転職するからには、良い企業に行きたいですよね。リスクを取るからには、
- 給料を上げたい
- SESから脱出したい
など、今よりも条件を良くしたいと考えるはず。
僕は過去に2度の転職をしましたが、1度目の転職は特に使うべきサイトがわからず、使わないサイトも結構登録する羽目になりました。
企業は見つからないのにメールボックスはいっぱいに。。
この記事では、主に経験年数が2〜5年のエンジニアを対象におすすめの転職サイトを紹介します。先に結論を言うと次のサイトです。
万人におすすめの転職サイト
目的別おすすめの転職サイト
- マイナビIT AGENT:初めて転職をする人向け
- 社内SE転職ナビ:SESだけは避けたい人向け
- Wantedly:企業の雰囲気重視の人向け
- 転職ドラフト:実績が説明できる人向け
【万人におすすめ】若手エンジニアにおすすめの転職サイト
エンジニアの転職サイトは数が多いですが、以下の2つだけは誰が使っても間違いないです。
レバテックキャリア
地域 | 関東・関西・九州 |
年齢 | 20~40代 |
レバテックキャリアは、2021年の調査で「ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1」に輝いた実績豊富な転職エージェントです。
過去に利用したことがありますが、求人が7,000件と豊富なこともあり、希望条件にマッチした案件を紹介してくれました。
エージェントに伝えた条件
- 関西で勤務可能
- できれば自社開発であること
- 継続的にスキルが伸ばせること
実際に使ってみるとわかりますが、エージェントの方が技術やキャリアについて詳しいので話をストレスなく進められます。
それだけ知識と技術理解があれば、求人もそこまで外さないのは想像できますよね。僕自身も「スキルアップ」を重視して相談したところ、
- スペシャリストとマネジメントのどちらを目指したいか
- 技術を伸ばすならシステムリプレースを実施している企業はどうか
など具体的にイメージを持たせてくれたことも好印象でした。
僕は経験1年のときでも丁寧に対応してくれたので、経験がさらにあれば広く企業を紹介してくれそうですね。
Green
地域 | 全国 |
年齢 | 20・30代 |
Greenは主にベンチャー企業を中心とした求人を取り扱っており、関東以外の求人も多く地方でも企業を探しやすいです。
Greenには、一般的な求人詳細の他に「インタビュー」「社員の声」など、会社の雰囲気がわかる項目が用意されています。
インタビューがあると、自分はこの企業に合うだろうか?ビジョンに共感できるだろうか?という雰囲気を事前に知ることができます。
ベンチャー企業が多いのでインタビューも個性豊かでおもしろいです
経験が浅いエンジニアの中には、会社と一緒に自分も成長できる環境を望む人も多いです。Greenはそうした企業を探すのにおすすめできる転職サイトです。
【目的別】1つは登録しておきたい転職サイト
転職サイトは、特定の業界を扱う特化型のサイトをおすすめします。
IT業界は需要が高いため、転職サイトも独自の強みを打ち出しています。今回は、その中で役立ちそうな転職サイトを紹介します。
- マイナビIT AGENT:初めて転職をする人向け
- 社内SE転職ナビ:SESだけは避けたい人向け
- Wantedly:企業の雰囲気重視の人向け
- 転職ドラフト:実績が説明できる人向け
マイナビIT AGENT
地域 | 首都圏・関西圏 |
年齢 | 20・30代 |
マイナビIT AGENTは、面談のヒアリングや面接前の対策など、初めての転職で悩むポイントのサポートが充実しているのが魅力です。
転職エージェントとして大手ということもあり、求人情報も量・種類ともに申し分ないです。
こうした大手の転職サイトは数多くの転職者を見ているため、
- 転職に成功しやすい若手の特徴
- エンジニアとしてのアピールポイント
なども含めて自己アピールを一緒に考えてくれます。
少しメールが多いのがたまに傷ですが、若手エンジニアにとって役立つサイトなのは間違いないです。
社内SE転職ナビ
地域 | 関東圏・関西圏 |
年齢 | 20~40代 |
社内SE転職ナビは、その名の通り客先常駐以外の求人(=社内で働ける求人)のみを取り扱っている転職サイトです。
公開求人は1,000件程度とレバテックキャリアの7,000件と比較すると少なく感じますが、社内SEに特化していることが影響しています。
③.例えば、社内SEナビとか一度登録してみて、相談するのが一番手っ取り早いとも思いました→https://t.co/3DLAJdkNdC
— 我がライフ!!就職shopオンライン面談やってるよ? (@Parker_neet27) December 3, 2018
レバテック・Dodaよりかは専門性高めなので、最初のやつとしてはいいと思いますよ? pic.twitter.com/h3yZ2MHr4a
また、有名でない転職サイトだからこそ、1人1人にかける相談時間は他の転職エージェントよりも長い傾向にあります。
大手だとノウハウがあるので相談時間が短くても良いサポートができますが、マイナーなサイトはそうはいかないのです
SESをとにかく抜け出したい、転職ノウハウもだけど心理的なサポートも欲しいという方におすすめの転職サイトです。
Wantedly
地域 | 全国 |
年齢 | – |
Wantedlyは正確には転職サイトではないですが、様々な企業と繋がれるのでおすすめです。
少し裏側を話すと、Wantedlyは転職サイトのような料金体系ではないので、資金力のないベンチャー企業でも取り入れやすいという特徴があります。
- 一般的な転職サイト:1人あたり150~200万円
- Wantedly:使い方次第だが1人あたり数十万円でも採用可能
それだけ有力なベンチャー企業が集まりやすいです
社内SNSという特性上、企業の空気感が知れるのも良い点です。
ただし、転職サイトのように年収を載せるのは禁止されているので、採用されない限り条件が見にくいデメリットもあります。
条件よりも企業文化を重視して転職活動したい人向けのサイトといえそうです。
転職ドラフト
地域 | 東京 |
年齢 | 20代・30代 |
転職ドラフトは、従来の転職者→企業へ応募するのではなく、企業が転職者を応募するいわば逆求人のサイトです。
転職ドラフトの最大の特徴は、企業が転職希望者を指名する時点で年収を提示した上で指名される点です。
採用された場合、提示年収の9割を下回ることはルール上ありえません
ただし、一度使ってみるとわかりますが、正直かなりの実力主義です。
「実力は高いけど年齢が理由で年収を低く抑えられている」層には、非常におすすめできる反面、実績が少ない人は指名が1件も入らないこともざらにあります。
転職サイトには ”今すぐ” 登録したほうがいい理由
転職サイトへの登録は意外と精神的なパワーが必要です。
- 登録したら今の会社に申し訳ない気がする
- 転職するかわからないのに登録してもいいの?
など、気になることは多いです。僕の経験上、転職するかわからなくても、可能性があるなら今すぐ登録したほうがいいです。
理由は以下の3つ。
- 「転職するか」も含め相談できる
- 企業にも転職者を受け入れたい時期がある
- 転職という選択肢を明確に持てる
「転職するか」も含め相談できる
転職エージェントは転職相談もできますが、キャリア相談のみの利用でも問題ありません。
実際、僕も過去にキャリアの方向性相談で活用しました
最近は転職エージェントも「転職しないほうがいい場合、転職しないことを勧める」というケースが増えています。
「転職されたいというご意向はわかりました。しかし、なぜ転職されたいのかという理由がよくわかりません」
(中略)
それなら今の会社で次のステップアップを図られたほうが賢明という考え方もあります」と冷静に話してくれたのです。
引用元: 理由なき転職活動、結局前の会社に残りました
逆に企業情報だけを送りつけてくるエージェントはどんどん評判が悪くなり、利用者も少なくなっていきます。
評判のいいエージェントほど、転職を無理におすすめしないです
「転職を迫られるから転職エージェントに登録しない」というのは、逆に自分の相談相手を減らすことに繋がるのです。
企業にも転職者を受け入れたい時期がある
人気の求人はすぐに埋まってしまうため、登録が1ヶ月違うだけで機会損失になることもあります。
実際の体験談ですが、関西支社の立ち上げを行った企業からオファーがありましたが、時期が少しずれたことで見送りになったことがあります。
一般的には、人の出入りが激しくなる2月〜4月・9月〜11月あたりが狙い目ですが、タイミングが読めないことも多いです。
- 人が辞めてしまった
- 事業拡大にあたって人員を確保したい
- 特定のスキルを持つ人が欲しい
魅力的な企業からのオファーを受けるためには、オファーを出すタイミングで、転職サイトへ登録しておく必要があります。
いいオファーが来るかは人によりますが、良い企業からオファーが来るチャンスを逃さないという意識も重要です。
転職という選択肢を明確に持てる
転職経験がない人は特に「今の会社じゃないと自分には価値がない」と思い込んでいる人は多いです。
- 明らかにおかしい発言でも上司に強く言えない
- 定時で帰って白い目で見られたくない
- なんとなく今の会社以外でやっていけそうにない
転職サイトに登録すると、どんな人であれ確実にオファーが来ます。
そうすると「自分でも転職できるんだ」と実感が持てるため、今の企業に対しても強く出れるようになります。
嫌なことがあっても、まあ辞める選択肢もあるしな。。と思えます。
職場がブラックな人ほど、転職の選択肢を持つことは精神的に本当に楽になります。1つだけでいいので転職サイトへ登録することをおすすめします。
まとめ|転職はタイミングが勝負。1つだけでも転職サイトへ登録しておこう
今回は、若手エンジニアに向けておすすめの転職サイトを紹介しました。レバテックキャリアは誰が使っても間違いのないサイトなので本当におすすめ。
また、転職サイトは目的によっても使うサイトは変わってきます。
- マイナビIT AGENT:初めて転職をする人向け
- 社内SE転職ナビ:SESだけは避けたい人向け
- Wantedly:企業の雰囲気重視の人向け
- 転職ドラフト:実績が説明できる人向け
機会損失を防ぐため、そして、今の企業でも強い態度に出られるように転職の選択肢を持つことは効果的です。
後で登録しようと思うとほぼ確実に登録しない(経験談)ので、以下のリンクから登録を済ませておきましょう。