナログな会社で「その会社でしか通用しないスキル」を学んでいってしまったら、それは単なる時間の浪費にもつながりかねない。
実際問題として、あなたの会社内でしか通用しないスキルをいくら学んだところで、汎用的で本質的なスキルを磨かない限りゆくゆく困るのは自分自身なのです。
仮に、30代の中盤で首尾よく転職に成功したとしても、その時窮屈な思いをするのは自分です。
これまでこういった感じでやっていたんですけど・・・
などと困惑することになりますし、結局新しくスキルを学び直すことになります。
なので、今の自分の環境を客観的に見つめなおす事は大切です。
休みが少ない会社なんていう低次元の仕組みの組織に在籍していては、目の前の作業に埋没し疲れきってしまうだけで、斬新な考えや創造性は育たないと断言できるでしょう。
スキルアップや資格の勉強の時間も確保できません。
あなたの「休みが少ないから辞めたい」という思いはある意味で前向きで発展的な感情なのです。
「休みが少ない」は退職理由の上位にランクインしている
とはいえ、なかなか会社を辞める決心ができず、まだ思いとどまっているかもしれません。やはり会社を辞めるのは怖いですからね。
しかし、休日が少なくて会社をやめている人は多くいます。悩んでいるのはあなただけではありません。
以下は厚生労働省が出している性別・年齢別の退職理由のデータです。
30代の男性や20代の女性などの退職理由の1位が「労働時間や休日等の条件が悪かった」となっています。休日が少ないことを理由に転職しても何の問題もありません。
もしまだ入社して間もないから転職を思いとどまっているのなら、以下の記事を読んでみて下さい。
最後に|今すぐ逃げ出すべし!
休日が少ない会社を脱出する方法は、言わずもがな転職です。
ポイントを2つお伝えします。
転職エージェントを利用すること。そして今すぐに登録することです。
なぜなら休日が少ない会社で働いていると、疲労度が増します。いざやっとのことたどり着いた休日で、いよいよ何かをやるかと思っても、なかなか重い腰が上がらない。
そのため休日の少ない会社から抜け出す第一歩は、少ない隙間時間を使って求人をチェックすることからです。
転職エージェントに登録すると、あなたの経験に応じた求人を送ってもらえます。
それに、転職エージェントが紹介してくれる企業はまともに休みを取れる可能性が高いのです。
なぜなら、転職エージェントは紹介した人材がすぐに退職してしまうと報酬を減額されたり、ペナルティを課されたりなどの不利益を受けるからです。
わざわざ報酬を減額される可能性のあるブラック企業を紹介しようとはしないのです。
加えて、転職エージェントは転職のサポート全般を行ってくれるので、気に入った案件があった場合には、
- 効果的な職務経歴書の書き方
- 選考の突破率をあげる面接対策
- 志望動機と退職理由の述べ方
などの細かいフォローも行ってくれます。
転職エージェントの利用は無料なので、とりあえず相談だけしてみるという使い方でもありでしょう。
おすすめの転職エージェントも選んでおいたので、最後に紹介します。
おすすめの転職エージェント
リクルートエージェント
リクルートエージェントの特徴は、なんと言っても求人数の多さ。日本一の求人数を誇ります。一般の求人サイトには掲載していない非公開求人も10万件以上あり。
様々な職種、年齢、勤務地に対応しており、転職した者の2/3は一度は登録しています。
豊富な転職支援実績データに基づく選考サポートが手厚く、履歴書作成から面接準備まで転職のプロがサポートしてくれるので、登録しておいて損はありません。
カウンセラーの対応も迅速なので、働きながら転職活動をするのにうってつけのエージェントです。
LHH転職エージェント
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世界でもTOP3位に入る人材会社のアデコグループが運営しており、細かなカウンセリングによる高いマッチング精度が売り。
普通のエージェントは転職者と企業側の担当が分かれているところ、LHH転職エージェントは1人で転職者と企業側を担当しています。そのため、企業カルチャーとの相性まで見極めることが可能です。
エージェントは各専門職種に精通しているため、他のエージェントにはできなかった専門的なことまで相談できます。
doda
dodaは、転職者満足度No.1、人材紹介会社に関するポジティブな口コミ数でNo.1を獲得しており、職種ごとの多種多様な求人を保有しています。
求人数もリクルートエージェントに次いで多く、非公開求人を含めて約10万件。大手企業から中小やベンチャー企業まで幅広い求人を持っています。
履歴書、職務経歴書だけでは伝わらない人柄や志向を企業に伝え、選考通過を後押ししてくれるなど、転職成功のサポートも万全です。
転職活動に失敗したくない人や、次こそは長く働ける職場を探したいと考えている人などにおすすめです。
アデコ転職エージェント
アデコ転職エージェントは、日本で37年以上の人材事業を運営している実績があります。
人気の事務職や営業の求人に特に強く、一般事務や経理事務、総務事務や英語を活かす事務系の求人が多めです。他にも、IT系や広報・マーケティングの求人などもあります。
他の大手の転職エージェントと比較すると求人数は少なめですが、やはり求人数が少ない事務職に強いのが魅力的です。事務未経験でもOKな求人もあります。
ただし、特に事務職は人気なので、20代~30代前半ぐらいまででないと求人が見つからない可能性もあります。
何はともあれ面談してみないと分からないので、まずは相談してみましょう。平日の遅めの時間帯も面談可能です。
マイナビAGENT
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