エンジニアが副業で使えるサイト・サービス7つ【経験年数別で解説】

プログラミング副業
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プログラミングで副業をしようかと考えるエンジニアは多いですよね。

  • 在宅でも仕事が取れる
  • 副業でも稼ぎやすい
  • 副業を通してスキルアップができる

など、プログラミングの副業には様々なメリットがあります。最近はエンジニア不足ということもありプログラミングの副業サイトも数が増えてきました。

そこで今回はレベルやスキルレベルに合わせたプログラミングの副業サイトを紹介していきます。

僕も過去に使ったサイトばかりなので、各サイトの特徴もある程度は把握できているかなと思います。それでは見ていきましょう。

エンジニアが副業で使えるサイト・サービス7選

では、プログラミングの副業で使えるサイトを紹介していきます。

今回、紹介するサイトは以下の7つです。

  • クラウドワークス
  • lancers
  • Another works
  • ココナラ
  • Teamlancer
  • wantedly
  • シューマツワーカー

【経験1年未満】クラウドワークス

経験年数勤務形態スキルアップ仕事の取りやすさ報酬
問わない成果報酬△(案件次第)

まずは大手クラウドソーシングサイトのクラウドワークスです。

クラウドワークスは、仕事をしたいワーカーと仕事を発注したいクライアントをオンライン上でマッチングするビジネスマッチングのサービスです。

依頼されている仕事の中には、プログラミング案件も多く含まれており、まず副業として始めるにはいい選択肢になります。

一方で、クライアントもエンジニアに理解がある人は多くなく、できるだけ価格を抑えるために使用している場合も少なくありません。

したがって、副業として始めるにはいいですが、長く安定して稼ぐなら報酬の安い仕事は最初から受けないようにするなどの工夫が必要になってくるでしょう。

【経験1年未満】lancers

経験年数勤務形態スキルアップ仕事の取りやすさ報酬
問わない成果報酬△(案件次第)

続いてクラウドワークスと並んで日本最大級のクラウドソーシングサイトのlancersです。

lancersもクラウドワークス同様、比較的手軽に仕事を取ることができ、副業の一歩目としてはクラウドワークスと並んでいい選択肢になります。

なぜなら、クラウドソーシングサイトでは、ある程度仕事の取り方が確立されているためコツを掴めば仕事を取ることはそれほど難しくないためです。

副業を始めるにあたって、最初の壁は仕事を取れるようになることです。

その壁を突破するためには、クラウドソーシングを通して仕事を最初に探すのはいい選択肢と言えるでしょう。

» Lancersの公式サイト

【経験1年未満〜3年】複業クラウド(旧:Another works)

2019年10月ごろにできたサービスですが、急激にユーザーを増やしている複業クラウドもおすすめです。

複業クラウドの魅力はなんといっても、システム利用料や手数料が0円という点です。

クラウドワークスやlancersが、ほとんどのケースで手数料を20%かかることを考えると魅力を感じる人も多いのではないでしょうか。

エンジニアであればシステム開発以外にも、プログラミングの講師で稼ぐという方法もあります。

比較的初心者でもやりやすい案件も多いので、手数料のかかるクラウドソーシング以外にも登録して損はないサイトかと思います。

» 複業クラウドの公式サイト

【経験1年〜3年】ココナラ

経験年数勤務形態スキルアップ仕事の取りやすさ報酬
問わない成果報酬

CMも放映しているココナラです。

ココナラはクラウドソーシングとは違って、仕事をしたい人が自分のスキルを商品化して登録しておきます。そして発注者がそのスキルの中から自分の要望に合ったものを選んで仕事を受ける流れになります。

つまりココナラでは、クラウドソーシングサイトのような営業がほとんど不要になります。

一方で同じような商品が登録されると、あなたに依頼が来なくなる可能性もあるため、いかに商品を差別化するかがポイントになります。

このあたりが上手くできるようになると、ココナラで生計を立てることもできるほど十分に稼ぎ出すことが可能になります。(実際僕の周りにもいます)

比較的経験年数が浅い方でもアイデア1つで稼げるチャンスがあるサイトということができるでしょう。

【経験2年〜】Wantedly

経験年数勤務形態スキルアップ仕事の取りやすさ報酬
半年〜要相談

続いてビジネスSNSのWantedlyを利用して仕事を取る方法もあります。

WantedlyはビジネスSNSサービスのため、副業を取ることを目的として使用する人は多くありません。

したがって、Wantedlyで副業の仕事を獲得するためには企業に営業をかける必要があります。

しかし、副業としてスタートできる企業特集などの特集が組まれたりもするため、一定数Wantedlyを副業のために使用する人も少なくなさそうです。

» Wantedlyの公式サイト

【経験2, 3年〜】シューマツワーカー

経験年数勤務形態スキルアップ仕事の取りやすさ報酬
2, 3年〜時給制

続いて、週末の空いている時間を利用して副業することを目的としたシューマツワーカーです。

シューマツワーカーはその名の通り、週末に仕事をすることを想定しているため、掲載されているサイトは全て副業先の候補になります。

また、報酬も時給2,000〜3,000円のものが多く、時給3,000円であれば決して低い時給ではないのではないでしょうか。

副業先にスタートアップ企業が多いことも魅力に感じる人は多いかもしれません。大きく稼ぐことは難しいですが安定して稼ぎたい人、かつ経験年数が2年以上ある方には最適な副業サイトと言えるでしょう。

» シューマツワーカーの公式サイト

 

エンジニアが副業サイトを選ぶ基準

プログラミングの副業サイトと一口によっても特徴が様々なので、自分に適したサイトを選ぶことが重要です。

エンジニアの経験年数によって仕事が取れないパターンなどは比較的わかりやすいのではないでしょうか。

また人によっては副業の目的は、スキルアップがメインという方もいるでしょう。プログラミングの副業サイトを選ぶ基準は大きく以下の3つになります。

  • 求められる経験年数
  • 勤務形態
  • スキルアップできるか

求められる経験年数

まず始めに副業のサイトによっては前提として、エンジニアの経験年数が数年以上求められるケースがあります。

経験がある程度あるエンジニアにとっては、もちろんレベルの高い案件をこなして高い報酬を得られる一方で、若手エンジニアは仕事を受けることができません。

僕も社会人1年目のころから副業に取り組もうと考えていましたが、経験年数が足りずに応募すらできなかったケースは少なくないです。

およそ、どのサイトも実務経験年数が3年を超えてくると、経験年数が足りずに断られるケースはほとんどなくなります。

まずエンジニア経験が3年あるか?を1つ基準に持っておくと、登録サイトも選びやすくなるでしょう。

勤務形態

続いて、プログラミングの副業をしようと考えると勤務形態をざっくり2つに分けることができます。

  • 時給制(時間的な拘束のみ)
  • 成果報酬(システムの完成まで)

この勤務形態のどちらを選択するかによっても、本業の負担が大きく変わります。

毎週10〜20時間働いて安定して6〜8万円程度稼ぐ人もいれば、成果報酬でマイペースに稼ぎを上げる人もいます。

経験の浅いうちから大きめのプロジェクトに成果報酬で参加すると、ほぼ確実に納品できないのでおすすめしません。

これらも、どちらが良い悪いではないので、自分の生活を考えた上で仕事を取ることを考えましょう。

スキルアップできるか

最後に既にエンジニアとして仕事をしている人にとって、スキルアップできるか?は大きな基準の1つになるでしょう。

具体的に、スキルアップできるかをどのように判断するかというと以下の2つです。

  • 仕事の依頼者がエンジニアへの理解があるか
  • 使う技術などが明示されているか

特にクラウドソーシングサイトなどでは、比較的仕事が取りやすいものの仕事の発注者もノウハウがない人が多く、スキルアップに使えるかは微妙です。

それぞれのサイトで誰が依頼者になるのか?も検討段階で見ておきたいところです。

 

副業を始めるまでにするべき事前準備

ここまでプログラミングの副業サイトを紹介してきましたが、登録して仕事を獲得するためには相手からの信頼を獲得する必要があります。

仕事を依頼する人からすると、どこの誰ともわからない人に対して仕事を依頼するのはリスクになりますよね。

副業サイトを利用して仕事を獲得するためには、事前に以下の準備をしておきましょう。

  • 実績をまとめる
  • 目的を決める

実績をまとめる

まずは、相手からの信頼を獲得するために自分の実績をまとめることは必須です。

具体的に言うと、

  • どんな仕事を
  • どんな技術を使って
  • どれくらいの期間

担当したのかを一覧でまとめるようにしましょう。

もし、実績が足りなくて不安を感じているという方は、クラウドソーシングサイトを利用すれば実績が比較的少なくても仕事を取る方法があるため以下の記事もチェックしてみてください。
» クラウドワークスなどでプログラミング案件を受注するための3つのテクニック

目的を決める

続いて、副業をするにあたって意外とぶれやすいのが副業をする目的です。

副業をする目的を明確にしておかないと、

  • 思っていたよりも時間が取られる
  • 副業なのに本業と同じことをしている
  • これだけ働いているのに収入が少ない

など、様々な不安が出てくることになるでしょう。したがって、副業をするにあたって自分が何を最重要視するのか?妥協できるポイントはどこまでか?のラインを明確にしておくことが重要です。

一般的にエンジニアが副業をするにあたって、目的は以下の2つになるかと思います。

  • 本業以外の報酬
  • スキルアップ

例えばですが、収入は時給3,000円以上、手に入れたいスキルはAWSかGCPなどのインフラ周りなどと決めておくと使うべき副業サイトも見えてくるかと思います。

 

エンジニアが副業サイトを使う前に知っておきたいこと

事前準備も終わり、プログラミングで副業をいざ始めようとするあなたに1つだけ知っておいてほしいことがあります。

それは、副業は特に最初のうちはあなたが想定しているよりも稼げない可能性が高いという事実です。

具体的にデータをいくつか紹介していきます。

データ1:クラウドワークスの決算資料

まず、2016年のクラウドワークスの決算資料です。(リンク先は決算資料ではなくキャリコネニュースのリンクになります)

クラウドワークスで「月収20万円以上」わずか111人の衝撃 やはり働き方は「正社員が一番」なのか

この資料を簡単にまとめると、クラウドワークスで月収20万円を達成している人は111人で、これは全体の0.01%になるというデータです。

全員がクラウドワークスを通して月収20万円を目指しているわけではないにしても、全体の0.01%となると少ないと感じる人も多いのではないでしょうか。

データ2:パーソル総合研究所

続いてパーソル総合研究所の副業に関する調査データです。

出典: パーソル総合研究所

ここで、副業の平均月収は6.82万円という数字で「稼げる」と感じた人は要注意です。なぜならこうした平均値は、一部の月収が高い人が数値を大きく押し上げている可能性が高いためです。

注目すべきはむしろ、平均時給の方でこちらはわずかに1,652円というデータになっています。

つまり、大半の人は副業で本業と同じ時間程度働いたとしても月収26万円程度にしかなりません。本業に影響が出る可能性があることも考えると少し割に合わないですよね。

副業を始めたての人でも安定して稼げるようになるためには、

  • どんな副業だと稼ぎやすいのか?
  • なぜ自分は安定して稼げないのか?

といった知識を身につける必要があります。この知識を身につけずして安定して稼ぎ出すのは難しいでしょう。以下の記事で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。
» プログラミングの副業で稼げない!実績ゼロでも安定した収入を作る方法とは

 

まとめ|スキルアップと報酬が得られる副業サイトを使おう

ここまでの記事のポイントをまとめます。

この記事のポイント
  • プログラミングの副業サイトを選ぶ基準は以下の3つ
    • 求められる経験年数
    • 勤務形態
    • スキルアップできるか
  • 経験のある人はシューマツワーカーがおすすめ
  • 経験が浅い人はココナラがおすすめ
  • 副業は報酬に期待しすぎない

ここまでおすすめのプログラミングの副業サイトや副業に関する基礎知識についてご紹介してきました。

エンジニアが副業を始めようと考えたときに、どの経験年数の人でも対応できるように有名なサイトをまとめているため、およそどれを使えばいいかイメージが固められたかと思います。

最後に副業は稼げないというお話もしましたが、実績が積み重なっていけば経験なども関係なく稼げるようになります。

まず、初めの一歩として仕事を獲得する方法を知りたい!と思われる方は、クラウドワークスを使って仕事を獲得する方法を以下の記事にまとめているので合わせてご覧ください。

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