
航空業界の外資系企業で働く元自衛官・公務員のわびです。詳しい自己紹介はこちら!
この記事を読んでいる方は、自衛隊からの再就職を検討されているのではないでしょうか?
結論からいうと自衛隊からの再就職は早ければ早いほど良いのですが、30代半ばを過ぎてしまうとかなり厳しいのが現状です。
一般的に転職市場では実際に転職成功する人の平均年齢が31〜32歳となっており、30代前半までが転職成功しやすい年齢。
年々少しずつ転職する人の平均年齢は上がってきているとはいえ、35歳以降になってくると転職市場ではかなりニーズが少なくなる他、選べる仕事が減ってきます。

ちなみに私はギリギリ30代半ばで民間企業への転職に成功しました。
この記事では実際に元自衛官で民間企業に転職した私が、自衛隊からの再就職がどれほど厳しいのかや、転職で失敗してしまう人たちの特徴に関して紹介しています。
自衛隊からの再就職で失敗しないためにも、是非とも最後まで読んでみてください。
自衛隊からの再就職で失敗してしまう人の主な3つの特徴

再就職で失敗する人の特徴は以下のとおりです。
- 自己分析ができていない
- 転職先の企業のリサーチが不十分
- 転職先が決まる前に自衛隊を辞めてしまう
自衛隊からの再就職で失敗してしまう人たちの最大の共通点は、転職情報に関してのリサーチ不足が挙げられます。
これだけ情報化社会といわれている現代において、いまだに自衛官の転職活動が難航を極めているのは情報格差にあると断言できます。
希望通りの再就職を目指すのであれば、しっかりとした転職の準備と徹底的なリサーチが必要不可欠であり、そこを怠ると多くの場合が再就職で失敗することになります。
自己分析ができていない
自衛隊からの再就職を成功させるには、改めてしっかりとした自己分析を行う必要性があります。
しっかりとキャリアプランを組み立て、今後どのように働き、どのような人生にしていくのかを、改めて考えてみましょう。
その最初のステップとして、人生の羅針盤となる指標を書き出すのがおすすめです。
書き出す際には難しく考えず、とにかくいらないメモ帳や紙などに書き出して、明確にすることが大切です。
転職先の企業のリサーチが不十分
自己分析がしっかりできていたとしても、転職先の企業についての情報が不足しているとミスマッチが起きます。
OpenWorkなどの企業の口コミサイトで情報を集めるのはもちろんのこと、転職エージェントからより詳しい情報を仕入れたほうが転職成功率は上がります。
口コミサイトの書き込みの多くはその会社を退職した人が書いているので、主観的なものや悪口のようなものが書かれており、信用できないものも含まれているからです。
また、転職エージェントでは担当者があなた自身の市場価値を無料で査定してくれるので、希望の職業や職種を伝えるだけで今現在どのくらいの会社に転職できるか把握できます。
ただでさえ普段の業務で忙しい自衛隊ですから、暇な時間を活用して気になる転職エージェントに登録し、代わりに情報収集を行ってもらいましょう。
転職先が決まる前に自衛隊を辞めてしまう
転職活動にはだいたい3ヶ月ぐらいはかかります。
自衛隊を辞めた後に転職活動をしようとすると、転職できるまではお金が入らず焦って入社先の企業を決めてしまうこともあります。それがブラック企業だったなんて日には悔やんでも悔やみきれません。
これまで紹介したような自己分析や情報収集を行うのにも時間がかかります。最低でも3ヶ月、できれば6ヶ月ぐらいは転職できるまでにかかると見ておいたほうが無難です。
それだけの貯金があれば先に辞めてしまうのも手ですが、民間企業は働いていない期間(=空白期間)を嫌います。選考でも不利になります。
なので、できるだけ自衛隊に在籍したままで、転職エージェントの力を借りながら転職活動を進めていくことをおすすめします。
自衛隊から再就職する際に気をつけておきたい3つのこと【仕事の選び方】

以下の3つがポイントです。
- 職業・職種でミスマッチを起こさないようにする
- 自身の性格や考えと会社の方針が合っているか
- 待遇や勤務条件など自身にあった労働条件であるか
再就職する際にもっとも大事になってくるのは、自身と企業(もしくは業務内容など)とののミスマッチが起きないようにすること。
運よく希望していた職業に転職できたとしても、勤めている企業の方針と自身の性格が合わなかった、となっては意味がありません。
再就職して気持ちよく仕事を行うためにも、自身を知り、適した企業へ転職する必要があります。
職業・職種でミスマッチを起こさないようにする
職業・職種選びはあなたの貰える年収に大きく影響します。
分かりやすく比較すると、飲食業界に再就職した人とIT業界に再就職したと人では、貰える年収額が約150万円ほど違ってきます。
ただし、単純に職業別の平均年収を比較しても意味はありません。なぜなら、転職ではこれまでどういうことをやってきて、入社した後にどういうことができるのか?のほうが重要だからです。
中途入社の社員に期待されることは即戦力、すなわち会社の売上に貢献できることです。しかも入社してからできるだけ早く。
あなたが20代前半なら、今後の成長も見据えた上で経験不足でも採用されることがありますが、30歳を超えてくるとこれまでの経験のほうが重要になってきます。
とはいえ自分1人だと、これまでの経歴がどういう業界、どういう職種に活かせるのかは判断できないと思います。なので、まずは転職エージェントに相談してみたほうがいいのです。1人で悩んでいるぐらいならば。
自身の性格や考えと会社の方針が合っているか
自衛隊でも部隊の雰囲気などは、その部隊を統率する隊長によって変わってくるもの。
隊員として働いていると一度は誰もが

この隊長のやり方は好きじゃないなぁ…
と感じたことがあるのではないでしょうか?
民間企業でも同じことが言えます。
会社には社長が定めた方針あり、方針に沿って社員は業務を行わなければなりません。
会社のやり方とあなたの性格や考え方があっているかも、再就職する際には必ず確かめる必要性があります。
待遇や勤務条件など自身にあった労働条件であるか
一般企業では会社によって待遇が異なるため、必ず細かい業務内容や社員に対する待遇を確認することが大切です。
会社によっては、職種によっても給料が違うことがあります。同じような業務をやっていたとしてもです。
自衛隊の中にも様々な職種があるように、会社にもそれぞれ部署によって役割分担が行われています。
業務内容の詳細や勤務地、自分が就く予定の職種と他の職種の年収の違いなど、細かいところまで必ず転職エージェントに確認するようにしてください。
最後に|再就職は計画的に!

結論をまとめると、自衛隊を辞めて民間企業へ再就職する際にはしっかりと準備を行い、計画を練ってから行動に移すことが大切です。
私たちは人生の時間の大半を仕事に費やしており、仕事が楽しくないと人生も楽しくありません。
自衛隊から民間企業へ再就職する際には、ポイントを抑えて計画的に実行しましょう。
- 自身のこれからについて深く考える(自己分析をする)
- まとまった貯金を作る(1年間は無職でも暮らしていけるくらい)
- 転職エージェントを活用して情報収集を行う
中でも転職エージェントを活用することは非常に重要です。その重要性はこれまで紹介してきたとおりです。
しかし、初めて転職活動をする人はどのエージェントを利用すればいいのかわからないんですよね。
なので、私が実際に使ってよかった『おすすめ転職エージェント』をご紹介します!
全て無料で利用できるので、安心して利用できます。
おすすめの転職エージェント
- 初めてでも安心 ⇒ リクルートエージェント
- 年収アップしたい ⇒ Spring転職エージェント
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複数に登録しておくと転職成功率がアップします