
初めての転職を考えているけど不安だ、、、何から始めていいのかわからない
初めての転職は不安ですよね。僕も初めての転職の時は「今の仕事を続けるのは嫌だが、そもそも転職すべきかどうかもわからない。そして何から始めていいのかもわからない。」という状態で1年以上迷っていました。
本記事では、初めての転職をする20代の人向けに次の内容を解説します。
- 初めての転職が怖い理由
- 転職の失敗事例
- 初めての転職で後悔しないための方法
この記事を読むことで、他の人はどんなきっかけで転職をしたのか、初めての転職で何から始めればいいのかがわかり、転職への具体的な第一歩を踏み出せます!

転職経験者の実際の声もたくさん取り上げているので、ぜひ最後までご覧ください!
初めての転職が怖い理由とその解消法

初めての転職が怖い理由は、次の3つで説明できます。
- 今の自分の気持ちで転職していいか分からないから
- 転職の全体像が分からないから
- 転職が失敗するかもしれないから

今の仕事が嫌だけど、そんな理由で転職していいのかどうか。。転職したいけど何から始めていいのかわからないし、いざ転職活動をしても失敗するんじゃないかって不安です。

その気持ちわかります。。でも、不安を感じる理由を1つ1つ見ていけば、初めての転職でも不安は解消されますよ!
転職への不安は、それぞれ次のように解消できます。丁寧に解説していきますね!
- 今の自分の気持ちで転職していいか分からないから
→ みんなの転職のきっかけを知ることで解消 - 転職の全体像が分からないから
→ 転職の全体像を把握することで解消 - 転職が失敗するかもしれないから
→ 転職の失敗事例と成功の秘訣を知ることで解消
転職のきっかけTOP3と実際の口コミ
エンジャパンの調査によると、転職を考え始めたきっかけの上位3つは次の通り。
- 給与が低い(48%)
- やりがい、達成感がない(43%)
- 業界、企業の将来性に不安を感じる(30%)
では、実際に転職をした人の口コミを見ていきましょう。
第1位「給与が低い」

⾃分の給料が30万円を超えるのに、今の会社だとどのくらいの年⽉がかかるか計算したところ、思ったよりも時間がかかると分かった

7年在籍してもほとんど給与が上がらず、本社に勤めない限り昇進もないことから、転職しようと決心しました

役職に就いても、忙しいだけで、ほとんど給与も変わらない
終身雇用や年功序列が崩れた令和の時代には、たとえ大企業でも我慢して10年20年経てば年収が上がる保証もありません。

僕も隣の席の先輩の給与を聞いた時、あと5年経ってもこれかよ…と驚愕して転職を本格的に検討した覚えがあります
第2位「やりがい・達成感がない」

今の仕事に対し、本当に相⼿のためになる提案なのか、⾃分の都合を押しつけてるだけではないのか、という疑問が離れない

周りの同年代が活躍している中、⾃分だけが成⻑せず社会貢献していないように感じている

アシスタント業務で、雑⽤がメイン。暇が多く、 時間を持て余している
自分の成長につながっていない感じがするのは、結構焦りますよね。。

ちなみに僕の転職のきっかけはこれ。新卒で入った大手企業の環境がヌルく感じてしまい、20代のうちはもっとバリバリ働いて実力をつけたかったと思ってました
第3位「業界・企業の将来性に不安を感じる」

新企画を提案しても通らないことや、 社員が経営層のために働いているように⾒えて、将来が不安になった

⼀族経営で、上司も上の意⾒をそのまま現場に伝えるだけ。指⽰の内容に振り回されることが多く、退職者も絶えないので、会社の将来に不安を感じた

今後、海外展開をしていかなければならないが、経営層が英語すら全く話せず、他国の競業企業に明らかに劣っている点を指摘しても努⼒しようとしないので、将来は無いと感じた
せっかく自分が一生懸命に働いていても、そもそも斜陽産業だったり経営陣が微妙だと自分の将来の可能性まで潰されてしまいます。その点に不安を感じて転職を考え始める人が多いようです。

僕の職場でも紙文化で、社内チャットやオンライン会議などとは全然無縁で、自分もその感覚に染まってしまうのではないかと危機感を感じていました
だいたいの方は上記の3つの転職理由に当てはまったのではないでしょうか?他にも
- 職場の人間関係が悪い
- 残業など労働時間が長い
- 自分の成長が止まった
という理由も多いです。
同じような転職理由なので、もし当てはまったなら転職理由に自信を持ってOKです。
ただし、あなたの転職理由をそのまま企業の面接の場で話してはいけません。
転職理由の言い換えについては、ブラック企業で働いていた方の記事が参考になると思います。
転職の全体スケジュールと転職活動でやるべきこと
転職活動の全体像を把握することで、不安を解消することができます。まずはスケジュールは下記のような感じ。

だいたい3〜4ヶ月ほどかかると思っておくと良いです。例えば4月に入社をしたい場合には、12月か、遅くとも年明けの1月頃から始めるのが通常です。
もう少し具体的に、転職活動とは何をするのかを見ていきましょう。転職活動では一般的に転職エージェントを用いるので、その前提で書いています。
※もしエージェントを利用しない場合には、「応募企業を探す」「職務経歴書を書き上げる」「面接練習を自分でやる」という感じになりますが、、転職初心者には無理ゲーなので割愛です。

- 登録:転職エージェントへの登録。複数社登録が基本
- 自己分析:エージェントに会う前にまずは自分で転職理由や志望動機をまとめる
- 面談:用意した転職理由などを対話を通じて壁打ちしてもらう
- 求人紹介:自分の希望に沿った求人をエージェントから紹介してもらう
- 書類添削:職務経歴書をエージェントに添削してもらう(僕は3往復ほどしました)
- 応募:自分が興味のある企業、練習台で受けておきたい企業に応募する
- 面接練習:志望動機などがスラスラ言えるようになるまで声に出して練習
- 本番:実際に企業に訪問して採用面接を受ける(合計で2,3回が目安)
- 内定〜退職:無事内定獲得後は、給与など条件交渉&今の職場へ退職報告する
この中でも特に時間がかかる&重要なのは「自己分析」と「面接練習」です。その他は転職エージェントを利用することでだいたいカバーしてもらえます。

なんとなく転職活動のイメージがついたでしょうか?次は「転職活動の失敗事例」を紹介します。自分の転職の時に避けれるように事前知識をつけておきましょう!
転職の失敗事例は?
リクルートキャリアの調査によると、「転職時に力を入れておけばよかったこと」のランキングは次の通り。

条件面での交渉や、異業種・異職種を含めた情報収集が足りなかったと振り返っている人が多いようです。
理由は、今の仕事の延長線上の仕事がイメージしやすいから。例えばメーカーの営業だったら、どうしても同じメーカーで営業職の求人を見てしまいがちです。

せっかく自分が生き生きと働ける職場を探して転職活動をするのに、自ら選択肢を狭めてしまっているのは勿体無いですよね…
転職が成功する人のパターンは?

では逆に転職が成功した人の事例を見てみましょう。

転職の理由は、自社で作った製品を自信を持って売れる立場になりたいと思ったことと、年収アップ。責任の重い仕事を任されていたわりに給料が安いことに不満がありました。
転職先で狙っていたのは異業種の外資系企業。書類通過率10%と厳しい現状でしたが、転職エージェントの方と一緒に、今までのキャリアの棚卸しをすることで強みを明らかにするとともに、模擬面接を受けるなどして、それをしっかりとアピールできる能力を磨いていき、無事内定をもらいました!

前の職場は成果を挙げても上司に吸い上げられ、個々の働きが正当に評価されない風土。努力が報われない虚しさから転職を考えるようになりました。
転職活動の目標は、「やりがいを感じられる会社に行きたい」。でも、そんな会社をどう探せばいいのか見当がつきませんでした。そこで転職エージェントを活用して、自分の強みを明確にし、これまで一番おもしろかった仕事を深掘りする中で「新しい仕組みを作ることが好き」ということに気づけて無事内定をもらえました!
出所:リクルートエージェント
まとめると、転職に成功している人は下記の特徴があることがわかります。
- キャリアの棚卸しをしている
- 自分の強みを明確にしている
- 面接で伝える練習を十分に行っている
失敗しないために必要なことは?

先ほど紹介したように、失敗事例で多いのは下記の2つ。
- 給与や勤務時間などの条件交渉ができなかった
- 異業種・異職種を含めた情報収集が足りなかった

違う業界の情報収集はどうやればいいんだろう..あと年収交渉とか自分でできるか不安だな..

初めての転職は特に勝手がわからないからしんどいですよね。。だからこそ、転職のプロに任せるのがいいですよ!
この辺りの条件交渉や異業種・異職種の情報収集は、何回転職をしても難しいもの。
ましてや初めての転職の時に自分1人でやろうと思うと、時間がかかって非効率だし、その結果正しい情報が集められる保証もないのでオススメしません。
転職は転職サイトを用いて一人でやることもできるし、転職エージェントにサポートしてもらって複数人でやることもできます。
しかし、先ほどお伝えしたように初めての転職の場合はわからないことだらけ。自分で進めると思わぬ点で落とし穴があって、転職活動に失敗してしまうかもしれません。。

なので、初心者は転職エージェントを用いた活動が効率的かつ安全です。
ただし、転職エージェントの中にも、ブラック企業でもいいから、とにかく紹介数を伸ばして利益を伸ばそうとしている悪質なエージェント会社もあります。
それを避けるためにもおすすめの転職エージェントを選びましたので、紹介します。
おすすめの転職エージェント
- 転職が初めてでも安心 ⇒ リクルートエージェント
- 年収アップしたい ⇒ LHH転職エージェント
- 転職者の満足度No.1 ⇒ doda
- 急成長企業でスキルUP ⇒ 識学キャリア
- 事務職や営業の転職に強い ⇒ アデコ転職エージェント
- キャリアが浅くて不安 ⇒ マイナビAGENT
- 自分の適正年収を知りたい ⇒ ミイダス
★複数に登録しておくと転職成功率がアップします。
リクルートエージェント

リクルートエージェントの特徴は、なんと言っても求人数の多さ。日本一の求人数を誇ります。一般の求人サイトには掲載していない非公開求人も10万件以上あり。
様々な職種、年齢、勤務地に対応しており、転職した者の2/3は一度は登録しています。
豊富な転職支援実績データに基づく選考サポートが手厚く、履歴書作成から面接準備まで転職のプロがサポートしてくれるので、登録しておいて損はありません。
カウンセラーの対応も迅速なので、働きながら転職活動をするのにうってつけのエージェントです。
LHH転職エージェント

LHH転職エージェントで年収アップしている人多数!キャリアアップを目指す人向けの転職エージェントで、外資系、法務・経理などの管理部門、第二新卒などの転職に特に強いのが特徴です。
世界でもTOP3位に入る人材会社のアデコグループが運営しており、細かなカウンセリングによる高いマッチング精度が売り。
普通のエージェントは転職者と企業側の担当が分かれているところ、LHH転職エージェントは1人で転職者と企業側を担当しています。そのため、企業カルチャーとの相性まで見極めることが可能です。
エージェントは各専門職種に精通しているため、他のエージェントにはできなかった専門的なことまで相談できます。
doda

dodaは、転職者満足度No.1、人材紹介会社に関するポジティブな口コミ数でNo.1を獲得しており、職種ごとの多種多様な求人を保有しています。
求人数もリクルートエージェントに次いで多く、非公開求人を含めて約10万件。大手企業から中小やベンチャー企業まで幅広い求人を持っています。
履歴書、職務経歴書だけでは伝わらない人柄や志向を企業に伝え、選考通過を後押ししてくれるなど、転職成功のサポートも万全です。
転職活動に失敗したくない人や、次こそは長く働ける職場を探したいと考えている人などにおすすめです。
識学キャリア

識学キャリアは、急成長中のベンチャー企業に特化した転職エージェントです。
「識学」という組織コンサルを展開している会社が運営しています。
「識学」は大手企業や有名企業、上場企業などでも導入されており、導入企業は軒並み業績が伸びています。
また、2019年に上場した企業の10%以上は識学を導入しています。
特徴は何といっても紹介先企業との結びつきの強さ。組織コンサルを提供しているぐらいなので、企業の内情は知り尽くしています。そのため、高いマッチング精度が期待できます。
まだまだ相談者の数が少なく、他の転職者と競争しなくて済むので、今スグ登録しておくことをオススメします。
アデコ転職エージェント

アデコ転職エージェントは、日本で37年以上の人材事業を運営している実績があります。
人気の事務職や営業の求人に特に強く、一般事務や経理事務、総務事務や英語を活かす事務系の求人が多めです。他にも、IT系や広報・マーケティングの求人などもあります。
他の大手の転職エージェントと比較すると求人数は少なめですが、やはり求人数が少ない事務職に強いのが魅力的です。事務未経験でもOKな求人もあります。
ただし、特に事務職は人気なので、20代~30代前半ぐらいまででないと求人が見つからない可能性もあります。
何はともあれ面談してみないと分からないので、まずは相談してみましょう。平日の遅めの時間帯も面談可能です。
マイナビAGENT

マイナビAGENTは、20代からの信頼がNo.1の転職エージェントです。
熱意のある担当者によるサポートも評価が高く、中小企業や第二新卒のための独占案件の多さに定評があります。
転職サポートについては、職務経歴書のブラッシュアップや模擬⾯接はもちろん、利⽤回数や期間に制限なく転職相談をすることが可能です。
また、関東圏・関西・東海地方の求人が豊富で、20~30代向けのベンチャーから大手まで優良企業の求人を保有しています。
まとめ|初めての転職は怖くて当たり前
初めての転職が怖いのはあなただけではありません。僕も最初は完全にビビっていました。
でも不安を感じているのは悪いことではなく、自分自身の将来を真剣に考えているからこそです。どうでもいいことには人は不安を感じたりしません。
正しい知識と信頼できるパートナーがいれば、転職活動は必ず納得がいくものになります。

まずは信頼のできる転職エージェントを見つけて、転職活動を始めてみましょう!