今回は次のような悩みを持つ人向けの記事です。
後悔しない就活の仕方を教えて欲しい
この記事では後悔しない就活をする上で大事なことをお伝えします。
僕自身、就活で死ぬほど後悔したので、当時の自分には殴ってでもこの記事を見せたいです。
内容はシンプルに次の3つです。
- 僕が就活を後悔している理由【実例】
- 後悔しないために必要な3つのマインドセット
- 具体的な就活の進め方
それでは解説していきます。
僕が就活を後悔している理由【実例】
一言で言えば、就活舐めてました。
- 学歴にあぐらをかいていた
- 大企業しか見てなかった
- 自分の頭で考えることを放棄していた
- 自分はエリートだから経営層を目指すべきという固定観念にとらわれていた
- タイムマネジメントが全然できてなかった
学歴にあぐらをかいていた
正直、京大卒の学歴があればどこかの大手企業に通るだろう、ベンチャーならどこでも内定出るだろうと勘違いしていました。死にたい。
自己分析は『絶対内定』という本でやったのですが、6割くらいで飽きて挫折したし、先述のとおり調子に乗っているので「自己分析をしてもよくわからんが、多分面接ではなんとかなるだろう」と勝手に思い込んでいました。
結果として全然なんともならず、大手企業は軒並み落ちまくりました。
大企業しか見てなかった
そもそも大企業しか考えていなく、ベンチャーはレベルが低いと勝手に思い込んでいました。アホです(今思えばベンチャーの人事の人たちにとても失礼な対応を取ってしまったと思います)。
僕は新卒ではベンチャーに行かない方がいいと思っている派ですが、それでも一度は自分の目でベンチャーがどんなところなのかを見る必要があると思ってます。それすらもせず「大手こそ最強」と信じて疑わなかった。
その結果、本当に自分に合った企業選びのチャンスを自ら狭くしてしまって、社会人になってから後悔しました(結局最初に入った大企業は3年でやめてベンチャーに転職しているし)。
自分の頭で考えることを放棄していた
大学は偏差値で選べばよかったところから、急に「自分が将来どうしたいか、自分で物差しを決めろ」と言われ、
自分のやりたいこととかない…
と迷っている就活生でした。
今思えば、社会人になってからもずっと同じことを自分に問い続ける必要があるので、自分で決断するしかなかったのですが、就活生の僕は自分の頭で考えることを放棄して、就活の人気ランキングに踊らされてました。こんな感じのやつ。
ランキング上位の会社を受けるのが悪ということではないですが、他にも良い企業はいっぱいあります。
やりたいことや行きたい会社がないからと言って、人気の企業を漫然と受けるのはあまりおすすめできません。
» やりたい仕事がない就活生は普通です
自分はエリートだから経営層を目指すべきという固定観念にとらわれていた
将来はマネジメント層になりたい。
いずれは経営に携われるような会社がいい。
などど訳のわからないことを言っていました。
でも社会人になってから気づいたんですが、単に学歴的にエリートだから、会社の中でもエリートを目指すのが普通だろうという考えが根底にあったと思います。当時の自分をぶん殴りたい。
「稼ぎたい」とか「ひたすら成長したい」とかバカみたいに言っている方が、よほど自分の欲求に素直だったし、良い選択ができた気がしてます。
タイムマネジメントが全然できてなかった
学生の間でも、残酷なまでにタイムマネジメントの力の差は出ます。タイムマネジメントとは要するに「目標から逆算して今何をやらなければならないのか」ということ。
ちょっと想像してみてほしいのですが、もし仕事で次のような人がいたらどう思いますか?
- 朝9時「新規事業の市場リサーチか、よし、とにかく調べまくるぞ」
- 昼15時「ようやく半分くらいかな、まだまだ頑張るぞ!あ、でも別のAさんから頼まれてた資料が夕方締め切りだ!先にそっちをやらなきゃ!」
- 夜21時「あれもうこんな時間だ、明日には提出しなければ!結局どの市場がいいんだろう?今選んでる範囲でこれが良さげだからこれでいいか」
結局いつまでに何の目的でどのようなアウトプットが必要なのか決めないまま、目の前の締め切りに追われて十分に検討する時間も取れずゲームーオーバー、って感じですね。
タイムマネジメントができない当時の就活生の僕は、これと同じだったなと思います。
ESも面接対策も、直前になって焦って徹夜して乗り越えれる期末テストのようなノリでやっていたら、結局付け焼き刃で終わりました。
就活で後悔しないために必要な3つのマインドセット
じゃあどうすれば後悔しない就活ができるの?
次の3つが重要です。
- 学歴はあくまで「センター試験を突破」程度の武器
- 自己分析と面接対策が全て
- 就活は終わりではなく始まり
学歴はあくまで「センター試験を突破」程度の武器
当然ですが、就活において学歴フィルターは存在します。学歴フィルターがある人はラッキーと思っているかもしれませんね。
でもそれは就活全体を通して自分を守ってくれるものではありません。書類選考で落とされることはほぼないという意味では、学歴はセンター試験を突破できるファストパスのようなもの。
でも、2次試験(面接)では結局、実力勝負です。就活で学歴フィルターが有利に働く人でも、さすがに学歴は内定までは導いてくれません。
逆に言えば就活は学歴がない人でも面接まで持ち込めば、学歴のハンディをひっくり返せるゲームだということです。
自己分析と面接対策が全て
ESは大学の先輩に手伝ってもらったり、添削サービスなどを使って時間をかけて準備ができます。そして「良いES」の型はある程度決まっているので「正解」がわかりやすいものです。
一方、「自己分析の正解」ってないですよね?やり方のハウツーはありますが、どの状態になれば自己分析完了したかはあなた次第です。業界・企業研究も、自己分析がちゃんと定まってないと永遠に不必要な情報をかき集め続けることになってしまいます。
また、面接も準備は他人と一緒にできますが、本番で面接官を前にして戦うのは自分しかいません。だから実力差がモロに出ます。
だからこそ、就活の頑張りどころは自己分析と面接対策な訳です。
就活は終わりではなく始まり
これから就職する人のほとんどは、新卒で入社した会社で一生働くということはないでしょう。転職してステップアップしていくことは今や標準的なキャリアです。
その際に意識すべきなのは、「短期的なゴールは内定GETでいいが、それで思考停止すると結局数年後に壁にぶつかる」ということ。就職してからが新たな人生の始まりです。
実際に大手企業に就職した僕の大学の同級生も、社会人5~6年目になると必ず1度は転職を検討します。なぜなら周りが転職しだすから。
僕は就活で失敗したと後悔しているからこそ、その後も「結局自分はどのように仕事ができれば理想なんだろう」という問いをずーーっと続けています(いま社会人6年目なので就活時代から7年は続けてます)。
だから、就活の時点で自分の将来に完璧な答えを出さなくてもOK。やりたいことが明確に見つからないと就活失敗、なんていうことはなく、あくまで仮決めです。
もし決まらないなら、とにかくビジネスマンとしての基礎戦闘力を高められるところはどこか?で探してみるのもオススメです。
具体的な就活の進め方【社会人を巻き込め】
じゃあ具体的にどうやって就活を進めればいいの?
と思いますよね。
世の中に成功事例はたくさんありますが、他人の成功事例を自分が真似してもうまくいくとは限りません。しかし「これはやったら失敗する」という失敗事例は知っておいて損はないと思います。
僕が一番やって後悔したのは、友達同士で就活をすること。
結局、どこまで言っても就活は自分がどうしたいか、です。だから基本的に孤独な戦いです。
友人と同じ会社を目指して頑張ろうね、などと馴れ合うのがいいと思ってないですよね?
就活を突破するためには「自分が納得のいく企業選びの軸を決め、その企業に対しES・面接を通じて自分の価値をアピールすること」だけに集中してください。その時、大学の先輩、就活サービスなど使えるものは全て自分のために使い倒すんだという意識が必要です。
友達と情報交換することを一切禁止すべきとは言いませんが、少なくとも社会人経験のない学生同士で仕事について語っていても、本質的な深い話・企業の実態に即した話は出てきません。
面接対策、ES添削、志望動機の作り方まで就活のプロに無料で相談できる時代なので、活用できるものは遠慮なく利用するのが就活成功への近道です。
おすすめの就活サイトも選んでおいたので、最後に紹介します。
JobSpring Agent
JobSpring Agentは、マッチング精度の高さがウリの就活エージェントです。
CUBIC適性検査やAIなどのデータに基づいてあなたに合った企業を紹介してくれるため、内定承諾率70%(平均は約36%)の実績を叩き出しています。
大手の就活サイトでは、メールで大量の送られてくることが多い一方で、JobSpring Agentでは平均3~4社ほど。本当にあなたに合う企業のみを紹介してもらえるので、1社1社の選考に集中でき、結果として選考も突破しやすくなっています。
もし選考に落ちてしまっても、不合格理由から改善策を一緒に考えてくれ、内定獲得までつきっきりでサポートしてもらえます。
利用者のアンケートでも「自分の話を親身に聞いてくれるか」で平均4.4点(5段階中)と人気があり面談の枠もすぐに埋まってしまうので、早めに登録しておきましょう。
OfferBox
OfferBoxは、4年連続で学生の利用率No.1、就活生の3人に1人が登録している逆求人サイトです。
文章に加えて動画や研究スライド、写真を使って自分をアピールできます。そのため、学歴以外の人柄でも勝負ができ、結果として93.6%(※)の学生が企業からスカウトを受け取っています。
※プロフィール入力率80%以上の場合・2020年卒・2019年5月時点の実績
ベンチャー企業はもちろん、大手企業や官公庁(経済産業省)も導入しており、多様な企業からのスカウトを受け取れます。
一方で、企業が学生に送るオファー数には制限があるため、受け取るスカウトもあなたに合った企業である可能性が高いものばかりです。
就活の視野を広げるためにも、早めに登録しておくと今後の就活に役立つでしょう。
キミスカ
キミスカは、自分の選考状況をアピールできる逆求人サイトです。
どういうことかというと、例えば「株式会社◯◯の選考で3次面接まで進んだ」という情報を登録すると、
◯◯の3次面接まで行っている学生なら私も会ってみたい
と思った企業側の担当者からスカウトメッセージが送られて来ます。
なので、もし不採用になった場合でも、そのデータが次の企業の選考に活かされます。
早めに登録しておいたほうがお得ということですね。
irodasSALON
irodasSALONは、あなたが本気でやりたいと思える仕事を見つけられる就活エージェントです。
自己分析や企業分析のサポートのために、
- 以前は5万円もしたキャリア講義
- 160ページを超えるキャリア形成教材
などが無料でもらえます。
加えて、キャリアカウンセラーが一人ひとりについてくれるので、困ったことがあればすぐに相談できます。
結果として、
- 利用者の満足度95%
- 年間に13,000人が利用
- 内定率98%
といった実績が生まれ、企業からも信頼されているため、人によっては「irodasSALON特別ルート」で選考を受けられることがあります。
当然、特別ルートは人数制限があるので、早めに登録しておくと有利です。
レバテックルーキー
レバテックルーキーは、ITエンジニアになりたい就活生や大学生・院生に特化した就職エージェントです。
エンジニアの転職やフリーランスで日本最大級のエージェントなので、エンジニア業界を熟知しています。
レバテックルーキーの強みをまとめると以下の通りです。
- 利用者の内定率は85%以上
- 大手・中小・ベンチャーの優良企業を紹介してくれる
- 受かるES、GD、面接ノウハウをこっそり伝えてもらえる
- 最短1週間で内定を獲得できる
- 多数のIT企業の人事とつながりがあり、独自の情報もあり
就活アドバイザーがエンジニアの知識に精通しているので、あなたの志向性やスキル、入社後のキャリアパスを考慮したアドバイスもしてもらえます。
人気があるため面談の枠は埋まりやすいので、早めに登録しておきましょう。