5分でわかるクラウドソーシングでプログラミングの案件を取る方法

プログラミング副業
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プログラミングで仕事を探すなら最初はクラウドソーシングと聞いたことがあるかと思います。

しかし、実際にクラウドソーシングで仕事を探そうかと思うと様々な疑問が出てくるかと思います。

  • クラウドソーシングを使うメリットって何?
  • クラウドソーシングで仕事が取れるレベルってどれくらい?
  • 仕事を取るために何が大事なの?

実はクラウドソーシングでは、仕事が取れる人からすると非常に簡単に仕事が取れますが、仕事が取れない人からすると「クラウドソーシングは簡単と聞いたけど全然仕事が取れない!」ということになります。

なぜなら、過去の自分もクラウドソーシングで仕事が全く取れず、上記の悩みを抱えていたためです。(その後試行錯誤して20万円もの仕事を獲得しました)

この記事では、実際に使って感じたクラウドソーシングのメリットやデメリットから、実際に仕事を取るテクニックまで解説していきます。

記事を読み終えると、仕事の取り方が理解でき、クラウドソーシングで効果的に稼ぎ出すことができます。

クラウドソーシングでプログラミングの仕事を探す理由

実は、副業初心者がクラウドソーシング以外を利用してもプログラミングの仕事を獲得することは十分に可能です。

しかし、副業初心者であればクラウドソーシングを使って仕事を探すのが最も効果的です。

なぜなら、クラウドソーシングサイトでは仕事を実際にする部分以外のステップを非常に簡潔にしてくれるためです。

通常、プログラミングのしごとを取るためには以下のようなステップを踏む必要があります。

  1. 仕事を依頼してくれる顧客を見つける
  2. 顧客に提案をする
  3. 顧客から仕事を依頼される
  4. 依頼された仕事を完了する
  5. 顧客から報酬が振り込まれる

クラウドソーシングを利用すると、上記の1と5のステップをショートカットすることができます。

個人で仕事を取ることに慣れないうちは、クラウドソーシングを使って実際のプログラミング作業に集中する環境を作る方がいいでしょう。

 

クラウドソーシングでプログラミングの仕事をするメリット・デメリット

では、クラウドソーシングのメリットとデメリットについて見ていきましょう。

結論からお話すると、クラウドソーシングのメリットとデメリットは以下のようになります。

  • 実績が少なくても仕事が取りやすい
  • オンラインで全て完結できる
  • 価格が安い
  • 案件によっては競合が多い

メリット1: 実績が少なくても仕事が取りやすい

まず、1つ目のメリットとして実績が少なくても仕事が取りやすい点が挙げられます。

通常、プログラミングのような専門職に関しては実務経験が豊富な方が仕事を取りやすい傾向にあります。顧客からすると、経験がある方の方が信頼できるため当たり前ですよね。

しかし、クラウドソーシングの特徴として必要なときのみに発注可能なため、発注者もノウハウやエンジニアとの繋がりがあるわけではないことが多いです。

クラウドソーシングの活用とその可能性の記事を見てもわかるように、ホームページ制作の依頼をしたい個人事業主の方が使用するケースも多いです。

したがって、発注者も「単価の高い経験豊富なベテラン」を雇うのではなく「単発で価格を抑えて発注できる人」を求めることが多いため、実績が少なくても勝負ができるというわけなのです。

メリット2: オンラインで全て完結できる

また、多くの案件はオンラインで全てを完結できることも非常に魅力的なポイントの1つです。

エンジニア業界では、仕事を依頼する会社に行きスキルを提供するSESという形態がしばしば取られます。

しかし、クラウドソーシングでは、ほとんどの場合オンラインで完結します。そのため余計な移動時間を取られることがなく作業に集中できる点はメリットと言えます。

デメリット1:価格が安い

一方、クラウドソーシングのデメリットとして、よく語られるのは価格が相場よりもずっと安いということです。

なぜなら、上記でもお話したように発注側もノウハウがあまりないため相場を詳しく知らないことが挙げられます。

したがって、地雷案件と呼ばれる案件も少なくなく、求める仕事に対して報酬が異様に安い仕事を見極める必要があります。地雷案件の特徴は以下のとおりです。

  • 報酬が1万円を超えているが応募者が3人以下
  • 発注者に求める仕事が明確でない
  • 発注者の評価が低い

こうした案件は避けるようにしましょう。

デメリット2:案件によっては競合が多い

また、人気案件は競合が非常に多く「絶対この仕事取れないだろ・・・」となることがあります。

例えば、以下の案件などは募集人数は1人にも関わらず46人もの人が応募しています。

単純に計算すると採用される可能性は2%です。こういった案件は実績が豊富な方も多いため、応募するのは賢い選択肢とは言えません。

まずは、応募人数が10〜15人以下の案件を選ぶといいでしょう。

 

クラウドソーシングでプログラミングの仕事が取れるレベル

クラウドソーシングのメリットとデメリットが理解できたところで、続いて仕事を取るために必要なレベルについてお話していきます。

結論からお話すると、プログラミングの仕事ができるかどうかは、実際の案件を見て8割イメージがつくか?を基準にするといいでしょう。

副業のレベル感を知るためには「実際の仕事を見る」

副業で必要なレベルを知るためには、実際の仕事を見るのが最も手っ取り早いです。

例えば、CrowdWorksであれば、以下のように仕事の概要を知ることができます。

出典: CrowdWorks
出典: CrowdWorks

このような概要から自分でも仕事のイメージが8割できるか?を基準にしながら見ていくといいでしょう。

必要なスキルセットなどを含めてより詳しくクラウドソーシングで仕事を取る必要なレベルを知りたい方は、以下の記事に詳細をまとめているので合わせてご覧ください。
» プログラミングの副業で必要なレベルってどれくらい?【月5万円稼ぐまでのステップ】

 

クラウドソーシングで仕事を取る事前準備まとめ

クラウドソーシングで事前準備は非常に重要です。なぜなら、依頼者はあなたのことを何も知らず、実績もなければ信頼を勝ち取ることは不可能なためです。

しかし、自分で仕事を取りたいと考える人でも、面倒だからという理由だけで5人に1人程度しかきちんと事前準備していません。

逆に言えば、少し時間を割いて事前準備をするだけで他の提案者と差別化することができます。

クラウドソーシングでしておくべき事前準備は以下の3つです。

  • ポートフォリオをまとめる
  • 実績をまとめる
  • 提案文のテンプレートを作る

ポートフォリオをまとめる

まずは、自分のポートフォリオをまとめましょう。

ポートフォリオとは、自分のスキルやこれまでに制作してきた成果物などを一覧でわかりやすくまとめたページのことです。

ポートフォリオをまとめることによって、クライアントからすると「この人は今まできちんと成果を作っているから任せても大丈夫だろう」と安心感を持つことができます。

ポートフォリオでは魅力的なデザインなどはこだわる必要があまりないのですが、以下のポイントだけは押さえておきましょう。

  • 自分のスキル
  • 制作物の説明(担当領域、技術、工夫点)
  • 得意としているポイント

実績をまとめる

続いて、プログラミングの実績をまとめることも忘れずに行いましょう。

仕事をまだしてないため実績がない!という方がいるかもしれませんが、そうした方は自分の過去の経験から顧客にとってメリットになりそうなことをまとめるといいでしょう。

具体的には、以下の通りです。

  • 営業の経験が長いため求めていることを具体的にした上で提案をします
  • マーケティング経験があるため顧客に訴求できるサイト作りをします

マーケティングの理論の中で「ドリルを買う人が欲しい物は穴である」という言葉がありますが、サイト制作をすることによって欲しいものはサイトではなく、

  • 新規顧客の獲得
  • 会社のブランディング
  • お問い合わせ窓口の設定

など、様々な目的が考えられます。したがって、実績というのは必ずしもプログラミングの実績でなくても良いということを覚えておきましょう。

提案文のテンプレートを作る

最後に提案文のテンプレートも作成しておくといいでしょう。

なぜ、テンプレートを作っておくといいか?というと、多くの場合1回の提案のみで仕事が取れることは考えられないためです。

よく初心者の方は「初心者ですが〜」という提案文を作りますが、発注者からすると依頼する気がなくなるのでNGです

提案文を作成する際のポイントとしては、自分の強みや追加の提案などを最後に盛り込んでおくことです。

そうすることによって、お客さん側は求めた以上の提案がされているため、あなたに発注をかけてくれる可能性が高くなります。

お客さんにより魅力的な提案をする方法は以下の記事にもまとめているので、合わせてご覧ください。
» クラウドワークスなどでプログラミング案件を受注するための3つのテクニック

 

プログラミングの仕事で使うべきクラウドソーシングサイト2つ

最近は数多くのクラウドソーシングサイトがありますが、使うべきサイトは

  • lancers
  • CrowdWorks

の2つのみで構いません。

なぜなら、このサイトはプログラミングの案件数が他のサイトと段違いに多く、ここのサイトで仕事を取れないなら他のサイトでも仕事は取れないです。

それくらい有名かつ、有用性の高いサイトです。それぞれのサイトについて簡単に紹介します。

lancers

lancersは、日本最大級のクラウドソーシングサイトの1つで、パソコンに関連する業務は一通り揃っているという印象です。

具体的にlancersでできる仕事のカテゴリ一覧を見てみると

  • システム開発・運用
  • Web制作・Webデザイン
  • デザイン制作
  • ライティング・ネーミング
  • タスク・作業
  • マルチメディア
  • 翻訳・通訳サービス
  • 事務・コンサル・専門職・その他

と分かれており、さらにそれぞれのカテゴリの下に5個前後の小カテゴリが存在しています。

試しに「Web制作・Webデザイン > ウェブサイト制作・デザインの仕事・依頼」のカテゴリを見てみると、およそ66,000件もの仕事がヒットしました。

良い案件とそうでない案件が入り混じってはいますが、仕事を探す価値のあるクラウドソーシングサイトと言えるのではないでしょうか。

» Lancersの公式サイト

CrowdWorks

続いて、lancersと並んで日本最大級のクラウドソーシングサイトであるCrowdWorksを使うのもいい選択と言えるでしょう。

こちらもかなりのワーカー(仕事をする人)が登録されていますが、体感ではlancersと比較するとまだ競争が緩やかという印象があります。

こちらも仕事カテゴリはかなり豊富にあり、lancersと同じようにシステム開発のカテゴリを始め全17カテゴリと非常に多いです。

個人的にはCrowdWorksを利用することが多いですが、このあたりは両方使ってみて自分に合う方を継続して使うといいのではないでしょうか。

 

まとめ

この記事のポイントをまとめます。

この記事のポイント
  • クラウドソーシングは初めて個人で仕事をするのに最適な選択肢
  • クラウドソーシングで仕事を取るレベルは8割イメージができるか
  • 仕事を効果的に取るためには他の人が面倒だと思うことをしっかりする
  • 登録するサイトはLancersとCrowdWorksのみでOK

今回はクラウドソーシングの特徴から仕事を取るステップまで網羅的にまとめました。

クラウドソーシングは個人で仕事を取る最適な一歩になりますが、きちんとポイントを押さえておかないと仕事が思うように取れないということになりかねません。

上記の知識をつけた上で次は具体的に仕事を取るステップについて学ぶ必要があります。以下にクラウドワークスを通して20万円の案件を取った方法をまとめているので具体的に方法を学びたい方は以下の記事も目を通してください。

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