「営業はもう辛い・・・」
「将来性が見えない」
「給料が少ない!」
このように様々な理由から営業職から脱却して新たなステージに転職しようとしている人はたくさんいます。
でも、いざ転職しようとなった時に気になるのが未経験でも転職出来るのかどうか。
そこで転職したくてもその一歩が踏み出せない人のために、実際に営業からIT企業へ転職を遂げた私が営業から未経験職への転職を成功させるポイント紹介しましょう。
未経験だからこそ営業以外への転職が有利になる

営業一本で今まで頑張ってきた人は営業以外、つまり未経験の職への転職は不利になると考えちゃいますよね。
いやいや!逆逆、未経験だからこそ有利なんです。
だって考えてみてください。
退職前と同じ業種での転職を目指しても、面接官はきっとこう思います。
「前の職場がダメだったなら、うちでもまた辞めるんじゃないの?」
つまり同じ業界・業種に転職を目指す人よりも、むしろ未経験でもやる気があり、会社色に染まってくれる真っ白いキャンバスのあなたのほうが転職で圧倒的に有利なんです。

営業経験は転職活動の武器になる
また営業経験があるというのは他の人にない立派な武器になります。
あなたが神経をすり減らして働いた営業経験が無駄になることはありません!
そもそも「営業職→営業以外=未経験」という考え方が間違ってます。
営業職というのは社会人としての幅広い経験を積める仕事であり、営業経験があるだけであなたに以下のステータスが付与されているんです。
- コミュニケーション能力がある
- マナーがしっかりしている
- ビジネスの基本がわかっている
- ストレスに強い
- 人脈がある
「え?そんなことはないよ。」と思ったアナタ。別に事実でなくてもいいんですよ。
これはあくまで面接官から見える営業経験のあるあなたに対する評価になります。
ですから例え全くの未経験職に転職するとしても「営業をやっていました!」と堂々とアピールしましょう。
30代での未経験への転職
未経験は転職に有利だ、とお伝えしましたが年齢によってはそうは言っていられないのも事実です。
20代での転職なら未経験でもなんの問題もないですが、30代となると転職活動が長期化する恐れがあります。
なぜなら企業側が30代に求めるのは即戦力だからです。
しかし、営業以外への転職を諦める必要はありません。2つのポイントを押さえれば30代での未経験職への転職を成功させることは出来ます。
①営業経験が生かせる会社へ転職
営業以外の仕事といっても営業に関係性が近い仕事なら転職を有利に進めることが可能です。
人気のある転職先としては企画・マーケティング職があります。
企画・マーケティング職は商品・サービスを顧客に売り込む販売戦略を練るのが仕事ですから、あなたの営業で培ったセールス力を活かせます。
それでいて営業よりもノルマは厳しくありませんし、営業は嫌でも企画・マーケティングは楽しい!とハマる人も結構います。
②管理職を目指せる人材だとアピール
もし30代で全く営業からかけ離れた仕事への転職を目指しているのなら、管理職を目指せ
る人材だとアピールすることが必要になります。
企業側が30代を採用する基準として即戦力の他に、将来的に管理職になって欲しいという要望もあるんです。
職場の平均年齢によって30代は管理職クラスの年代となる場合もあり、人をまとめる力を求められます。
ですから履歴書や面接の段階で部下を育てた経験など管理者能力をアピールできる話を作っておきましょう(嘘も方便です)。
退職理由から転職先を探る

具体的な次のやりたい仕事が見つからないという方へ。
そもそもなぜあなたは営業以外への転職を考えたのでしょうか?新たな転職先を見つけるカギはそこにあります。
精神的なストレス
営業職を辞める原因1位がストレスです。ストレスの原因はノルマや残業、上司や部下との人間関係と様々あり、全職種の中でも営業職はトップクラスのストレスが溜まる仕事と言えるでしょう。
ストレスから解消される仕事
- 工場のライン作業員
- 倉庫業務
- 図書館職員
- 清掃員
ストレスのない職場を目指すなら人と接する機会が少ない仕事がベストでしょう。
周りの目を気にすることなく、落ち着いた気持ちで仕事が出来るのでコミュニケーションが苦手な人にもおすすめですよ。
ただし、給料は他の仕事に比べると少なめですが、資格を取ることで給料アップを目指すことが出来ます。
例)図書館職員・・・司書の資格
清掃員・・・ビルクリーニング技能士、建築物環境衛生管理技術者
休みが少ない
営業職は出張も多く、土日も仕事があるなんてのはザラです。特に決まった休みが取れないので、プライベートの時間を満喫する余裕がなくなり自分が何のために生きているのかわからなくなります。
身体を壊す前に決まった休みの取れる会社を見つけて、休みの日にはショッピング、ゲーム、パチンコ、旅行と趣味を満喫しましょう。
完全週休二日制の仕事
- 金融業
- 保険業
- IT業界
完全週休二日制をとる会社は年々増えており、その中でも普及の割合が特に高いのが上記の3つです。
もちろんこの他にも完全週休二日制をとっている業界・業種は様々あるので、仕事探しの基準にしてみるといいでしょう。
給料が少ない
営業職は汗水たらして働いて神経もスリ減らしているのに平均年収も少ない!なんてことが結構あります。
また自分は営業なんかに収まらずに、もっとバンバン働いて稼ぎたいんだ!という人もいるでしょう。
そんな人たちには以下の仕事がオススメです。
平均年収500万円以上の仕事
- 銀行員
- コンサルタント
- 生命保険・損害保険
- 通信会社(au、docomo、ソフトバンクなど)
とにかくお金を稼ぎたい方におすすめの業界・業種です。大手企業に勤めたり、管理職クラスに昇れれば年収はさらに跳ね上がり、800万も夢ではありません。
うまく転職が成功すれば欲しかった念願の新築一軒家や高級車の購入、はたまた結婚して幸せな人生を過ごす転換点になるかもしれません。
未経験者歓迎は罠!本当に正しい会社選び

「未経験職へ応募しても全部落とされる・・・」
このような人は会社選びが間違っている可能性が大です。求人票を見て「未経験者歓迎!」みたいなことを書いているところを厳選していませんか?
こんなのは当てになりません!!
なぜかというと「未経験者歓迎」には真の意図が二つ隠されています。
- 第2新卒者など若い人を欲しがっている
- 経験者はもっと歓迎するよ!という裏の声
①のパターンは本当は若手が欲しいけど、ハッキリ希望年齢を求人に記載出来ないので未経験者歓迎という言葉でうまく逃げているのです。
②は初めから経験者優遇と記載すると応募者数が減るので、わざと未経験者歓迎♪を記載して経験者の応募を集める悪魔的手法です。
このように未経験者歓迎の罠に陥っていた人は仕事探しのやり方を変えてみましょう。
未経験職へ転職する人の多くが転職エージェントを利用
未経験者歓迎の記載が当てにならない以上、何を参考にすればいいのかわからなくなった。
そんな方におすすめなのが転職エージェントです。転職エージェントとは普通の求人を探す転職サイトとは少し違い、自分にマッチした求人をエージェントの方からお知らせしてくれます。
さらに面接の仕方など内定まで親身になって相談になってくれるので、未経験でも面接を有利に運べる極意なども密かに教えてくれるんです。
ですからやみくもに転職サイトで仕事を探すよりも、転職エージェントが転職を成功させる一番の近道になります。
利用はすべて無料で、転職相談だけでもOK。
おすすめの転職エージェントも選んでおいたので、最後に紹介します。
おすすめの転職エージェント
- 初めてでも安心 ⇒ リクルートエージェント
- 年収アップしたい ⇒ Spring転職エージェント
- 急成長企業でスキルUP ⇒ 識学キャリア
- 転職の軸を固めたい ⇒ パソナキャリア
- キャリアが浅くて不安 ⇒ マイナビAGENT
- 企業からの直接スカウト ⇒ リクナビNEXT

複数に登録しておくと転職成功率がアップします