転職前に社会人インターンに参加する方法とメリット

転職活動・選考対策
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転職に興味があるけど、いきなり転職するのも気が引けるから、今の会社を辞めずに他の雰囲気を知る方法はないかな…

こう思っている人も多いと思います。

僕は20代で2回転職してますが、最初の転職で大企業からベンチャーに行ったときは正直「失敗した」と思いました。

トニー
トニー

結果、2回目の転職で大企業(メガベンチャー)に戻りました。。

会社の雰囲気というのは、どうしても実際に就職や転職してみないとわからないところがあります。

そこで今回は、そんな不安を解消するために、今の仕事を辞めずに他の会社の雰囲気を知ることのできる、社会人インターンシップについて紹介します!

社会人インターンを使うメリットは?

社会人インターンサービスを使うメリットは次の3点です。

  1. 会社を辞めずに他の会社の雰囲気を体験できる
  2. 自分の力がどの程度通用するのかを確かめられる
  3. 未経験の職種でも仕事内容がどんな感じかイメージできる

会社を辞めずに他の会社の雰囲気を体験できる

やはりこれが一番のメリットでしょう。

転職したことがないと、どうしても

今の会社って他の会社と比べていいんだろうか?
転職したらもっと待遇がいい会社にいけるのかな?

といった疑問が湧いてくると思います。

そんなときに、気軽に他の企業の雰囲気を知ることができれば、今の会社に留まるか、転職するのかの判断材料になるでしょう。

自分の力がどの程度通用するのかを確かめられる

普段会社では関わらない職種や業種の人たちとディスカッションをするので、自分の社外での実力が試せます。

仮に自分が実力不足だと感じても落ち込む必要はなく、転職マーケットでの自分の市場価値を客観的に知れた良い機会、と捉えればOK。

これからの時代は大企業といえど倒産のリスクがあるので、自分の市場価値を確認することは自分の身を守る上で非常に重要です。

未経験の職種でも仕事内容がどんな感じかイメージできる

未経験の職種へ転職したいと考えている人にとってもいい機会になります。

自分が関心がある仕事があっても、今の会社を辞めるのは勇気がいりますよね。。だからこそ、社会人インターンでは自分が興味がある分野を選んで仕事をすることができます。

もし興味が深まったら具体的に転職を考えてもいいですし、逆に「やっぱり仕事にするほどでもないな」と気づけた場合も大きな収穫です。

経験したことがない仕事だとイメージが難しいのですが、仕事内容が鮮明にイメージできていればいるほど、入社後のギャップは少なくなるので、転職前に実際に経験するのは重要です。

 

社会人インターンには4つの種類がある

就活生のインターンと同じように、社会人のインターンには次の4種類があります。

  1. 1DAYインターンで終業後の夜に参加
  2. 夏休みや有給休暇を活用する短期インターン
  3. 土日に実施するインターンに継続参加
  4. 長期のダブルワーク型インターン

社会人向けは「①の1DAYインターン」が多いですし、ハードルも低いし参加しやすいのでオススメです。

1DAYインターンの内容は、簡単なワークショップや参加者同士のディスカッション、会社説明などが主になります。

僕も以前に自社でアプリを開発している企業に無償の1DAYインターンに参加しました。終業後に2時間ほど、アプリの改善点をその会社の責任者と一緒に話し合うミーティングでした。

トニー
トニー

普段仕事では関わり合えない業界や職種の人と話せたのはとても刺激になったので良い経験でした!

 

「夏休みなどを活用するインターン」は1~4週間ぐらい、「土日に実施するインターン」では1~1.5ヶ月程度、「長期のダブルワーク型インターン」では3~6ヶ月以上のものが多くなっています。

1週間ぐらいの短期インターンだと給料は出ないことがほとんどですが、1ヶ月以上になってくると給料が出るものもあります。

もし土日で継続参加したり長期でインターンに参加したい場合でも、まずは1DAY~数日程度の短期インターンに参加してみて、今後も参加するかどうかを決めるようにしましょう。

 

社会人インターンサービス6選

では、社会人インターンに参加するために、インターン情報を掲載している6つのサービスを紹介します。

  1. ベンチャーから大企業まで:サンカク
  2. 手軽に企業の話が聞きたいなら:キャリーナ
  3. 社会課題の解決に携わりたいなら:PROJECT INDEX
  4. ITベンチャーの採用直結型:DIVERK(ダイバーク)
  5. 旅行が好きなら:仕事旅行
  6. ITベンチャーの求人が豊富:Wantedly

ベンチャーから大企業まで:サンカク

サンカクは、リクルートが運営している、社会人インターンでは最大級のサイトです。

ベンチャーだけではなく、電通や博報堂、LINEといった大企業のインターン案件もあるので、ベンチャーと大企業の比較もできて面白いかも知れません。

企業によっては、そのまま採用の選考に進めるものもあります。

 

また、企業の会議に参加できる「スポットディスカッション」というサービスもあります。

他の企業の会議に参加することで、自分の知見やアイデアを活かしたり、「自分のスキルが社外で通用するのか?」を知ることができます。

簡易的に自分の実力を試すことができるので、まずは気軽に会員登録してみるといいでしょう。

» サンカクのサイトを見る

手軽に企業の話が聞きたいなら:キャリーナ

キャリーナは、社会人インターンのサイトではありませんが、手軽に他の企業や職種の情報を手に入れられるサービスです。

実際に企業で働いている人の話を直接オンラインで聞けるので、ネット上にはないリアルな情報を手に入れられます。

社会人の1DAYインターンでも数時間~1日程度はかかりますが、キャリーナなら30分~1時間程度で聞きたい情報のみが聞けるため、情報収集に最適です。

» キャリーナの公式サイト

社会課題の解決に携わりたいなら:PROJECT INDEX

PROJECT INDEXは、経営者や事業リーダーとともに新規事業や課題解決のリアルな現場に参加する「実践型インターンシップ」を掲載しているサイトです。

NPO法人の案件や地域おこしのプロジェクトもあり、社会課題の解決を目指している人には面白い案件が多く見つかります。

また、他のサイトと比べて3ヶ月以上の長期のインターンも多く掲載されているので、ガッツリと参加したい人向けです。

オンラインで参加できるプロジェクトもあるので、まずはサイトを覗いてみましょう。

» PROJECT INDEXのサイトを見る

ITベンチャーの採用直結型:DIVERK(ダイバーク)

DIVERK(ダイバーク)は、ITベンチャー特化型の1day社会人インターンシップサービスです。FintechやAI・ロボティクスなどのテック系から、観光や教育等のサービスを運営している企業まで、幅広い業種の企業を取り扱っています。

ベンチャー企業の採用直結型で、 自身の適性や会社との相性を確認した上で転職ができるサービスです。

平日就業後の空き時間や土日の3時間などで、気軽に参加することができます。

» DIVERKのサイトを見る

旅行が好きなら:仕事旅行

仕事旅行は、旅行感覚で職業体験ができるサービスです。様々な仕事場を旅するように訪問できるのが特徴です。

主に地方の案件が多く、ものづくりや伝統工芸、職人、農業などの体験ができます。

都会でオフィスワークやっている日々に疑問があるけど、どんな仕事が自分に向いているか分からない人に向いています。

» 仕事旅行のサイトを見る

ITベンチャーの求人が豊富:Wantedly

Wantedlyは、月間200万人が利用するビジネスSNSです。ベンチャー企業やIT系企業が多く利用しています。

社会人インターン専門のサイトではないですが、インターンを募集している企業もあります。

サイト上で気軽に企業とやりとりしたり面談を申し込んだりできるので、気になる企業があれば社会人インターンに参加できないかを聞いてみるといいでしょう。

» Wantedlyのサイトを見る

 

もっと詳しく会社の雰囲気を知るには、面接を受けてみるのが一番

ここまで社会人インターンについて紹介してきましたが、自分が行きたい会社の雰囲気を知るには、面接を受けてみるのが一番です。

社長や幹部社員と話をしてどんな価値観を大事にしているかを聞くことで深い話ができるし、自分が知りたいことに対する答えが早く得られるからです。

まあ、面接を受けるのはちょっとハードルが高いから、社会人インターンというサービスがあるわけですが…。

 

なお、社会人インターンは、企業側からすれば採用目的でやっています。

しつこく勧誘されることはあまりないですが、社会人インターンで雰囲気がよさそうだったからといって、いきなり面接→内定→入社と進めていくのはやめておいたほうがいいです。

なぜなら、1つの会社が欲しがるということは、他にもあなたを欲しいと思っている企業がいる可能性が高いからです。

要は、社会人インターンで出会った会社以上の年収を提示してくれる会社が他に存在するかもしれないのです。

トニー
トニー

どうせ転職するなら、高い給料を払ってくれる企業に行ったほうがよくないですか?

  

社会人インターンは、企業側からすると採用目的というのもありますが、採用のコストも安くて済みます。つまり、社会人インターンを使っている企業は「採用にあまりお金をかけられない会社である」可能性があります。

逆に、転職エージェントは企業から高い報酬を得ているので、転職エージェントが紹介する企業は比較的お金を持っている企業(=年収も高めの企業)が多いです。

今の段階では転職を考えていなくても、転職エージェントの相談は無料ですし、もしかしたら条件のいい求人が見つかるかもしれないので、社会人インターンのサービスと並行して利用してみるといいでしょう。

おすすめの転職エージェントも選んでおいたので、紹介します。

おすすめの転職エージェント

おすすめ転職エージェント一覧【無料】

★複数に登録しておくと転職成功率がアップします。

リクルートエージェント

リクルートエージェントの特徴は、なんと言っても求人数の多さ。日本一の求人数を誇ります。一般の求人サイトには掲載していない非公開求人も10万件以上あり。

様々な職種、年齢、勤務地に対応しており、転職した者の2/3は一度は登録しています。

豊富な転職支援実績データに基づく選考サポートが手厚く、履歴書作成から面接準備まで転職のプロがサポートしてくれるので、登録しておいて損はありません。

カウンセラーの対応も迅速なので、働きながら転職活動をするのにうってつけのエージェントです。

LHH転職エージェント

LHH転職エージェント年収アップしている人多数!キャリアアップを目指す人向けの転職エージェントで、外資系、法務・経理などの管理部門、第二新卒などの転職に特に強いのが特徴です。

世界でもTOP3位に入る人材会社のアデコグループが運営しており、細かなカウンセリングによる高いマッチング精度が売り。

普通のエージェントは転職者と企業側の担当が分かれているところ、LHH転職エージェントは1人で転職者と企業側を担当しています。そのため、企業カルチャーとの相性まで見極めることが可能です。

エージェントは各専門職種に精通しているため、他のエージェントにはできなかった専門的なことまで相談できます。

doda

dodaは、転職者満足度No.1、人材紹介会社に関するポジティブな口コミ数でNo.1を獲得しており、職種ごとの多種多様な求人を保有しています。

求人数もリクルートエージェントに次いで多く、非公開求人を含めて約10万件。大手企業から中小やベンチャー企業まで幅広い求人を持っています。

履歴書、職務経歴書だけでは伝わらない人柄や志向を企業に伝え、選考通過を後押ししてくれるなど、転職成功のサポートも万全です。

転職活動に失敗したくない人や、次こそは長く働ける職場を探したいと考えている人などにおすすめです。

アデコ転職エージェント

アデコ転職エージェントは、日本で37年以上の人材事業を運営している実績があります。

人気の事務職や営業の求人に特に強く、一般事務や経理事務、総務事務や英語を活かす事務系の求人が多めです。他にも、IT系や広報・マーケティングの求人などもあります。

他の大手の転職エージェントと比較すると求人数は少なめですが、やはり求人数が少ない事務職に強いのが魅力的です。事務未経験でもOKな求人もあります。

ただし、特に事務職は人気なので、20代~30代前半ぐらいまででないと求人が見つからない可能性もあります。

何はともあれ面談してみないと分からないので、まずは相談してみましょう。平日の遅めの時間帯も面談可能です。

マイナビAGENT

マイナビAGENTは、20代からの信頼がNo.1の転職エージェントです。

熱意のある担当者によるサポートも評価が高く、中小企業や第二新卒のための独占案件の多さに定評があります。

転職サポートについては、職務経歴書のブラッシュアップや模擬⾯接はもちろん、利⽤回数や期間に制限なく転職相談をすることが可能です。

また、関東圏・関西・東海地方の求人が豊富で、20~30代向けのベンチャーから大手まで優良企業の求人を保有しています。

 

まとめ|まずは自分で行動をしてみて考えよう

自分が働いたことがない会社だと、どんな仕事をするのかや会社の雰囲気がイメージできずに不安ですよね。今回紹介したサービスを使えば、会社を辞めることなく他の会社を体験することができます。

転職活動よりも低いハードルで自分を客観視できるのはとても良い機会になります。

特に、自分が未経験の職種や業界を経験するいい機会になります。

 

今は無料で使えるいろんなサービスが出てきていて、ネットでもアクセスが簡単にできる状態なので、情報格差というより行動格差が顕著に現れます。

何でもそうですが、「やった後悔よりやらない後悔」なので、未来の自分が「あの時行動しておけばよかった」と思わないようにしたいですね!

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