- 「営業はもうウンザリだ」
- 「自分に営業なんて出来っこない!」
などと考えている全国の皆さん。営業以外のあなたに合ったやりがいのあるお仕事を紹介しようではないですか。
というのも私自身が営業の仕事に就いて一度辛い経験をし、そこから転職で地獄から這い上がった経験者なので皆さんにも「仕事が楽しい」と思える居場所を諦めずに見つけて欲しいんです。
営業職のここが辛い

営業職を経験された方には苦い思い出となりますが、まだ営業職に就いたことがない方のためにどれほど営業職が辛いのかを熱く語ってやりましょう。(私の個人的グチが大いに混じっていますのでご了承ください。)
人付き合いが疲れる
営業職はルート営業を除き、初対面の人に対して物を売る仕事になります。ですから毎日毎日知らない人に話を合わせなければならず、モノを売るまで容易に引くわけにもいきません。
また一般的な人は営業の人に対してあまりいいイメージを持っていません。私たちだって家にセールスマンがピンポンを押してやってきたら居留守を使ったり追い返しますよね。
ですから営業職は常に人の負のオーラを感じながら仕事をすることになるのです。
これが本当に辛い・・・
しかもですよ、気さくに話しをしてくれる人も当然、中に入るのですが、セールスの話になった途端に顔が曇るんです。
営業はまさしく人間の負の部分を垣間見るお仕事と言えるでしょう。
ノルマによるストレス
営業が嫌われる大きな原因の一つがノルマの存在です。
毎日決まった売り上げを出さなくてはならず、月末には営業成績、つまり売上最下位のものが晒しだされます。
仕事が出来る人は別に問題ないのでしょうが、私のような出来ない側の人間にはこれが堪えるんですよ。
いやノルマにプレッシャーを感じるのは皆、一緒でしょう。
残業が多く、休みが少ない
営業職は精神的以外にも肉体的に辛い部分があります。それは営業は残業がとても多く、休日も少ないからです。
中にはうちは残業がないよ、なんてところもありますが、そんなところは本当にまれ。平均的に見れば圧倒的に営業=重労働です。
しかもせっかくの休みの日でも仕事の電話が掛かってくることが多く、ハッキリ言って気持ちが休まるときはありません。
ですから家族サービスが出来なくなり、家族仲が悪くなったなんて話も聞きます。
ズバリ営業に向いていないのはこんな人

営業の辛さ(愚痴)を語ってきましたが、中には「営業は実は楽しいよ」なんて言う人もいます。
でも騙されちゃダメ!
こういう人はいわゆる営業に向いている人であり、営業に向かない人はいくら長く営業職を続けても辛さが増すだけです。
ではどのような人が営業に向いていないのか。
コミュニケーションが苦手な人
営業の辛さでお伝えした通り、営業職は人とのかかわりあいが非常に多い仕事です。そのため人見知りの人やコミュニケーションが苦手な人は一番向いていない仕事と言えます。
ただ中にはコミュ障を治すために営業職に就くという荒療治を慣行する人もいますが、それは絶対にダメ!
そんなことをしてもいつも以上にストレスを溜めて体を壊すだけです。私にも3人のおとなしめの友人がいますが全員もれなく営業職から転職しました。
ストレスを溜めやすい人
ストレスを溜めやすく、すぐに落ち込んだりイライラする人は営業に向いているとは言えません。
営業職は本当にストレスの多い仕事で、毎日のノルマから人間関係、接客対応と精神にかかる負担がとても大きいです
これらのストレスを発散する術を持っている人ならいいですが、趣味もなくひたすらに心の中にストレスを溜めてしまうような人はとても危険で最悪、鬱になる可能性があります。
そうならないためにもストレスのない自分に合った仕事を探しましょう。
コツコツと仕事がしたい人
仕事が出来る人間は「テキパキタイプ」と「コツコツタイプ」に分かれます。童話のウサギと亀のようなものです。
何事も臨機応変に俊敏にこなすのがテキパキタイプで、受けた仕事はミスなく淡々とこなすのがコツコツタイプです。
それでなぜコツコツタイプが営業に向いていないのかというと、営業職の仕事って凄い不規則なんですよ。
いきなりどこどこ行ってこいと上司に言われれば今すぐ向かわなければなりませんし、自分で新規顧客を開拓するために毎日違った場所に出向かなければなりません。
ですから営業は臨機応変に動けるテキパキタイプの人間のほうが向いているのです。
プライドが高い人
プライドが高いのは別に悪いことではないのですが、こと営業に関して言えば向いているとは言えません。
プライドが高い人は自分に強い芯を持っており、前に突き進む力があります。しかし営業職は自分の道を進んだから売り上げが伸びるのでなく、他人にいかに合わせるかが重要になります。
また時には上司やクレーマーまがいの人に頭を下げることだってあるんです。こういったときにプライドが高すぎる人はトラブルを起こすことが多く、営業職ではいい結果を残せないんです。
あなたの向いている仕事はコレ!

「ああ、やっぱり自分は営業に向いていないんだ」、と気づけた人へ。
今度は自分に合った「仕事が楽しい」と思える天職を見つけてみましょう。
コミュ障でも活躍できる仕事はこれ!
コミュニケーションが苦手な人はどうしても自分を下に評価してしまいがちですが、世の中にはコミュ障でも活躍できる仕事が山ほどあります。
それが以下の通りです。
- 事務職
- プログラマー
- ライター
- 工場作業員
- 倉庫内軽作業
- 新聞配達
プログラマーは専門知識がないと未経験の転職は少し難しいですが、それ以外は未経験でも問題なく転職可能です。
そしてこの中でコミュニケーションが苦手な人に特におすすめする仕事が「事務職」「倉庫内軽作業」の2つ。
事務職はオフィス系の仕事の花形でとても人気のある転職先です。営業職から事務職に転職する人も凄く多いんです。
肝心の仕事内容も基本的に一人で作業がメインですからそれほどコミュニケーションも必要としません。
ただし会社によっては電話対応が多かったり、他の部署との連携が多いとコミュニケーション能力が問われる場合もあります。
「誰とも会話をしたくない!」という極度のコミュ障の人は次の倉庫内軽作業をおすすめします。
倉庫内軽作業とは倉庫内の商品の収集・整理・梱包といった仕事のことです。女性でも出来る軽作業で体を壊す心配もありません。
そして倉庫内の業務って本当に会話が少ないんですよ。顧客との対応は一切ありませんし、社内でのコミュニケーションもいらないのでひたすら自分の作業を行って定時に帰るだけ。
コミュ障の人にとって夢の仕事と言えます。
休日が多くストレスの少ない仕事はコレ!
休みが多い仕事は誰もが望むことですよね。また残業が少なければ決まったリズムで仕事が出来て、ストレスも溜まりにくいです。
そんな仕事に就けるのが以下の職業になります。
- 公務員
- 自販機補充員
- 経理
- CADオペレーター
一番おおすすめは何といっても公務員です。完全週休二日制ですし、毎日定時で帰れます。ただしそれなりの転職の難易度はあります。
公務員になるには公務員試験を突破しなくてはいけなく、勉強する時間が必要です。
それでも努力次第でストレスのない快適な仕事が出来ると思えば、結構狙い目な転職先と言えるのではないですか。
未経験でも出来る仕事はコレ!
営業職から未経験職への転職に不安があるという方におすすめなのが以下の仕事になります。
どれも未経験で就職する人が多く、営業からの転職者も多いです。
- IT業界
- 事務職
- 清掃員
- 工場作業員
- ホテル作業員
おすすめはIT業界や事務職です。特にIT業界は穴場でITと聞くだけで経験者じゃないと無理と考えて経験する人が多いんですよね。
でも実際は経験者を優遇するIT系の多くはエンジニア系であり、WEBページの編集を行うWEBデザイナー、WEBページを統括するディレクターといったWEB・クリエイティブ系の仕事は未経験でも出来ます。
実際に完全未経験の状態からIT業界に転職した私が保証しましょう。
営業職から営業以外の未経験職へ転職するコツ

転職したいのはやまやまだけど、今までずっと営業職でしか働いていないから営業以外の未経験職への転職は心配!という方は結構います。
そんな人のために営業職から営業以外へ転職するコツを伝授しましょう。
そもそも転職する人のほとんどは未経験職
未経験職へ転職するコツを言いましたが、初めに言っておきますが転職する人の多くは未経験職への転職です。
ですからそれほど未経験だからとマイナスに考える必要はそもそもないですよ。
面接で営業経験をアピールする
次の仕事が営業以外だからと言って今までの営業経験が無駄になるわけではありません。むしろ営業経験は転職での面接時にアピールポイントになります。
なぜなら「営業をやっていた=社会経験が豊富」という見方をされ、以下のようなプラスの項目があなたに生まれます。
- コミュニケーション能力がある
- マナーがしっかりしている
- ビジネスの基本がわかっている
- 人脈がある
- ストレスに強い
これを活かして面接用に実際の営業経験がわかるエピソードを作っておけば転職の成功へぐっと近づきますよ。
営業経験が生かせる仕事に就く
物を人に売るという営業経験は仕事の基本でもあります。そしてその中でも特に営業に近い仕事を選ぶことで転職出来る確率が一段と近づきます。
具体的なおすすめの仕事は「企画・マーケティング職」です。企画・マーケティング職は商品を顧客に売り込む販売戦略をする仕事であり、営業で培ったセールスの観点を活かすことが出来ます。
実際に営業職から企画・マーケティング職に転職する人は多く、営業経験者の人気の転職先なんですよ。
転職するのに必要なこと

初めて転職をするという人は何から手を付けていいのやらわからないですよね。そこで転職を成功させるためのノウハウをお伝えします。
実際に私もお世話になった転職サービスも紹介しましょう。
一番初めに転職エージェントに登録
「今の仕事なんか辞めて転職するんだ!」と決心したならまず何よりも初めに行うのが転職エージェントという転職サービスに登録することです。
実は転職を成功させている人のほとんどはネットに出回らないような求人へ応募しているんです。
そして、転職エージェントにはそういう非公開求人を多数保有しています。
転職は動き出しがとても大事で、時間が経つにつれて決心が薄れて転職する時期を逃し、結局定年まで社畜のように働かされ人生を棒に振ることになります。
転職エージェントはすべて無料で利用でき、転職相談だけでもOKです。
おすすめの転職エージェントも選んでおいたので、まずは登録してみましょう。
おすすめの転職エージェント
- 転職が初めてでも安心 ⇒ リクルートエージェント
- 年収アップしたい ⇒ LHH転職エージェント
- 転職者の満足度No.1 ⇒ doda
- 事務職や営業の転職に強い ⇒ アデコ転職エージェント
- キャリアが浅くて不安 ⇒ マイナビAGENT
- 自分の適正年収を知りたい ⇒ ミイダス
★複数に登録しておくと転職成功率がアップします。
リクルートエージェント

リクルートエージェントの特徴は、なんと言っても求人数の多さ。日本一の求人数を誇ります。一般の求人サイトには掲載していない非公開求人も10万件以上あり。
様々な職種、年齢、勤務地に対応しており、転職した者の2/3は一度は登録しています。
豊富な転職支援実績データに基づく選考サポートが手厚く、履歴書作成から面接準備まで転職のプロがサポートしてくれるので、登録しておいて損はありません。
カウンセラーの対応も迅速なので、働きながら転職活動をするのにうってつけのエージェントです。
LHH転職エージェント

LHH転職エージェントで年収アップしている人多数!キャリアアップを目指す人向けの転職エージェントで、外資系、法務・経理などの管理部門、第二新卒などの転職に特に強いのが特徴です。
世界でもTOP3位に入る人材会社のアデコグループが運営しており、細かなカウンセリングによる高いマッチング精度が売り。
普通のエージェントは転職者と企業側の担当が分かれているところ、LHH転職エージェントは1人で転職者と企業側を担当しています。そのため、企業カルチャーとの相性まで見極めることが可能です。
エージェントは各専門職種に精通しているため、他のエージェントにはできなかった専門的なことまで相談できます。
doda

dodaは、転職者満足度No.1、人材紹介会社に関するポジティブな口コミ数でNo.1を獲得しており、職種ごとの多種多様な求人を保有しています。
求人数もリクルートエージェントに次いで多く、非公開求人を含めて約10万件。大手企業から中小やベンチャー企業まで幅広い求人を持っています。
履歴書、職務経歴書だけでは伝わらない人柄や志向を企業に伝え、選考通過を後押ししてくれるなど、転職成功のサポートも万全です。
転職活動に失敗したくない人や、次こそは長く働ける職場を探したいと考えている人などにおすすめです。
アデコ転職エージェント

アデコ転職エージェントは、日本で37年以上の人材事業を運営している実績があります。
人気の事務職や営業の求人に特に強く、一般事務や経理事務、総務事務や英語を活かす事務系の求人が多めです。他にも、IT系や広報・マーケティングの求人などもあります。
他の大手の転職エージェントと比較すると求人数は少なめですが、やはり求人数が少ない事務職に強いのが魅力的です。事務未経験でもOKな求人もあります。
ただし、特に事務職は人気なので、20代~30代前半ぐらいまででないと求人が見つからない可能性もあります。
何はともあれ面談してみないと分からないので、まずは相談してみましょう。平日の遅めの時間帯も面談可能です。
マイナビAGENT

マイナビAGENTは、20代からの信頼がNo.1の転職エージェントです。
熱意のある担当者によるサポートも評価が高く、中小企業や第二新卒のための独占案件の多さに定評があります。
転職サポートについては、職務経歴書のブラッシュアップや模擬⾯接はもちろん、利⽤回数や期間に制限なく転職相談をすることが可能です。
また、関東圏・関西・東海地方の求人が豊富で、20~30代向けのベンチャーから大手まで優良企業の求人を保有しています。
営業以外への転職の疑問にお答え

最後に転職したいけどまだ不安や疑問点があるという方のために、様々なお悩み・疑問にお答えしていきます。
不安を拭い去って転職で明るい未来を一緒に掴みましょう!
Q.資格を持っていないけど大丈夫?
A.ハッキリ言って必要ありません。資格を気にして資格取得のための勉強に時間を費やすほうが転職失敗のリスクが上がります。
というのも企業が転職者に求めるのは資格よりも職務経験であり、面接でどのような経験をしてきたかをうまくアピールするほうがよっぽど大事なんです。
ちなみに企業が転職者に重視する割合は職務経験70%、資格20%、その他10%となっています。
Q. 男でも営業以外の仕事が見つかるの?
確かに私も転職に行き詰っていた時、しょせん男は営業しかないのかと思っていました。しかしそんなことはありません。
実際問題、男性の就業割合を調べてみると営業以外85%、営業職15%と圧倒的に営業以外の仕事で働いている男性のほうが多いんです。
ですから固定概念を捨てて、自分に合った仕事を探してみましょう。
Q.文系でも営業以外に転職できる?
営業職は確かに文系出身が多いんですよね。でも文系が多いのは何も営業だけではありませんよ。
経営を学んできた文系であれば経理職に就けますし、事務職も文系に人気の仕事です。またコミュニケーション能力を買われれば広報や小売業(接待業)にも転職出来ます。
このように文系だから営業しかないというわけでは決してありません。
Q.30代での転職は遅い?
そんなことはありません。確かに20代の転職に比べれば転職の幅は狭まりますが、逆に職務経験が長い分、転職を成功させる確率は上がります。
ただし全くの未経験職への転職はどうしても年齢を追うごとに厳しくなってくるので、新しいことにチャレンジしたいのであれば今すぐ転職に動き出したほうがいいでしょう。
転職まとめ

営業はもう嫌だ、営業はやりたくないと転職を考える人は本当に大勢います。でも結局は転職せずに今の営業職を続けたり、営業職に妥協したりする人がいるのも事実。
でも私は諦めないで欲しいんです。皆さんにも本当に自分がやって楽しいと思える仕事を見つけて欲しいんです。
営業がやりたくないというのは決して逃げではありませんし、悪いことでもありません。
だからこれを機に思い切って転職して良かったと思える天職を見つけてみましょう!
- 転職が初めてでも安心 ⇒ リクルートエージェント
- 年収アップしたい ⇒ LHH転職エージェント
- 転職者の満足度No.1 ⇒ doda
- 事務職や営業の転職に強い ⇒ アデコ転職エージェント
- キャリアが浅くて不安 ⇒ マイナビAGENT
- 自分の適正年収を知りたい ⇒ ミイダス
★複数に登録しておくと転職成功率がアップします。