Progateは初めてプログラミングを学習するには最もいいサービスですが、「終わったら何をすれば?」と悩みますよね。
- HTML/CSSコースは終わったけど実際に使える気はしない
- Rubyのコースは終わったけど、次は何を学べばいいの?
- Progateは何周もしたほうがいいの?
- 仕事を取るためにはどんなステップを踏めばいいの?
など、「Progateの次」で何をするべきか…と考える人は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、Progateは何周もする必要はなく、さっさと実践に近い開発を経験すべきです。
その具体的な内容として、
- Progateが終わったら次にするべき3ステップ
- 仕事を取る(or 転職する)までの学習ステップ
を、現役エンジニアであり未経験エンジニアの指導をすることも多い僕が解説します。
Progateが終わったら次にするべき3ステップ
結論からお話すると、Progateが終わったら次にするべきことは以下の3ステップです。
- STEP 1:開発環境を作る
- STEP 2:自分で手を動かして簡単なサイトやアプリを作る
- STEP 3:オリジナルのサイトやアプリ作りに挑戦する
STEP 1:開発環境を作る
Progateでは、コードを編集する「エディタ」やHTML/CSSを表示する「実行環境」を自動で用意しています。
しかし、いざ自分の手元でプログラムが書ける開発環境を作ろうとすると「どうすればいいの?」と戸惑う人が多いはずです。
そこで、言語ごとの開発環境の構築のやり方が書かれたサイトや動画をまとめました。
なお、独学でエンジニア転職を目指す人に向けて10週間のロードマップを以下の記事にまとめています。
上記のロードマップで言うと、今は10週間分の3週間目の内容が終えたところですね。
ここからの内容をざっと挙げておくと、
- バックエンド(PHP, Ruby)の学習を始める
- Webの基礎知識(Cookie, Sessionなど)を知る
- 上記の知識を使えるようになる
- オリジナルのアプリケーションを作ってみる
といった内容になります。
↓フロントエンドエンジニアを目指すなら、少しボリュームは減ります(転職難易度は上がりますが)。
» 未経験からフロントエンドエンジニアへ!転職を目指すロードマップを解説!
STEP 2:自分で手を動かして簡単なサイトやアプリを作る
Progateを終えたばかりだと、「プログラミングの文法はなんとなくわかるけど、どうやって開発していくのかが分からない!」という状況かと思います。
この問題を解決するためには、自分で簡単なサイトやアプリを作る経験が一番有効です。
サイトとアプリ、それぞれの具体的な作り方について説明します。
既存のWebサイトを写経する
ProgateのHTML/CSSコースを学んだとしても、いきなりゼロからサイトを制作するのは難しいと思います。
そこでおすすめなのが、実際に公開されているWebサイトの写経です。
例えば、この架空の建設会社のサイトは写経に最適です。
写経をする際のポイントは以下の2つです。
- HTMLと同時にCSSも書いていく
- CSSの意味などを調べて理解しながら進める
写経の詳しいやり方は以下の記事で詳しく解説しているので、合わせてご覧ください!
Todoアプリを作ってみる
現役のプログラマも新しい言語を学ぶときに、まず最初にTodoアプリを作るという人は多いほど、学習に向いています。
言語別のTodoアプリの作り方は以下のリンク先を参考にしてみて下さい。
また、より詳しくは以下の記事にまとめているので、合わせて読んでみて下さい。
» 初めてTodoアプリを作成する際に意識したい本気のスキルアップ学習手順
STEP 3:オリジナルのサイトやアプリ作りに挑戦する
既存のサイトやアプリを真似て作ることになれてきたら、あなたオリジナルのサイトやアプリを作ってみましょう。
転職するにせよ、フリーランスで活躍するにせよ、あなたのスキルを証明する「ポートフォリオ」は必要となります。そのときにオリジナルで作ったものがあると高評価となりやすいからです。
サイトを作るのであれば、
- サイトの構成(ワイヤーフレーム)の作成
- サイトの機能面の設計
- デザイン制作
- コーディング・機能の実装
- リリース
という手順が必要になります。もちろん、Webデザインのスキルも必要になります。
Webデザインの基礎はYouTubeで学習できますし、必要であればWebデザインを学べるスクールに行ってみてもいいでしょう。
Web食いオンラインは、現役フリーランスの添削をガッツリ受けられる高コスパのプログラミングスクールです。
他のスクールと違い、プログラミング・デザイン・マーケティングを全て学ぶことができます。
加えてチャットで質問し放題にも関わらず、料金は入学金59,800円+月額10,800円(どちらも税込)と格安です。
学習期間の定めがなく、稼げるスキルが身につけばいつでも退会可能です(目安は3ヶ月ぐらい)。
ただし受講できる人数に限りがあり、毎回満員になっているので、早目に申し込むことをおすすめします。
なお、オリジナルアプリの作り方は以下の記事にまとめています。
» 【5ステップ】初めてのオリジナルアプリの作り方!アイデアの出し方も公開
他にも、今の仕事を効率化させる簡単なプログラムを作ってみるのもおすすめです。例えば、不要なGmailを自動で削除してくれるコードなどです。
他の方が記事にまとめているので、興味があれば読んでみて下さい。
» Gmailの不要なメールを自動で削除する3つの方法
(補足)転職するならGitは使えるようになっておいた方がいい
これは余談ですが、実際の開発現場では複数人で行うことがほとんどです。
そして、複数人での開発を行うために利用されているのがGitなどのバージョン管理ツールと呼ばれるものです。
また、Gitを使えば以前のバージョンのソースコードに簡単に戻れるため、オリジナルのサイトやアプリ開発でも重宝します。
Gitはもはや開発現場では必須のツールとなっているので、転職前であっても以下の動画などで学習しておくといいでしょう。
独学だと厳しそうだと思った方へ【安いスクールを利用しよう】
ここまでの内容を読んで、
- 独学だと難しそう
- 途中で挫折しそう…
と思った方もいるかと思います。
そういう方には安めのプログラミングスクールの利用がおすすめです。
なかでも一番おすすめなのは侍テラコヤ。
侍テラコヤは、サブスクリプション型のプログラミング学習サービスです。
- 質問し放題、回答率100%のQ&A掲示板が利用できる(しかも平均30分で回答が来る!)
- 月に1回、現役エンジニアのレッスンが受けられる
- プログラミングやWebアプリ開発、機械学習などの50種類以上の教材が学習し放題
といったサービスが受けられます。
これだけの内容にも関わらず、料金も入学金は無料、月額料金も無料のフリープランがあります(ただし、フリープランだと一部の教材やQ&A、現役エンジニアのレッスンは利用不可)。
すべての教材が利用できる有料プランでも月額2,980円(税込)~という格安で利用できます。
この料金にも関わらず、未経験からエンジニアに転職・就職するための面接対策や職務経歴書の作成サポートも付いています。
いつでも退会可能で1ヶ月だけの利用もOK!(有料プランの場合は、途中解約で解約手数料が発生する場合あり)
まずは無料で始められるので、とりあえず登録してみましょう。
他にも、安いプログラミングスクールは以下の記事で紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。
もし、本気で転職を考えるならプログラミングスクールのサポートは確実に役に立ちます。
必ず通う必要があるとは思いませんが、選択肢の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。
以下の記事でも解説してるけどプログラミングの挫折率は本当に高い…
まとめ|Progateが終わったら「使える技術」を身に着けていこう
ここまでの記事のポイントをまとめます。
- Progateが終わったら実際にサイトやアプリを作っていこう
- そのためにも、まずは開発環境の構築が必要
- オリジナルのサイト制作やアプリ開発で挫折しそうならスクールを利用しよう
Progateはプログラミングに慣れるにはいいですが、「使える技術」にするためにはさらなる学習が必要になります。
「これ以上難易度が高いのは大変だな…」と思われる方は、侍テラコヤのような安めのプログラミングスクールの利用がおすすめです。
プログラミングは学習は大変ですが、身に付けると働き方の自由度が上がり、スキル次第で年収アップも見込めます。
年齢が上がるにつれて転職しづらくなるので、学習をスピードアップさせるためにも多少の投資はすべきでしょう。