プログラミングを独学して副業で月5万円稼げるようになりたい人は多いですよね。
しかし、いざプログラミングで副業をしようとすると様々な疑問が出てきますよね。
実際のところ、副業で安定して稼ぐのは簡単ではありませんが、それほど高いスキルが要求されるわけでもありません。
実際、僕も大学生の頃、情報系の学部だったこともありますが、時給2,000〜3,000円稼いでいました。
社会人になってからは、副業で20万円の仕事を受注できました!
今回はそんな僕が、
- 最速で稼げるようになるスキルセット
- 必ず意識したいプログラミングスキルより大事なこと
- 具体的な独学方法
- 初の仕事の取り方と使うサイト
について解説します。
プログラミングを独学して最速で月5万円稼ぐスキルセット
結論からお話すると、完全初心者が独学で稼ぐまでに必要な最小のスキルセットはHTML+CSS (+jQuery) です。
具体的な案件を見ていきましょう。
独学で仕事を取るならコーディング案件がおすすめ
例えば、大手クラウドソーシングサイトのクラウドワークスには以下のような案件があります。
開発内容:既存のコーディングデータのレスポンシブ化
例えば、こちらの案件は、既にあるサイトをスマートフォンでも見やすいレイアウトに整えるレスポンシブ対応を依頼しています。
使う言語はHTMLとCSSで、これらの言語は初心者でも1ヶ月以内に身につけることが可能です。
HTMLとCSSを身につければ、簡単なwebサイトを作ることができるようになります。
↓UberのようなサイトならHTML+CSSでほとんど作れます。
ここにアニメーションなどができる jQuery が使えることが、仕事を取る最低限のレベルになります。
つまり、独学かつ最速で稼ぐことを考えると、HTML+CSS (+jQuery) が最短コースというわけなのです。
副業で稼ぐスキルについては、以下の記事でも詳しく解説しているので合わせてご覧ください。
プログラミングの副業で稼ぐために必要な4つのスキル
プログラミングで大きく稼ぐ方法として最も簡単なのは、プログラミングのスキルを上げることです。
しかし、実はプログラミングスキルを上げる以外にも、副業で稼ぎを大きくする方法はあります。
なぜなら、仕事の依頼者はプログラミングに詳しくないことも多く、スキルよりも実績や信頼で人を選ぶことも多いためです。
したがって、プログラミングの副業で稼ぐには以下の4つのスキルを総合的に高めることが重要なのです。
プログラミングスキル
まず、説明不要ですが、プログラミングスキルは収入に大きな影響を与えます。
最低限のスキルセットはHTML+CSS (+jQuery) ですが、さらにPHPやWordPressのスキルがあれば、案件数は2~3倍以上になります。単純に、WordPressで作られているサイトが多いからです。
WordPressの技術を身につけるためには、PHPやJavaScriptについても学ぶ必要がありますが、ネットの情報も多くコスパが高い技術と言えます。
ただし、最近はWordPressにも様々なアップデートがあり、正直、完全に独学で学ぶにはハードルが高くなってきています。
独学も不可能ではありませんが「WordPressも学んでより効率的に稼ぎたい」という人はスクールなども検討したほうがいいのではと思います。
WordPressが簡単という人は一昔前で情報が止まっているよ…
営業スキル
副業をする上で、プログラミングスキルは非常に重要ですが、同じくらい営業スキルも重要です。
営業スキルと聞くと「一体何をすればいい?」と思われるでしょうが、一言で言うとお客さんから信頼を得られるコミュニケーションを取るということです。
そのためには、一例として以下のような項目が必要になります。
とは言っても、どのように営業をするのかイメージが湧かないですよね。
以下にプログラミングの仕事を取るために必要な営業テクニックをまとめているので、合わせてご覧ください。
依頼者の仕事を理解するスキル
副業初心者の方にありがちですが、お客さんの要望を十分に理解しないまま提案文を作るケースがあります。
例えば、先程紹介したスマホ対応にする案件を例にとって考えてみます。
開発内容:既存のコーディングデータのレスポンシブ化
おそらく、何も考えずに提案文を書くと以下のような文章になります。
一方、良い提案例としてはお客さんが何を求めているかを考えた提案になります。
提案の内容が1つ目と2つ目で大きく変わることがわかりますよね。
実際、クラウドソーシングサイトでは、2つ目の良い提案文章を書く人は多くても20%程度です。
つまり、技術力で負けていても提案力で勝つことで仕事を取ることも十分可能というわけなのです。
副業だと提案レベルが低い人ばかりなので、多少スキルが劣っていても勝てるよ!
稼げる仕事を探すスキル
プログラミングの仕事を初めて取る人は、一般的にクラウドソーシングがおすすめされます。
クラウドソーシングは副業初心者でも仕事を取りやすく、それゆえに競合が多く価格競争に巻き込まれやすい側面があります。
しかし、いつまでも価格競争に巻き込まれていては安定して稼ぐことはできません。したがって、クラウドソーシングだけでなく以下の3つの場所で仕事を取れそうにないか探してみましょう。
- Twitterや知り合いなどの紹介
- オフラインで足を使って仕事を探す
- その他の仕事マッチングサイトを利用してみる
プログラミングで稼げるようになるための2つのテクニック
プログラミングで安定して稼ぐためには、いかに営業にかける時間を減らすかが非常に重要です。
理想の形は、何もせずともお客さんがどんどん仕事を申し込んでくれる状態です(正直これはかなり難しいですが)。
営業にかける時間を減らすために有効なテクニックは、以下の2つです。
- 継続案件をねらう
- 実績をきちんと公開する
継続案件をねらう
一度仕事をした経験のあるお客さんから継続して仕事をもらえれば、営業にかける時間を大きく減らすことができます。
なぜなら、一度仕事を完了している実績があるため、
など、お客さんからしても余計な心配をしなくて済むためです。
したがって、仕事を獲得する際にも「継続して仕事をくれそうな相手か?」は、頭に入れておきましょう。
継続案件を発注してくれるお客さんは、案件の詳細ページに「継続あり」を書かれているものの他、依頼者がホームページ制作やWeb広告代理店の会社の場合なんかに多いです。
ただし「継続案件があるから…」といって仕事を安請け合いするのはNG!そんなお客さんは大体2回目がないよ!
実績をきちんと公開する
また、副業初心者の方はやらない人も多いですが、実績を公開することは、あなたの想像の10倍大切なことです。
なぜなら、お客さんが人を選ぶときに見れるものが何もないと「本当にこの人に任せて大丈夫か?」と心配になるためです。
したがって、面倒ではありますが、あなたが見せられる実績やスキルを公開するページを作成しましょう。
公開にはレンタルサーバーを契約する必要がありますが、エックスサーバーをおすすめします。
管理画面がシンプルでWordPressを簡単にインストールでき、とりあえず一番安いプランを契約しておけば困ることはありません。
料金も月々1,000円ぐらいですし、自分で作ったサイトや実績をまとめるためにも、できるだけ早い段階でサーバーを契約しておきましょう。
独学で稼げるプログラミングスキルを身につける方法
では、プログラミングで稼ぐスキルを身につける独学方法について解説していきます。
具体的な学習方法は以下の通りです。
- Progateでプログラミングについて知る
- Webサイトを模写する
- より大きく稼ぎたい人向け:スクールの副業コースを受ける
Progateでプログラミングについて知る
初めてプログラミングを学習する人におすすめしたいのが、Progateです。
Progateとは、指定されたコードを書いていくだけで簡単にプログラミング学習ができる、オンライン学習サイトです。
全ての講座を受講するためには月額で1,078円(税込)必要になりますが、Progateで学習すべきことは1~2週間で終わらせられるので、1ヶ月分の料金で済みます。
他のコースは受講しなくてもいいのか?と思われるかもしれませんが、Progateだけで稼ぐレベルに行くことは難しいため不要です。
できるだけ早く上記の講座を終わらせて次の学習ステップに進みましょう。
Webサイトを模写する
最後は実際に公開されているWebサイトをHTML+CSS (+jQuery) で模写しましょう。
先ほども紹介したUberのWebサイトは、構成がシンプルなため初めて模写をする人にもおすすめのサイトです。
アイコンや画像まで完璧に再現しなくても大丈夫ですが、可能ならfontawesomeなどを調べて似たようなレイアウトを作りましょう。
初めてやる方にとっては模写は1つ大きなハードルになります。
より具体的にWebサイトを模写する方法は、以下の記事で紹介してますので、不安な方は読んでみてください。
» Webサイトの写経のやり方とレベル別のステップアップ方法を解説します
より大きく稼ぎたい人向け:スクールの副業コースを受ける
「プログラミングの副業で稼ぐために必要な4つのスキル」で解説したようにWordPressのスキルがあれば、より簡単に稼ぐことができます。
しかし、最近のWordPressはアップデートの影響もあり、独学で学ぶにはハードルが高くなりつつあります。
そこで、挫折しないためにもプログラミングスクールの利用をおすすめします。
今では価格が安めのプログラミングスクールも充実してきているので、目的に合わせたスクールを選ぶことで費用も抑えることができます。
おすすめのプログラミングスクールも選んでおいたので、紹介します。
おすすめのプログラミングスクール
スクール名 | おすすめな人 | 受講料 | 年齢制限 | 対応言語 | 受講形態 | 受講期間 |
---|---|---|---|---|---|---|
侍テラコヤ | ある程度自分で学習 でき、分からない ところを質問したい人 | 月額2,980円 (税込)~ 無料プラン あり | なし | ・PHP ・JavaScript ・Ruby、など | オンライン | 1ヶ月~ 月単位で 変更可能 |
TechAcademy | スクールの利用に 不安がある人 (無料お試しアリ!) | 99,000円 (税込)~ | なし | ・JavaScript ・WordPress ・PHP、など | オンライン | 1~4ヶ月 |
Web食い オンライン | 使えるスキルを格安 で身につけたい人 | 59,800円 + 月額10,800円 (税込)~ | なし | ・Webデザイン ・JavaScript ・マーケティング など | オンライン | 1ヶ月~ 月単位で 変更可能 |
デイトラ | 仲間と一緒に学習を 進めたい人 | 99,800円 (税込) | なし | ・JavaScript ・WordPress ・Webデザイン など | オンライン | 3ヶ月 |
侍テラコヤ
侍テラコヤは、サブスクリプション型のプログラミング学習サービスです。
- 質問し放題、回答率100%のQ&A掲示板が利用できる(しかも平均30分で回答が来る!)
- 月に1回、現役エンジニアのレッスンが受けられる
- プログラミングやWebアプリ開発、機械学習などの50種類以上の教材が学習し放題
といったサービスが受けられます。
これだけの内容にも関わらず、料金も入学金は無料、月額料金も無料のフリープランがあります(ただし、フリープランだと一部の教材やQ&A、現役エンジニアのレッスンは利用不可)。
すべての教材が利用できる有料プランでも月額2,980円(税込)~という格安で利用できます。
この料金にも関わらず、未経験からエンジニアに転職・就職するための面接対策や職務経歴書の作成サポートも付いています。
いつでも退会可能で1ヶ月だけの利用もOK!(有料プランの場合は、途中解約で解約手数料が発生する場合あり)
まずは無料で始められるので、とりあえず登録してみましょう。
TechAcademy
TechAcademyの副業コースは、はじめての仕事の受注を保証してもらえます。
オンラインでの学習に特化しており、毎日15時〜23時の間はメンターが常時オンラインで待機しているので質問し放題。
副業中の疑問解決や品質管理も、メンターがメンタリングとチャットでサポートしてもらえます。プロからのアドバイスを通して、実務をこなす力が着実に身につきます。
TechAcademyは無料体験も可能なので、どうしても不安な方はまずは体験してみるといいでしょう。
Web食いオンライン
Web食いオンラインは、現役フリーランスの添削をガッツリ受けられる高コスパのプログラミングスクールです。
他のスクールと違い、プログラミング・デザイン・マーケティングを全て学ぶことができます。
加えてチャットで質問し放題にも関わらず、料金は入学金59,800円+月額10,800円(どちらも税込)と格安です。
学習期間の定めがなく、稼げるスキルが身につけばいつでも退会可能です(目安は3ヶ月ぐらい)。
ただし受講できる人数に限りがあり、毎回満員になっているので、早目に申し込むことをおすすめします。
デイトラ
デイトラはプログラミングやWeb制作、動画編集やWebマーケティングなど、様々なコースの中から選んで受講できるスクールです。
もともとTwitter上の口コミから広がっていったのもあり、他のスクールよりもコミュニティ色が強めで、一緒に学習する仲間を見つけやすいです。
Webアプリ開発コースやWeb制作コースでも99,800円(税込)、未経験からエンジニアになる転職支援コースも39,800円(税込)と、他のスクールと比べかなり安くなっています。
にも関わらず、デイトラ生専用のSlackワークスペースで24時間いつでも現役エンジニアやフリーランスのメンターに質問OK(1年間)。サポートも充実しています。
口コミも高評価のものが多く、実際に副業やフリーランスの案件を獲得できた・転職に成功したなどの成果報告も多いのでおすすめです。
副業で初めての仕事を取る方法と使うべきサイト
最後に初めての仕事を取る方法と使うべきサイトについて解説します。
具体的には、以下のステップで初めての仕事を取っていきましょう。
クラウドソーシングに登録する
長期的に見ると使う頻度は下がりますが、まずはクラウドソーシングで仕事を取るのが最も簡単です。
クラウドソーシングサイトはいくつかありますが、以下の3つのサイトへ登録しておくのがおすすめです。
CrowdWorks、Lancersは規模が日本最大級、複業クラウドは手数料が完全無料というそれぞれ利用するメリットが大きいサイトです。
他のクラウドソーシングサイトもありますが、この3つで仕事が取れないうちは基本的に他のサイトでも仕事は取れません。
「クラウドワークスなどでプログラミング案件を受注するための3つのテクニック」の記事を参考に、案件の獲得を目指しましょう。
自分でできそうな仕事を探す
続いて、クラウドソーシングサイトに登録したら実際に仕事を探してみましょう。
ここで仕事を探す基準の1つとして見ておきたいのが、仕事内容を見て8割できそうかどうかを判断するということです。
↓以下の記事でも副業で仕事を取る際のレベル感について解説しています。
基本的に仕事を見て8割のイメージがつけば、あとは調べながらなんとか仕事を完了することができます。
しかし、それ以上不安要素が大きいと仕事を完了することが難しいため、副業として取るべき仕事ではありません。
副業はあくまでも副業なので、8割のイメージがつくか?は1つの基準にしてもらえたらと思います。
相手にとって魅力的な提案をする
8割程度できそうな仕事を見つけることができれば、あとは仕事の提案をするだけです。
仕事の提案については、できるだけ競合を避けつつ自分をアピールすることが重要です。
具体的には、
- 応募人数が30人以下の仕事を選ぶ
- 自分よりも明らかに優れている人が提案者のうち5人以下
など、基準を決めておくと、応募する・応募しないの判断をスムーズに行えます。
仕事を取る具体的なステップや判断基準は以下の記事にもまとめているので、ぜひご覧ください。
» クラウドワークスなどでプログラミング案件を受注するための3つのテクニック
まとめ|プログラミングで稼げるようになるのは簡単ではないが十分可能!
この記事のポイントをまとめます。
- 独学でプログラミングで稼ぐ最小スキルはHTML+CSS (+jQuery)
- 稼ぐには「営業スキル」「実績」が不可欠
- 学習方法はオンラインサービスを活用
- 最初に仕事を取るならクラウドソーシング
ここまで、プログラミングで稼げるようになるまでに必要な情報を、詳しく解説してきました。
プログラミングを独学して稼ぐことは十分に可能です。しかし、プログラミングスキルを身につけるだけでは稼ぐことが難しいのも理解できたかと思います。
まずはエックスサーバーを使って、必要な土台を作る意味でも自分の実績をまとめて公開するところから始めてみてはいかがでしょうか。
もしくは、TechAcademyの無料体験を受けてみるのもいいと思います。