卒業生に聞く!プログラミングスクールで失敗する人の特徴と対策

プログラミングスクール
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プログラミングスクールに通おうと思っているけど、数十万も払うので失敗したくないですよね。

プログラミングスクールに通ってエンジニア転職を実現した人がいる一方で、プログラミングスクールに通って失敗だったと感じる人も数多くいます。

そこで今回は、エンジニア転職を実現したプログラミングスクールの卒業生を指導する僕が、実際に聞いた話を交えながら

  • プログラミングスクールに通って失敗する原因
  • エンジニア転職した人に聞くスクールに通う前にするべきこと
  • スクールに通う前の事前学習ステップ

などについて解説していきます。

プログラミングスクールに通って失敗する原因

実は、数十万円のお金を払ってプログラミングスクールに通い、失敗する人は数多く存在します。

未経験からエンジニアになった人の話を聞いても、約3割の人が卒業前にいなくなるそうです。

数十万円ものお金を払ったにも関わらず、プログラミングスクールで失敗する原因は以下の4つです。

  • プログラミングスクールに通えば転職できると思いこむ
  • メンターがいれば学習が進むと思い込む
  • 事前学習をしない
  • 理解しないまま課題をとりあえずこなす

プログラミングスクールに通えば転職できると思いこむ

まず、プログラミングスクールに通いさえすれば転職できると思っている人がいますが、現実はそこまで甘くありません。

確かに最近は、転職保証付きのプログラミングスクールも数多く出てきています。

しかし、こうした転職保証は、あなたがプログラミングスクールを通してスキルを身につけるからこそ転職を実現することができます。

したがって、プログラミングスクールに通えば、とりあえずエンジニアになれる!という他責思考の人は学習のモチベーションが続かないでしょう。

プログラミングスクールは、スキルを身につける補助的な場所と認識しておくようにしましょう。

メンターがいれば学習が進むと思い込む

多くのプログラミングスクールでは、学習の挫折を防ぐためにメンターが存在しています。

メンターとは、簡単に言えばプログラミングの学習を継続するために相談してくれる人のことで、

  • 学習の方向性相談
  • エラーで詰まったときの補助
  • 学習のモチベーション維持

といったことをしてくれます。

こうしたメンターの存在は学習を進める役に立ちますが、学習をして理解を深めるのはあなた自身です。

プログラミング学習は難易度が高い部分もあるため、メンターがいても理解が難しい点があります。

したがって、メンターがいるから簡単に学習が進められる!と思うのではなく、学習が進めやすくなるけど理解するのは自分の役割と認識しておくことが必要になるでしょう。

事前学習をしない

また、プログラミングスクールに通う前に事前学習をせずに通い始める人がいますが、おすすめできません。

なぜなら、事前にプログラミングに触れておかないと「自分にはやっぱり向いていなかった…」と思ったときには、既に数十万円を払ったあとになるためリスクが大きくなります。

したがって、最低限の学習として自分が学習しようと考える分野に関しては一通りProgateで学習を進めておくことをおすすめします。

例えば、Rubyを使ったWebアプリケーション講座を受講しようと考えるのであれば、Progateにおいて、

  • HTML
  • CSS
  • jQuery
  • Ruby
  • Ruby on Rails

のコースはこなしておきたいところです。

理解しないまま課題だけをこなす

また、プログラミングスクールは学習期間がそれほど長くないため、カリキュラムが凝縮されています。

そのため、理解せずに課題だけを提出するという本末転倒なことが起こります。

最初にもお話しましたが、プログラミングスクールでは自分のスキルアップのために使うもので、通いさえすれば転職できるといったものではありません。

学習のペースは遅くないため、数ヶ月はプログラミング学習に集中する覚悟が必要と言えるでしょう。

 

プログラミングスクールで失敗しないための事前準備

では、プログラミングスクールに通う上でどうすれば失敗しないのか?疑問に思われるかと思います。

これまで、プログラミングスクールを通してエンジニア転職に成功した人の話を聞くと、以下の3つは最低限押さえておくといいでしょう。

  • 目標決め
  • 無料相談
  • 事前学習

目標決め

まず、プログラミングスクールに通う前に「プログラミングスクールを卒業した後に何をしたいのか?」を整理しておきましょう。

具体的には、以下のような目標ですね。

  • エンジニア転職
  • 個人事業のWebページ作成
  • オリジナルアプリケーション制作

なぜ、これらを整理する必要があるかというと、プログラミングスクールに期待することを明確にするためです。

  • メンターと話して現場のリアルな情報を知りたいのか
  • エラーで詰まる時間を相談することでできるだけ短くしたいのか
  • 部分的で深い知識を身につけるよりも幅広い知識がほしいのか

目標によって、プログラミングスクールに何を求めるかが変わります。したがって、プログラミングスクールを卒業した後に何をしたいのか?は事前に整理しておきましょう。

無料相談

多くのプログラミングスクールでは、実際に通う前に無料相談が存在します。

無料相談では、

  • プログラミングスクールの学習体系
  • ネットに書かれない詳細なサポート情報
  • 現場でしかわからないスクールの雰囲気

などを知ることができます。

カリキュラムやサポートが十分だったとしても、残念ながらスクールの雰囲気が合わなかったという理由でスクールに来なくなる人も一定数存在します。

事前の無料相談を活用して、「本当に信頼できるプログラミングスクールか?」自分の目で確かめてみるといいでしょう。

事前学習

最後に、プログラミングスクールに通う前の事前学習は必須事項といえます。

プログラミングスクールはサポートが充実していますが、最低限の学習をしておかないとやはり苦労します。

事前に学習する内容については次の章で解説していきます。

 

プログラミングスクールに通う前の事前学習

では、プログラミングスクールに通う前にどのような学習をしておけばいいでしょうか。

具体的には、

  • 最低限学習する内容:Progate
  • 学習すると良い内容:自身でWebアプリケーションを作る

Progateで学習する

まず、上記でも少し触れましたがProgateでの学習は最低限しておくべきです。

Progateはプログラミング初心者が第一歩を学習するには、最もいい選択と言える学習サイトです。

Progateで自分がプログラミングスクールで学ぼうと考えている言語などを事前に学習しておきましょう。

まず、どの言語を学ぶ上でも共通して以下の講座を1週間程度で終わらしましょう。

その上で、自分が学びたいと考えている言語の講座も終わらせるといいでしょう。例えばRubyを学ぼうと考えている人は以下の講座が対象になりそうですね。

Progateは初心者から始めるのは非常に良い選択ですが、実践的な内容まで学習することはできません。

したがって、学習は1周で構わないので理解しつつもなるべく早く終わらせることを実践していきましょう。

自身でWebアプリケーションを作る

では、上記で実践した内容を元に簡単なWebアプリケーションを作ってみるといいでしょう。

よく、基本的なチュートリアルとしてはTodoアプリケーションなどが作られたりします。

作成にあたっては以下のサイトなどが参考になりそうですね。

おそらくここで多くの方が苦戦するかと思うので、学習に詰まってどうしようもない!というところまで学習できればOKです。

ここまで学習できればプログラミングスクールに求めるものも明確になっているかと思うので、失敗する可能性はかなり低くなると言えるでしょう。

 

まとめ

ここまでの記事のポイントをまとめます。

この記事のポイント
  • プログラミングスクールで失敗する原因は「他責思考」
  • スクールはあくまでも学習の補助として活用する
  • スクールに通う前に自己学習をしよう

ここまでプログラミングスクールで失敗する原因と失敗しないための事前準備についてお話してきました。

プログラミングスクールは安くても数十万するので、やはり通う前に事前準備はしっかりしておきたいところですよね。

事前準備さえしておけば、あとはどこのプログラミングスクールがいいか?を調べれば基本的にはOKです。

当サイトではTech Boostポテパンキャンプをおすすめしていますが、より詳細に知りたいという方は以下の記事もご覧ください。

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