キャリアセレクトの評判は?他の就活サイトと比べてどうなの?

新卒でエンジニア
※このページの内容に広告・PRが含まれます。

キャリアセレクトは、エンジニアを目指す就活生に特化した、無料で利用できる就活サイト・エージェントです。Web系やゲーム業界に特化しています。

他のエンジニア向けの就活サイトと比較すると、以下のメリット・デメリットがあります。

◯メリット
  • 大手のIT・Web系企業の求人もある
  • 逆求人イベントや特別選考に参加でき、就活を効率的に進められる
  • プログラミング経験者だけでなく、未経験者や文系の人でもスキルアップできる
  • 利用者の口コミも好評価なものが多い
✕デメリット
  • 従業員数が少なめで、十分な就活サポートが受けられない可能性がある(特に1~4月の繁忙期)
  • レバテックルーキーなどに比べると求人数は少なめ

利用しようかどうしようか迷っているぐらいなら、ひとまず利用してみるのがおすすめです。

ただし、就活が活発な1~4月ぐらいに利用する場合は、十分なサポートが受けられないかもしれないので、以下の就活エージェントと併用するのがおすすめです。

エンジニア志望の就活におすすめの就活エージェント【無料】

この記事では、キャリアセレクトのサービスや口コミ・評判を紹介するとともに、他のサービスと比較することで、忖度なくレビューしていきます。

キャリアセレクトのサービス内容や特徴

まずは、キャリアセレクトの具体的なサービス内容を紹介します。

なお、どんな会社が運営しているのか知りたい人もいると思うので、下の『運営会社について』の中に情報をまとめておきました。

運営会社は、株式会社ローカルイノベーション。

まだまだ規模の小さな会社ですが、新卒エンジニア向けのサービスを中心に、ITエンジニアに特化した事業を展開しています。

キャリアセレクトをはじめ、学生エンジニアが中心となってハッカソンやイベントを通してスキルアップできる「STECH(ステッチ)」、エンジニア就職を目指す学生であれば無料で利用できるプログラミングスクール「Tech Select」を運営しています。

中途エンジニア向けにはCareer Nextという転職サービスも行っています。

その他、運営会社についての詳細を以下にまとめました。

※以下は2023年3月時点のデータです。

運営会社株式会社ローカルイノベーション
所在地東京都千代田区神田神保町2-12-3
L&Kビル6F
設立年月2011年12月12日
資本金500万円
従業員数19名
平均年齢27.0歳
参照元:株式会社ローカルイノベーションの転職・中途採用情報|doda

逆求人イベントや企業の特別選考に参加できる

出典:イベント詳細|キャリアセレクト

逆求人イベントとは、企業と直接1対1で話せて、企業側からのスカウトがもらえるイベントのことです。

参加費や志望動機は一切不要で、オンラインで参加できます。一気に複数の企業の話を聞けるので、特に就活序盤に利用すると効果的です。

キャリアセレクトの逆求人イベントには大手のWeb系企業も参加するので、参加しておいて損はないでしょう。

実際に参加した人の感想でも、「楽しかった」や「めちゃめちゃおすすめ」という意見があります。

すでにプログラミング経験があったり、自作のプロダクトがあるのなら、逆求人イベントに参加してアピールしてみるのが手っ取り早いです。

 

逆求人イベント以外でも、企業ごとの特別選考も受けられます。

出典:イベント詳細|キャリアセレクト

キャリアセレクトの就活サポートも受けられるので、自分で応募するよりも選考突破率を高められます。

企業からの特別スカウトが受けられる

逆求人イベントに参加してなくても、登録したプロフィールをもとに企業からの特別スカウトが受けられます。

特別スカウトは登録学生に一斉送信できない仕様になっているので、誰にでも送っているような適当なスカウトが届くことはありません。また、とにかく多くのエンジニアを採用しようとしている企業と出会う確率も低いでしょう(とにかく採用数を求めている企業は、離職率が高かったり、技術力を上げにくかったりします)。

あなたのプロフィールをよく見て、自社に合うと感じた企業からのみ特別スカウトが届くので、選考突破率や企業組織とのマッチ度合いも高くなりやすいです。

自己分析~企業紹介・面接対策までサポートしてもらえる

キャリアセレクトでは、他の就活エージェントと同様に、

  • 自己分析のサポート
  • ES添削
  • 企業紹介
  • 面接対策

を無料で受けることができます。

逆求人イベントなども開催しているので、あなたが就活のどの段階であっても、あなたに必要なサポートを受けられます。

出典:キャリアセレクトのかじやま|Twitter

 

肝心の評判も上々です。

就活の際に使用させてもらってます。
自分の悩み事や考えていることを聞いてくれるので、ありがたいです。
担当してもらっている人は、話しやすい雰囲気で、とても良いです。
考えが変わり、エンジニア以外の職になっても応援してくれるので、ありがたいです。
面接の練習などにも使わせてもらっています。

引用元:㈱ローカルイノベーションの口コミ|Googleマップ

 

一方で、無視されたというツイートもありました。

冒頭でも紹介した通り、他の就活エージェントに比べて従業員数が少なめなので、1~4月の就活が活発化しているときは、キャリアセレクトのアドバイザーの人数が不足しがちになります。

十分なサポートを受けるためにも、早めに申し込んでおくのがおすすめです。

プログラミング未経験や文系からでもスキルアップできる環境がある

キャリアセレクトとは別のサービスになりますが、運営会社が

  • エンジニア就職を目指す学生であれば無料で利用でき、オリジナルの開発物を作れるプログラミングスクール「Tech Select
  • 学生エンジニアが中心となってハッカソンやイベントを通してスキルアップできる「STECH(ステッチ)

のサービスも行っているので、プログラミング未経験や文系からでもエンジニアを目指せます。

実際に、文系未経験からでもエンジニアになった人の口コミもありました。

就活時、エージェントは6つほど利用しましたが、こちらは1番丁寧、かつ学生に寄り添ったアドバイスをいただけます。文系未経験でしたが、言語勉強の進め方や面接練習など、親身にサポートしていただきました。就活で内定をいただけたのと同時に、エンジニアになることへの不安等も払拭することができました。

引用元:㈱ローカルイノベーションの口コミ|Googleマップ

正直、工学部の情報系出身の学生や、開発経験が2~3年以上ある学生に比べると就活は大変ですが、エンジニアに向いているのなら挽回できるかもしれないので、まずは相談してみましょう。

お金がもらえるインターンの募集もある

今もう2~4月の就活シーズン真っ只中という人には対して役に立つ情報ではないですが、キャリアセレクトにはお金がもらえる(+スキルアップもできる)インターンも募集しています。

もらえる金額は、1dayだと交通費だけの場合が多いですが、企業によっては時給1,200~2,000円程度のインターンもあります。また、長期の場合は宿泊費も出してもらえることもあります。

期間も1day~1週間、半年ぐらいのものと幅広く、研究や大学生活との両立がしやすい日程を選べ、参加できる企業も、リクルートサイボウズDMMSansanエン・ジャパンなどの優良企業のインターンがあります。

中には内定直結のものもありますし、インターンに参加しておくと企業の雰囲気や技術力なども知られるので、ミスマッチの可能性を下げられます。

時間的にどうしても参加できないならしょうがないですが、早めに開発現場を知っておくと社会人になる前に他の人に差をつけられるので、自分に合ったインターンを探してみるのがおすすめです。

 

他の新卒ITエンジニア向け就活エージェント・サイトとの比較

ここまでキャリアセレクトのサービス内容を紹介してみましたが、結局サービスの良し悪しは他のサービスとの比較で決まります。

そこで、他の新卒エンジニア向けの就活サイトやエージェントと比較しやすいように情報をまとめました。

サイト名サービスの
特徴
掲載
求人数※1
プログラミング
未経験者の利用
開催イベント企業からの
スカウト
エージェント
による
就活サポート
インターン
の掲載有無
キャリア
セレクト
イベントや特別選考
・スカウト機能が
充実
非公開別途、無料のプログラ
ミングスクール
Tech Select
を利用可能
中・小規模のイベント
が多め
ありありあり
レバテック
ルーキー
掲載企業数が多めで
就活サポートが手厚い
175件別途、有料のプログラ
ミングスクール
レバテックカレッジ
を利用可能
定員が500人規模の
「レバテックサミット」
などを開催
イベント内での
スカウトのみあり
ありなし
エンジニア
就活
プログラミング
未経験者向けの
求人が多め
66件利用可能
別途、無料のスクール
TECH-BASE」を利用
可能(理系のみ対象)
企業説明会や就活
セミナーなどを開催。
合説はなし。
なしありあり
サポーターズ支援金がもらえる
イベントが充実。
エンジニア以外
の職種向けも開催。
非公開イベントへの参加は
可能だが、未経験だと
総合職向けのイベントに
参加したほうがよさそう
エンジニア向けの大規模
イベント「技育祭」や
「技育博」などを開催
イベント内での
スカウトのみあり
なしなし
paiza新卒スキルに応じて
受けられる企業が
広がる。
掲載求人数が多い。
553件エンジニア求人は
未経験だと厳しい。
Webディレクターなど
だと未経験でも可。
なしありなしあり
Wantedlyエンジニア求人に
限らず、ベンチャー
の求人が豊富
3,791件※2可能だが、未経験なら
Webマーケや
ディレクターの
ほうが採用率は高め
なしありなしなし
※1 2023年5月7日時点
※2 新卒エンジニア向けのみ

目的別の利用すべき就活サイト・エージェント

比較表の情報やベンチャー志望の就活生におすすめの就活サイトの情報などを考慮する、目的などによって利用すべき就活サイトやエージェントをまとめると、

開発経験やオリジナルの開発物がある人
プログラミング未経験からエンジニアを目指したい人
エンジニア以外の職種も考えている人

といった感じです。

ただ、他の就活サイトやエージェントを併用している人でも、キャリアセレクトが一番良かったという声は多いです。

就職活動の際に大変お世話になりました。
エージェントは何個も使いましたが、サポートやその他大手の他社のエージェントと比べてもここがダントツでよかったです。
エンジニアで就活を考えている人は一度利用してみると良いと思います。

引用元:㈱ローカルイノベーションの口コミ|Googleマップ

 

キャリアセレクトで逆求人を受けると、選考を突破しやすかったという口コミもあります。

ここまでの内容を読んで、「絶対にキャリアセレクトは嫌だ!」というのでなければ、ひとまず利用してみるのがおすすめです。

 

一方で、批判的なレビューもあります。

当事者意識や反省改善意識が欠如した最悪の会社でした。就活で色んな会社を見ましたがここより酷い会社は無かったと断言できます。
別の会社を使いましょう。

引用元:㈱ローカルイノベーションの口コミ|Googleマップ

どうしてもキャリアセレクトの利用に不安があるのなら、別の就活サイトやエージェントを利用してみるといいでしょう。

新卒エンジニア向けの就活サイトは以下の記事にまとめているので、参考にしてみてください。

 

キャリアセレクトを利用するときの注意点や悪い評判

ここまでは、どちらかというとキャリアセレクトの良い側面を紹介してきましたが、利用するときの注意点や悪い評判も紹介します。

対面での面談やサポートは東京のみ対応

今ではオンラインでの就活が当たり前になってきているので、さほど問題視する人はいないかもしれませんが、対面での面談やサポートを希望する場合は東京でしか対応してもらえません。

うしてもアドバイザーに直接会って面接練習や相談がしたい方は、就活イベントや企業の選考で東京に行ったときに受けるといいでしょう。

もちろんオンライン面談でも親身にサポートしてくれるので、対面にこだわりがない方にとっては全く問題ありません。

逆求人イベントやスカウトでは過度な期待は禁物

サービスの特徴として企業からスカウトが来ることを謳ってはいるものの、実際に企業からオファーをもらうのは簡単ではありません。

何人もの就活生に会うのは企業にとっても負担になるので、プロフィールに自分が開発した成果物や使える技術などが詳細に記載している人に優先的にスカウトを送ります。

ただ単にキャリアセレクトに登録したからといってスカウトがもらえるというものではないので、そこは注意しましょう。

キャリアセレクトはエンジニア志望の学生に絞っており、利用している企業の数もそこまで多くはないので、企業からのスカウトが欲しいのであれば、キミスカOfferBoxなども併用するのがおすすめです。

退会した後も営業電話がかかってくることがある

これは就活エージェントあるあるなのですが、「掘り起こし」といって、過去の利用者に対して連絡して、イベントへの参加を促したり、現在の就活の状況を聞き出そうとしたりします。

就活サイトやエージェントは、企業に学生を入社させることでお金をもらっているので、ウザいと感じても、連絡が来ることはあります。

実際に、キャリアセレクトの利用終了後も連絡が来た人がいます。

とはいえ、利用するメリットのほうが大きいと思うので、「絶対に嫌だ!!」というのでなければ、とりあえず利用してみるのがおすすめです。

 

最後に|キャリアセレクトは便利だが、他の就活サイトと併用するのがおすすめ

繰り返しになりますが、キャリアセレクトを利用するメリットは、

  • 逆求人イベントや特別選考に参加でき、就活を効率的に進められる
  • 利用者の口コミも好評価なものが多く、サポートが充実している

というところにあります。

一方で致命的なのが、サービスの規模があまり大きくなく、イベントに参加していたり、スカウトをもらえたりする企業の数が少ないことです。

これをカバーするためにも、他の就活サイトやエージェントも同時並行で利用しましょう。

エンジニア志望の就活におすすめの就活エージェント【無料】
タイトルとURLをコピーしました