航空業界の外資系企業で働く元自衛官・公務員のわびです。詳しい自己紹介はこちら!
いま市役所職員の方の中には、
- 市の職員はもうやだ!未経験の業界や職種にいきたい!
- 市役所職員って転職は成功するのかな?
- 市役所職員の具体的な転職先はどこ?
と疑問を抱えている方のお悩みを解決できる記事になっています。
市役所職員から外資系企業に転職した私が『市役所職員が転職を成功させるポイント・市の職員の具体的な転職先』について解説します!
この記事を読めば『市役所職員の将来性ってどうなの?』『辞めたほうがいい?』『これから自分はどうすればいい?』といった悩みは無くなりますよ!
まずはあなただけではなく、日本中の市職員が『辞めたい!と思っている』という事実を知りましょう!
30代市役所職員の主な転職理由5つ
私が市役所職員を辞めて他の転職先で働きたいと思った理由を5つに絞って紹介します!
誤解がないように最初にお伝えします。以下で紹介することは、全ての市職員に共通する部分が多い内容です。
- ストレスな毎日から解放されたい
- 出世レース強制参加から解放されたい
- 無断なことに時間を費やしたくない
- 家族と過ごす時間を増やしたい
- そもそも『向いてない』
転職理由1:ストレスフルな毎日から解放されたい!
日本中の市職員は『ストレスフルな毎日』を送っています!
- どうでもよすぎる上司の指導事項
- 何かしら理由をつけて飲み会
- 無駄な業務、無駄な会議、無駄な残業
- ほぼ毎日ある市民からのクレーム対応
30代の市役所職員なら上に書いてあることを10年前後経験しているはず。
あと20年以上ストレスフルな毎日を送りますか?
転職理由2:世間で言われているほど給料は高くない!
日本中のほとんどのひとが未だに公務員の給料は高いと信じて疑いません。
30代後半の市役所職員の給料はこんな感じですよ。
- 基本給:254,600円
- 扶養手当(妻、子×2):26,500円
- 住宅手当:26,100円
- 通勤手当(自転車):2,000円
- 時間外勤務手当(9月):34,744円
ここから8万円ほど控除されるので振込額は26万円程度です。世間一般より少し多くくらいで、批判させるほどは高くありません。
ちなみに外資系企業へ転職後の給料は総支給額で50万円以上なので断然イイです!
転職理由3:無駄なことに時間を費やしたくない
日本中の市役所では『毎日、毎週、毎月のスケジュール』には無駄があふれています!
- 毎日、形だけの朝礼で15分
- 毎週、形だけの会議で1時間
- 毎月、形だけの点検で3時間
みたいな形だけで中身のないことが非常に多いです。こんな無駄なことに”自分の人生の限りない時間を費やす”ことに我慢し続けますか?
転職理由4:家族と過ごす時間を増やしたい
日本中の市役所職員は家族との時間を削って仕事をしています!
- 仕事の後も地区の役員などから呼び出し
- 平日夕方、土日祝は市や地区のイベントに参加
- 台風などの災害時における配備
休日に家族と過ごしていても電話一本で登庁せざるを得ないこともあります。
さらには定年退職したあとも地区の役員をさせられ、いつまでたっても家族との時間を心から楽しむことは難しいのです。『この地域のために滅私奉公するんだ!』という気持ちは本当にありますか?
転職理由5:そもそも『向いてない』
市役所職員にもいいところはたくさんあります。市の職員の全てを否定するわけではないし、世の中には市職員に向いている人もたくさんいます。
『私』が『市役所職員』に合っていなかった。ただそれだけの話です。
もし、あなたが同じように『市役所職員に向いていない』と直感で感じているのなら早めに退職したほうがいいでしょう。
転属したら変わるはず…
と中途半端な気持ちで働きつづけると、いたずらに年齢を重ねて転職活動をしにくくなります。
どのような業界が30代市役所職員の転職先になるのか?
エージェントや市役所職員から転職した方の話によると、市役所の部署によって転職先が変わるようです。
- 専門性の高い部署はコンサルやインフラなどの業界
- それ以外の人は転職エージェントに相談!
30代から異業種は厳しい…
30代ともなるとそれまでの職務経歴がとても重要になります。
専門性の高い部署はコンサルティング業界が主な転職先!
専門性の高い部署、例えば防災、都市整備、水道系の部署で勤務していたひとは、コンサルティング業界が主な転職先でしたね。
防災、都市整備、水道系で勤務しているひとはその分野の法律や規則を知っている上、地方自治体が抱える課題を知っています。さらにはその課題を解決したひともいるでしょう。
なので、地方自治体を相手にするコンサル業界は経験5年以上の市役所職員を求めています。
また、 防災、都市整備、水道系の部署で働いていたひとは、仕事に対してタフなのでいい評価をいただけます。
専門的な知識や経験に自信がないひとは転職エージェントに相談!
もう公務員みたいな事務職はイヤだ!
という人もいるとは思いますが現実は厳しいです。
どんなに優秀な人でも30歳を超えると企業が欲するような専門的な知識がないと苦戦します。
例えば、TOEIC900以上、総務や企画系の部署で出世コースを歩んでいた優秀な後輩(30代前半)でも書類選考で落とされていました。
だからといってあきらめてはいけませんよ!専門的な知識や経験に自信がない人は転職エージェントに相談するのがベストです。
優秀な転職エージェントは、その人に専門性が乏しくても、転職に活かせる『強み』を一緒に探してくれて、その強みを生かせる求人を探してくれます。
自力での転職活動に悩んでいたら転職エージェントに足を運ぶことをオススメします!
意外に多い?市役所職員の転職先が『市役所職員』のケース!
意外に思われるかもしれませんが、他市に転職する市役所職員もいます。
地元の市役所でのストレスフルな毎日やドロドロの人間関係はイヤだけどやっぱり市の職員がいい!と次の転職先として他市の市役所を選ぶケースもあります。
でも、一度市役所の採用試験に合格したとはいえ、社会人経験者採用に合格できるか不安、というひともいるでしょう。
私は3か月の準備期間と5,000円分の中古の参考書で合格しました!本サイトに合格するための記事を掲載していますので興味のある方は参考にしてみてください。
30代市役所職員からの転職するためのコツ
市役所職員から転職するなら次の2つが大事になってきます。
次にもう少し詳しく書いていきます。
『どんな生き方をしたいか』を明確に決めよう!
『どんな生き方をしたいか』を明確に決めると、その生き方に必要な『知識、スキル、働き方』がイメージできます。
あとは『その生き方に必要な、知識、スキル、働き方』を提供できる企業で働いて、身につければいいだけですね。逆に決まっていないといくらがんばっても自分に合う転職先は見つかりません。
そのため『どんな生き方をしたいか』を明確に決めるべきです!
転職エージェントを利用する
最初、私は自分の力で転職活動をしていたのですが、正直きつかったです。
理由は『転職活動をするために何を、どう優先順位をつけて、どう行動するのか』が全くわからず、仕事もしていたため時間がなかったからです。
転職エージェントを利用すると以下のメリットがあります。
- 『理想とする生き方に合った仕事』をプロ目線で紹介してくれる
- 職務経歴書の書き方などを一から教えてくれる
- 面接の日程など面倒な調整をしてくれる
- 応募した企業の特性に応じた面接対策をしてくれる
- 給与などの待遇の交渉を代行してくれる
素人だけでは時間がかかってしまうことも『完全無料』でやってくれるので、転職をお考えの方は利用しましょう!
30代市役所職員から転職した私がオススメする転職エージェント
転職活動をスムーズに進めるには転職エージェントを素直に頼るのが一番です。
しかし、初めて転職活動をする人はどのエージェントを利用すればいいのかわからないんですよね。
なので、私が実際に使ってよかった『おすすめ転職エージェント』をご紹介します!
さきほど言ったように全て無料で利用できるので、安心して利用できます。
リクルートエージェント
リクルートエージェントの特徴は、なんと言っても求人数の多さ。日本一の求人数を誇ります。一般の求人サイトには掲載していない非公開求人も10万件以上あり。
様々な職種、年齢、勤務地に対応しており、転職した者の2/3は一度は登録しています。
豊富な転職支援実績データに基づく選考サポートが手厚く、履歴書作成から面接準備まで転職のプロがサポートしてくれるので、登録しておいて損はありません。
カウンセラーの対応も迅速なので、働きながら転職活動をするのにうってつけのエージェントです。
LHH転職エージェント
LHH転職エージェントで年収アップしている人多数!キャリアアップを目指す人向けの転職エージェントで、外資系、法務・経理などの管理部門、第二新卒などの転職に特に強いのが特徴です。
世界でもTOP3位に入る人材会社のアデコグループが運営しており、細かなカウンセリングによる高いマッチング精度が売り。
普通のエージェントは転職者と企業側の担当が分かれているところ、LHH転職エージェントは1人で転職者と企業側を担当しています。そのため、企業カルチャーとの相性まで見極めることが可能です。
エージェントは各専門職種に精通しているため、他のエージェントにはできなかった専門的なことまで相談できます。
doda
dodaは、転職者満足度No.1、人材紹介会社に関するポジティブな口コミ数でNo.1を獲得しており、職種ごとの多種多様な求人を保有しています。
求人数もリクルートエージェントに次いで多く、非公開求人を含めて約10万件。大手企業から中小やベンチャー企業まで幅広い求人を持っています。
履歴書、職務経歴書だけでは伝わらない人柄や志向を企業に伝え、選考通過を後押ししてくれるなど、転職成功のサポートも万全です。
転職活動に失敗したくない人や、次こそは長く働ける職場を探したいと考えている人などにおすすめです。
アデコ転職エージェント
アデコ転職エージェントは、日本で37年以上の人材事業を運営している実績があります。
人気の事務職や営業の求人に特に強く、一般事務や経理事務、総務事務や英語を活かす事務系の求人が多めです。他にも、IT系や広報・マーケティングの求人などもあります。
他の大手の転職エージェントと比較すると求人数は少なめですが、やはり求人数が少ない事務職に強いのが魅力的です。事務未経験でもOKな求人もあります。
ただし、特に事務職は人気なので、20代~30代前半ぐらいまででないと求人が見つからない可能性もあります。
何はともあれ面談してみないと分からないので、まずは相談してみましょう。平日の遅めの時間帯も面談可能です。
マイナビAGENT
マイナビAGENTは、20代からの信頼がNo.1の転職エージェントです。
熱意のある担当者によるサポートも評価が高く、中小企業や第二新卒のための独占案件の多さに定評があります。
転職サポートについては、職務経歴書のブラッシュアップや模擬⾯接はもちろん、利⽤回数や期間に制限なく転職相談をすることが可能です。
また、関東圏・関西・東海地方の求人が豊富で、20~30代向けのベンチャーから大手まで優良企業の求人を保有しています。
まとめ|30代市役所職員の失敗しない転職先とおすすめエージェント
以上が『30代市役所職員から転職成功!失敗しない転職先とおすすめエージェント』です。
- 専門性が高いひとの転職先:コンサルティング業界、インフラ業界
- 専門性に自信がないひと:転職エージェントに相談
- 一番おすすめなエージェント:リクルートエージェント
市の職員でも転職して活躍できる業界はあります。私も市役所から外資系企業へと転職をして十分に働いています。
また、リクルートエージェントやdodaは初めて転職活動するひとでも安心できるサポートをしてくれます。
市役所から転職したいという決心がついたら早速行動しましょう。市役所からの転職は年齢を重ねるほど確実に不利になりますよ!
あなたの転職が成功することを祈っております!