プログラミングの知識を活用して副業したい方も多いのではないでしょうか。
しかし、プログラミングの知識を使っていざ副業をしようと思うと「想像したように稼げない!」と感じることも少なくありません。
なぜなら、最初は上手く仕事が取れないですし、例え仕事が取れても報酬が見合わないことも十分ありえるためです。
今回は、大学生の頃からバイトをせず稼いでおり、社会人になってからも20万円の副業案件を獲得した僕がプログラミングの副業で稼げないという悩みについてお答えしていきます。
プログラミングの知識で稼げる副業
まず、初めにお話しておきたいことは、プログラミングの副業で稼ぐ方法は1つだけではありません。
どの副業を選ぶかによって「副業は稼げる」「副業は稼げない」と大きく意見が分かれます。
プログラミングでできる副業は大きく分けて以下の3パターンです。
- 受託開発
- プログラミング講師
- ITライター
受託開発
まず、一番イメージを持ちやすいのが依頼されたシステムを作って納品する受託開発です。
受託開発と一口に言っても、様々なジャンルがあります。
- HP制作
- システム開発
- アプリ開発
この中でもスキルが比較的浅くてもできるのがHP制作、スキルが多少あるならシステム開発・アプリ開発の仕事が取りやすいでしょう。
スキルは求められるものの、まとまった金額を稼ぎたいと考える人にとっては良い選択肢になります。
また、スキルアップという観点でも仕事に直結するスキルを磨けるので、メリットは大きいと言えますね。
プログラミング講師
続いて、最近プログラミングの需要が高まるにつれてプログラミング講師の需要も高まっています。
プログラミング講師で稼ぐ方法は主に2パターンあり、
- プログラミングスクールの講師として働く
- MENTAなどのサービスを使ってメンターとして働く
というパターンがあります。
まず、プログラミングスクールの講師であれば、およそ時給2,000円、週に10時間程度から始められるので、月に8万円程度安定して稼ぐことができます。
一方、メンターとして働く場合は依頼がない限り報酬が出ることはありません。
しかし、時給が決まっているわけでもないので、より付加価値が高い仕事ができれば、時間単価をさらに上げることも可能です。
安定して稼げるかはわかりませんが、こうした副業の方法もあることを知っておくといいですね。
どんなメンターが求められやすいか?については以下の記事も参考になるかと思うので、ぜひ読んでみてください。
» 失敗しないプログラミングのメンターの探し方【注意すべき4つのポイント】
ITライター
最後に紹介するのがライターです。
なんでプログラミングの知識でライター?と思われたかもしれませんが、プログラミングの記事は価値が高いにも関わらず書き手が少ないという問題があります。
例えば、侍エンジニア塾では、なにかIT系の単語で検索すると多くの記事がヒットします。侍エンジニア塾のライターも外部の人が記事を書いており、実際に公式サイトにもライターの募集があります。
» 【高額報酬】1記事最大10,000円!プログラミング関連のライター大募集|侍エンジニア塾
侍エンジニア塾に限らずとも、少し探してみるとIT系のライターは専門知識が必要になるため需要が高くなります。
今回紹介した中でも、かなり仕事は獲得しやすいので何をしても上手く稼げない!という方は試してみる価値はあるかと思います。
プログラミングの副業で稼げない理由
いろいろ試してみたけど、それでもやっぱり稼げない!と思われる方はプログラミングスキル以外の点で問題があります。
具体的に言うと、営業力が不足している可能性が高いです。
プログラミングの副業で稼げない理由は大きく以下の2パターンに分けられます。
- そもそも仕事が取れない
- 報酬が割に合わない
プログラミングの副業で稼げない理由①:そもそも仕事が取れない
まず、そもそも副業で仕事が取れないことが挙げられます。
仕事が取れない原因は、多くの副業初心者は面倒な事前準備をしないことが挙げられます。
例えば、
- 提案文を丁寧に書かない
- 自分のプロフィールや実績を載せない
- 実績を積み上げずいきなり競争力の高い案件に応募する
などに当てはまった場合はなかなか仕事が取れず苦しむことになるでしょう。
仕事を取るためのテクニックについては以下の記事も解説しているので参考にしてみてください。
» クラウドワークスなどでプログラミング案件を受注するための3つのテクニック
プログラミングの副業で稼げない理由②:報酬が割に合わない
続いて、報酬が割に合わないためにプログラミングの副業で稼げないと感じる人も多いでしょう。
特にクラウドソーシングサイトなどでは、競争相手が数多く存在するためどうしても価格競争になりがちです。
したがって、報酬を上げることを考えるのであれば、
ことを考える必要が出てくるでしょう。
以下にプログラミングの案件探しで使える副業サイトをまとめているので、合わせてご覧ください。
「プログラミングの副業で稼げない」とならない仕事を獲得する方法
副業を始めたてのころであれば、まずは仕事をこなして報酬を得るという体験をすることが重要です。
いつまでも副業をしようとしているのに1円も稼げない状態では、モチベーションの維持も難しいためです。
副業を始めたてのころでも、仕事を獲得しやすい方法は以下の3つです。
- 知り合いから仕事を獲得する
- 時給制の副業を始める
- クラウドソーシングを活用する
知り合いから仕事を獲得する
まず、知り合いから仕事を獲得するという方法があります。具体的に言えば、自営業の人などに対してHPの制作を行う業務になります。
こうしたHPは、外注すると価格が高くなり効果も検証しにくいため、あまり積極的にやろうとする人は多くありません。
したがって、自営業の方の多くは、そもそもHPがない・HPはあるがデザインがとにかく古いことが多いです。
例えば、以下のサイトなどは、デザインもかなり古いですね。
» 本物のバク転を短期間でマスターしたい人は『猪股塾』へ!
お金を払ってまでHP作成をしたいか?は、実際に聞く必要がありますが、知り合いにこうしたサイトを運営している人がいれば、ぜひ声をかけてみましょう。
時給制の副業を始める
続いて時給制の仕事も、まず報酬をもらうことを考えるならおすすめです。
なぜなら時給制であれば、自分が働いた分だけはきっちり報酬が支払われるためです。
特に仕事が取れずに苦しんでいる人にとっては、大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
時給制の仕事としては、前の章でも挙げたように
- プログラミング講師
- Web制作
といったことができるので、探してみるといいでしょう。
こうした仕事は、次に紹介するクラウドソーシング上でも探すことができますし、Googleで「プログラミング スクール 講師」などと検索すれば見つけることができるでしょう。
クラウドソーシングを活用する
最後にクラウドソーシングを活用する方法があります。
クラウドソーシングとは、オンライン上で「仕事を依頼する人」と「仕事をしたい人」をマッチングするプラットフォームのことを言います。
有名なところで言うと、LancersとCrowdWorksがあり、この2つを登録しておけば大丈夫でしょう。
クラウドソーシングの特徴としては、実績が物を言う部分があるため、実績がないうちは仕事を取ることが難しい点です。
実績がないうちからでも仕事を獲得する方法は、以下にまとめてあるので合わせてご覧ください。
» 5分でわかるクラウドソーシングでプログラミングの案件を取る方法
まとめ
これまでの記事のポイントをまとめます。
- プログラミングの副業で稼ぐ方法は1つではない
- プログラミングの副業で稼げないのは「営業力不足」
- まずは副業で報酬を得る体験をする
ここまで、プログラミングの副業で稼げないという人に向けて、副業で稼げない理由や稼げる仕事のジャンルなどをご紹介してきました、
最初から副業で報酬を得ることは意外と簡単ではありません。そこが会社員との大きな違いとも言えるでしょう。
実績のない完全副業初心者が、プログラミング副業の仕事を取る具体的な方法について以下の記事でも解説しています。まず、なんとしてでも1件プログラミングの仕事を取りたいと思う方は必ずご覧ください。