仕事で都合のいい根性論が出てきたらそんな会社は要注意!

ブラック企業辞める

ブラック企業で働いていると得てして飛び交うワードで、

  • 根性
  • 気合

こういった言葉。

もちろん厳しい社会の荒波の中でこういった強い心持ちで臨むというのはよく分かる。

しかしこういったワードが、従業員を上手く扇動するために都合よく振り回されていたら、

そんな会社は要注意と言えます!

気合・根性は万能ワード

気合や根性といったワードは万能と言えます。どんなシーンにおいても人のモチベーションを上げる為には最適な言葉であるのです。

その理由としてこういった言葉は実態がつかみづらい上に、背景には努力しているという姿勢が見え隠れするからです。

従業員を扇動しようとする会社ほど、こういった言葉の魔力をよく熟知しています。

まずもって「根性」「気合」といった類のワードは人の精神性に訴えるものです。そのため具体的な指示案ではない訳です。

  • グッとこらえて根性で頑張れ!
  • バ~ンと気合で一気に終わらせてしまおう!
  • ズバッと切り捨てる気迫も必要!

こんな感じで、「擬音語」と一緒に表現される事が多いのも特徴です。

 

更にはこの「擬音語」が結構なくせ者で「バ~ン」だの「グワッ」だの発言する時って人ってチカラがこもるため、聞いている側はなんとなく話し手に本気を感じてしまう。

あ~この人、俺の為に一生懸命なんだ。と感じさせられてしまうのです。

 

そして最も面白いのがどのワードも、

「なんか頑張ってる感がある」

という謎の納得感です。

 

気合・根性というワードを擬態語に組み合わせて用いれば、なんとなく俺たちはやっている感に包まれてしまう。

しかしこれは巧みなブラック企業が、人は誰しも必死に努力する姿に感動や共感を得るという都合のいい部分だけを引き合いに出して、それに「根性」などの不動のワードを強引に引っ付けて振り回しているだけ。

多少の無理難題でも気合だの根性だのの単語をだせば、その言葉自体のチカラも相まって、従業員はなんとなくやらなきゃなという気持ちに駆られてしまう。

ブラック企業がこういった精神に訴えかけるワードを多用するには、こんな背景が存在するのです。

 

根性論は打開策の無さの現れ

ブラック企業が根性論を多用する理由として、従業員を扇動すること以外に、打開策がないという大きな理由もあります。

というのも、根性・気合というものは人間誰しもに備わっている普遍的なチカラです。

勉強して根性を勝ち取るとか、長い年月のすえ気合を作り上げるというものではありません。もともと備わっている能力とでも言いましょうか。

決して特殊な能力ではなく精神性の強い単なる概念のため、誰しもに備わっているものと言えます。大小の差こそあれ、根性や気合が0という人は中々いない。(シーンによって出たり出なかったりの差はあります)

 

見方を変えればそれをひとつの能力としてみなした場合、誰しもに備わっているが故に、代わりがいくらでもいるという考え方にたどり着きます。

根性論を語る会社にブラック企業が多い理由として、こういった誰しもに備わっている精神能力に着目して人材を使いまわそうとしている点。

その証拠に、

社長
社長

今回の奴は根性が足りなかった。次に雇うやつはもっと骨のあるやつにしよう!

こういった案配で、誰しもに備わっている根性に着目しそれを買い集め、更には原動力にして会社を回している部分。

そのために、ブラック企業は労働集約型の会社がほとんど。時間を切り売りし、いかに体を動かすかで利益を捻出している。

 

しかしこれは自社の利益構造に問題があることを露呈もしています。

要は、仕組みを作ってアイデアや工夫で利益を捻出するという策が全く無い事を裏付けている。

幹部や経営陣に打開策を見出すチカラが不足している為に、末端の社員を切り売りして使用することしか思いつかない。

ブラック企業がその募集要項で、

  • 体力に自信のある方大歓迎!
  • チームワークのある人(昔スポーツをやっていた人)
  • 未経験でもやる気があればOK!

などと謳っているのはそのためです。全て根性論に結びつきやすい文言になっている。

 

このまま根性論主体の会社で働き続けると

根性論主体の会社で働く目的がハッキリと決まっている人はいいと思います。

自分自身を律しライフワークを見直すためだったり、一時的に己を鍛え直すため等のように明確な意図があるのであれば効果は高いといえそうです。

しかし、こういった意図が一切なく、ただなんとなくズルズル在籍している。こんな方は注意です。

このまま漠然と根性論の会社にいると、ゆくゆくは自分も根性論しか提唱できなくなります。

 

ブラック企業のような拘束時間の長い会社にいると、外に目を向けている暇が無いためその会社で起こっている事が人生の全てになっていく傾向がある。

そんな中で、建設的な改善案や具体案がないまま邁進していったら、ドンドン自分自身もその色に染まっていってしまいます。

 

今いる上司、社長を冷静に見てみて下さい。

社長
社長

俺は根性でやってきた。
キツイ時もあったが歯を食いしばって乗り越えてきた。

こんな事を吠えている人いませんか?

これって5年後10年後の自分の姿ですよ。

そのまま今のブラック企業にいたら、将来何も打開案を提示できない人間になってしまう事は言うまでもありません。

根性論が社風の会社はその先もずっと根性論を提唱するだけの会社で居続けます。

だって人材を使い回しの上に、教育システムや斬新なアイデアを進言する土壌ができていないのだから。

 

最後に

俺には根性がある。気合で乗り切ってきた。こういったスピリットは確かに大切です。

ですが、社会にでて上手くビジネスで立ち回ろうと考えた場合には、それだけでは乗り越えられないシーンの方が多い。

あなた
あなた

前職で学んだことは気合と根性です!

こういった事は別の会社では一切通用しない。

面接官
面接官

で、具体的になにができるの?

こんな事にならない為にも、根性論が先行しない会社で自分自身を高めるべきでしょう。