プログラミング初心者の方にとって勉強会に行ってみたいけど、なかなか踏み切れない方は多いのではないでしょうか。
「自分はまだそれほど技術に詳しいわけじゃないし・・・」
「行っても話に追いつけなければどうしよう・・・」
僕もエンジニアになりたての頃は「自分なんかが行っても意味があるのかな…?」と半信半疑で勉強会に参加していた記憶があります。
しかし、実際に勉強会に参加してみると自分の知らない知識をたくさん持ったエンジニアの方々が多く、「参加してよかった」と強く思った記憶があります。
今回は、自分の経験も含め、プログラミング初心者こそ勉強会に参加すべき理由についてお話します。
プログラミング初心者は経験に関わらず勉強会に参加するべき
エンジニアの知り合いがいなくてモチベーションを保つのが難しいと思われる方は、できるだけ早くプログラミング勉強会に参加すべきだと思っています。
スキルも十分じゃないのに勉強会に参加するのは怖いと思われるかもしれませんが、
- 自分が学習している分野の勉強会
- 自分のレベルに合っている勉強会
に参加すれば、今まで自分1人では十分にできていなかったことに気づくでしょう。ここでは、プログラミングの勉強会を探すポイントについてお話していきます。
自分の学習分野の勉強会に参加しよう
まず初めての勉強会に参加するのであれば、自分が現在している分野の勉強会に参加しましょう。
自分の学習している分野の勉強会であれば、同じような苦労話があるので、既にその苦労を解決している人の経験を聞くことができます。
現役のエンジニアでもない限りは勉強会などに参加しないと、同じような苦労をしている人に出会うことはありません。
あなたが今、悩んでいるポイントも既に解決している人からすると、実はそれほど大きな悩みでもなかったりするかもしれません。自分の悩みを客観的に見れるという点でも経験者と話すのは有意義になりそうですよね。
プログラミング初心者歓迎の勉強会ならスキルが低くても安心
プログラミングの勉強会に参加するにあたって、初心者の方にとって最も心配の種になると思われるのが、
「自分の知識量では勉強会の内容に追いつけないのではないか…」
という心配ですよね。
この気持ちめちゃくちゃわかります!!
おそらく誰もが勉強会に初めて参加したときには、同じような悩みを持っています。僕も勉強会に参加したことがないときは、どの程度スキルを身につければ勉強会の内容を理解できるのだろうと考えていました。
しかし、最近では初心者歓迎の勉強会が増えており、そういった勉強会には
「今の会社をやめてプログラマーになりたいと思って参加した」
「会社の業務とは関係ないけれど個人的にプログラミングの勉強をしている」
という方も数多く参加されています。つまり、およそ同じレベルの方が参加されているので、まずは、とにかく参加!という心持ちで行くくらいで良いのではないでしょうか。
学習で詰まっている点も勉強会で聞いてみよう
どのような勉強会に参加するかによりますが、場合によっては今自分が詰まっている部分の解決方法を聞くことができます。
下記の記事でも紹介させていただきましたが、特にプログラミング学習初心者はエラーにはまって抜け出すことができず、挫折してしまうケースが多いです。
» 【挫折を防ぐ】初心者におすすめのプログラミング言語と選び方
もくもく会という参加者それぞれの作業をもくもくとする会や、初心者歓迎のハンズオンなどでは自分が詰まっている箇所の質問をしやすいです。
特にもくもく会は自分の作業を進めるだけなので、初めての勉強会としては参加しやすいですね。
余裕が出てきたら新しい技術の勉強会にも参加してみよう
新しい技術と聞くとさらにハードルが上がってしまうかもしれませんね。
しかし、初心者こそ新しい技術に触れるメリットが大きいと思っています。というのも、現役のエンジニアは自身の仕事をこなす時間が多いため、なかなか新しい技術まで手が回っていない人が多いためです。
もし、現場の社員で触っていない技術を使って何かアウトプットが出せていたら、採用に大きく近づくでしょう。
「新しい技術なんて難しそう」
そう思われるかもしれませんが、それはプログラミングに熟練している人でも十分に使いこなせていません。
そんなことあるのか?と思われるかもしれませんが、むしろ新しい技術については、誰も知らないから勉強会をやっているので、参加者の半分はその技術を触ったことがないということも普通に起こりうるのです。
まだまだ経験者も知っていない技術を身につけることができると考えるとワクワクしませんか?
オンラインでプログラミング勉強会の様子を覗いてみる
僕が参加したことのある勉強会の一つはオンラインで配信している勉強会もあります。
まだまだ勉強会に参加するのが不安と思われている方も多いと思われるので、ぜひこの動画で実際の勉強会の雰囲気を味わってみるのもいいでしょう。
プログラミング勉強会でエンジニアの知り合いを作ろう
勉強会に参加することは、それほどハードルが高くないということはわかっていただけたと思います。
しかし、プログラミング勉強会に参加するメリットは自分の知識を増やすということに留まりません。むしろエンジニアの知り合いが作れるという点が最大のメリットといえます。
プログラミング勉強会について様々なことが言われますが、ネットで書かれないような「よりリアルなプログラミング勉強会」の情報はあまり見かけません。
したがって、「リアルな勉強会の様子」をお伝えした上で、エンジニアの知り合いを作るにはどうしたらいいか?ということをお話していきます。
プログラミング勉強会には若手層の参加が多い
僕はこれまで様々な勉強会に参加してきましたが、プログラミング勉強会の多くは若手の参加層が多いです。
つまり、「それほど経験豊富ではないが、感度が高いエンジニアが多い」ということです。
エンジニアの技術というのは数年で流行り廃りがあるほど移り変わりが速い業界です。感度が高いということは、それだけ新しい技術や情報を持っている人が多いということです。
エンジニアの業界では、新しい技術や情報を持っているだけで価値になります。何かサービスやツールを作ろうと考えた際に新しい技術があれば、より選択肢が増えるためです。
こういった知り合いが増えると自分のスキルやモチベーションを上げることができるので、ぜひ知り合いを作っておきたいところですね。
Twitterはエンジニアの必須ツール
スクール同期で知り合いから案件もらったり、強そうなエンジニアさんと仲良くなってる人を見てるとみんなちゃんとアクション起こしてるのよね。
— トシ👨💻QAエンジニア (@toshi65811) April 14, 2019
スクール外の色んな勉強会行ったり、Twitter使ったり、もくもく会主催したり。日々勉強するのは当たり前だけど、積極的に外部と交流してくのも大切よな🤔
しかし、勉強会に参加すると言ってもいきなり知り合いを作るのは意外とハードルが高いものです。
そこで勉強会を参加する前に必ず用意しておきたいツールがTwitterです。
エンジニアの勉強会に参加する方の多くはTwitterをやっています。Twitterでゆるく繋がっておくと、また違う勉強会で会った際にも会話のネタになります。
エンジニアの知り合いが増えてくるとTwitterからも新たに勉強会や技術の情報が入ってくるので、使わない手はありません。
可能なら懇親会にも参加しよう
勉強会が終わった後に交流会が設定されている勉強会も少なくありません。
少し勇気がいるかもしれませんが、交流会に参加して自分が今どんな勉強をしていて、どんなことに困っているのかということを思い切って周りの人に聞いてみましょう。
積極的に聞くことによって、自分が知りたい+αの情報を相手から引き出せるので自身のスキルアップに繋がります。
技術はどれだけ知っていても全て知っているということはあり得ません。基本的に知らないことが当たり前というスタンスで臨むと勉強会にも積極的に参加できるのではないでしょうか。
勉強会でプログラミング学習のモチベーションを上げよう
プログラミング学習初心者の方にとって、自分の作りたいものを作れるようになるまで学習を続けることは意外とハードルが高いです。
自分の考えたサービスを作りたいけれど、作っている中で大量のエラーが出てやる気がなくなってしまい、学習をやめてしまう人は少なくありません。一度学習を辞めてしまうと、再度学習意欲を取り戻すのは難しいでしょう。
そんなときに、自分が悩んでいることを相談できる人がいれば、モチベーションを維持することができます。
上記でもお話したように誰かに話すことによって、どうしたらいいのかわからない!という状況からエンジニアに聞いてたったの5分で解決してしまった経験を何度もしました。
僕もプログラミングを始めて間もないときは特に勉強会に参加するのが怖い!という認識でいましたが、今となってはもっと早くに勉強会に参加していればよかったと思っています。
怖がらずに、まずは小さい勉強会から少しずつ慣れていきましょう!