この記事では、「プログラミングが理解できない・・・」と悩んでいる方に向けて「少し理解できたかも?」に変えるための勉強法について解説します。
この記事を読んで理解することで、以下のことができるようになります。
- プログラミングが理解できないときの対処法がわかる
- 教材を見ながら簡単なアプリケーションが作れる
では、見ていきましょう。
「プログラミング理解できない…」を変える具体的な対処法
プログラミングが理解できない…と悩む人の勉強法は、たった1つだけで「自分が何を理解できないのか把握する」ことです。
詳しく解説していきますね。
何がわからないのか明確にする
まず、プログラミングを学習者によくあるケースとして「自分が何がわからないのかわからない」という状態です。
おそらく、プログラミングが理解できないという人の8割はこのようなケースかと思います。
こうしたときは、まずは以下の10個のQ&Aに答えてみてください。
- HTML, CSS, JavaScript, PHPの違いを簡単に言えますか?
- HTML+CSSで簡単なwebページを作れますか?
- 上記のwebページにjQueryでアニメーションを追加できますか?
- 変数について簡単に説明できますか?
- 条件分岐(if)、ループ処理(for, while)を使えますか?
- GETとPOSTの違いを簡単に説明できますか?
- CookieとSessionの違いを言えますか?
- 電卓のアプリケーションを作れと言われると作るイメージができますか?
- クラスやメソッドの作り方はわかりますか?
- オブジェクト指向について簡単に説明できますか?
まず何がわかっていて何がわからないか書き出す
では、上記10個の質問に可能であれば、紙かパソコンに書き出して答えてみてください。
必要であれば、Googleで検索してもらっても構いませんし、勉強で使った本を見直していただいても構いません。
ただし、コピペは厳禁です。自分の言葉で説明できるかどうかを見てみてください。
上記をクリアしていただければ、理解できていない箇所を理解するためのステップに移っていきましょう。
プログラミングの理解できない箇所を書き出したあとにやること
ここまでのステップで完璧ではなくても、何が理解できていないか発見できたかと思います。
では、具体的に「理解できない」⇒「理解できた」となるために必要な学習のステップについて解説していきます。
写経&理解の時間を取る
まず、先程の質問において「6. GETとPOSTの違いを簡単に説明できますか?」までYesと回答できた人は、必要な知識は身についているのでより理解を深めていきましょう。
理解を深めるために必要な学習は以下のいずれかになります。本で学習したい人は前者、それ以外の人は後者の方法をおすすめします。
- 気づけばプロ並みPHP 改訂版–ゼロから作れる人になる!
- YouTube
今ではYouTubeでもプログラミングに関する動画は結構上がっています。例えば、PHPのLaravelであれば、以下のようにLaravelから実際にWebアプリを作るところまで解説してくれているものがあります。
なお、本や動画で以下のポイントについては理解しておくようにしましょう。
なぜなら、ここの理解をあやふやな状態にしておくと、次に学習する「Todoアプリの作成」が非常に辛くなるからです。
- GETとPOSTの違いと使い道がわかる
- データベースのCRUD操作(SELECT, INSERT, DELETE, UPDATE)が行える
- CookieとSessionの使い道がわかる
プロに学ぶ
先程の質問において「6. GETとPOSTの違いを簡単に説明できますか?」という質問までにNoという回答が出てきた方やどの質問もYesと答えていいかわからない人は、プロから学ぶことも検討しましょう。
なぜなら、ここまでの学習の中で、自分が学習した内容について消化できていない可能性が高いためです。
これは、プログラミングのセンスなどに関係なく、独学だと一定数の人がどうしても上記の状態に陥ってしまいがちです。
この状態で学習を進めたとしても、どこかで挫折することは火を見るより明らかなため、プロに聞くのが最もいい方法になるのです。
具体的な対処法については次の章で解説します。
プログラミングをプロに学ぶためには
独学でプログラミングの学習を続けるのが辛いと感じる人は、信頼できるエンジニアにいつでも相談可能な環境を作り出すことが重要です。
僕も過去にプログラミングで挫折しましたが、今ではある程度プログラミングができるようになったのは、プロに聞ける環境を作り出すことができたからだと思っています。
それまでは非常に辛くて、勉強しても前に進んでいる実感が持てなかったですからね、、、
もっと早くプロに聞く環境を作れれば、エンジニアとしてももっと早く自信を持てただろうなと感じています。
前置きが長くなりましたが、現役のエンジニアに教えてもらう方法は大きく2つです。
- 知り合いのエンジニアに声をかける
- プログラミングスクールに通う
知り合いのエンジニアに声をかける
非常にラッキーなパターンです。今すぐ知り合いのエンジニアに連絡を取りましょう。
この10週間プログラミング講座でも、完全未経験の方が独学でプログラマ転職できるために必要な情報を提供していますが、全ての人が転職できるわけではありません。
やはり、プログラミングを独学で習得するのは簡単ではありませんし、エラーを解決するためには経験も必要です。
自分がどのように学習を進めていけばいいか、また可能であれば学習の手順なども教えてもらうといいですね。
プログラミングスクールに通う
また、もう一つの選択肢としてプログラミングスクールに通う方法もあります。
少し前は、「エンジニアは稼げる」という煽り文句の悪質なスクールも多かったですが、今は少し落ち着いて良質なスクールが増えてきました。
プログラミングスクールには様々な意見があることも知っていますし、独学もいいですが、
- 刺激しあえる仲間がいるため学習を続けやすい
- 体系的なカリキュラムがあり学習の方向性がぶれない
- わからない箇所もすぐに質問して時間短縮できる
といった観点からもプログラミングスクールは使い方によっては非常に効果的です。
実際、僕が今働いている会社も積極的に未経験からプログラマになる人を採用していますが、8割はプログラミングスクール卒業生という事実もあります。
なお、初心者におすすめのプログラミングスクールは、PHPであればTech Boostをおすすめします。
全国どこからでもオンラインで学習できますし、メンターは全員レベルの高い現役のエンジニアです。無料カウンセリングもあるため、まずは相談だけしてみてはいかがでしょうか。
まとめ|時間や方法を変えてでも理解を重視しよう
この記事では、プログラミングを理解できないと感じる人の具体的な勉強法について解説してきました。
この内容が理解できたなら、次は実際に簡単なWebアプリケーションを作ってみましょう。
とはいえ、今すぐに作りたいアプリの案が浮かばないこともあると思います。
その場合は、Todoアプリを作ってみましょう。現役エンジニアもよくやる勉強法です。
やり方は以下の記事で紹介しているので、ぜひ読んでみてください。