航空業界の外資系企業で働く元自衛官・公務員のわびです。詳しい自己紹介はこちら!
転職活動を始める際にまず悩むことは利用する転職サイトの選択です。
最近は転職サイトについてインターネットで調べても、同じような内容の記事ばかりで判断材料になるものがありません。
この記事は、リクルートエージェントを利用する際に知っておきたいことと、私が実際に利用してみて作ったレビューをまとめたものです。
この記事を読んでいただくと、あなたの転職活動において、リクルートエージェントを利用すべきかどうかを判断することができますよ。
リクルートエージェントとは
まずは、私がリクルートエージェントを実際に利用してみてわかった必ず理解しておきたいことを中心に説明します。
リクルートエージェントの特徴
一般的に転職サイトは以下の3つのタイプに分かれます。
多数の求人情報の中から、自分で求人を探し、応募する方法
エージェントとの面談を行い、求人の紹介を受けて選考に進む方法
職務経歴書を登録して、スカウトを受ける方法
それぞれの転職サイトのメリット・デメリット及びおすすめできる人は次の表のとおりです。
おすすめする人 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
転職サイト | ・希望が明確 ・転職に慣れている | 自分のペースや 希望を重視できる | 一人で転職活動を 進める必要がある |
エージェント | ・希望が明確でない ・転職活動が不安 | 転職のサポートを してくれる | 結果がエージェントの 質に左右される |
スカウトサービス | ・キャリアに自信がある ・市場価値を知りたい | 基本的に受け身でいい | 市場価値によっては スカウトが来ない |
リクルートエージェントの特徴は、すべての要素をあわせもつ総合的な転職サイトであり、特にエージェントの性質が強いところです。
リクルートエージェントは無料
リクルートエージェントなどの転職エージェントは無料でサービスを受けられます。
一般的な転職エージェントは、企業に「良い人材」を紹介し、コンサルティングフィーを成功報酬として受け取っています。
この「良い人材」が転職エージェントを利用する転職希望者になります。
なお、リクルートエージェントには、「入社して半年以内に退職した場合は企業にコンサルティングフィーを返金する」というルールがあります。
このルールがあるため、転職希望者を強引に転職させるようなことはほとんどありません。
リクルートエージェントのレビューと使い方
続いて、リクルートエージェントのレビューと使い方です。
私の利用実績、リクルートエージェントの口コミ・評判、おすすめポイントやおすすめする人を紹介します。
この3つを読んで、「自分にも合いそう」と思う人は、ざっくりとした使い方を読んでみてください。
リクルートエージェントの利用実績
私のリクルートエージェントの利用実績は以下のとおりです。
- ~34歳幹部自衛官【年収700万円】【お世話になった転職サイト】
市役所の社会人採用試験に合格して市役所へ転職
- 34~36歳市役所職員【年収550万円】【お世話になった転職サイト】
リクルートエージェントの紹介で外資系企業(航空業界)へ転職
- 36歳~外資系企業【年収1,000万円】【お世話になっている転職サイト】
ビズリーチのヘッドハンターからスカウト数件
34歳で幹部自衛官として働いているときと、36歳で市役所職員として働いているときにリクルートエージェントを利用して転職活動をしました。
本格的に利用したのは市役所職員として働いているときで、現在勤めている外資系企業(航空業界)に転職することができました。
現在の会社のほか、リクルートエージェントで内定をいただいたのは次の3件。
- 外資系航空関連会社(年収800万円)
- 日系コンサルタント会社(年収680万円)
- 教育関連会社(年収600万円)
外資系航空関連会社の年収がやや高いのは、リクルートエージェントの担当の方が条件交渉をしてくれたおかげです。
リクルートエージェントの口コミ・評判
私はリクルートエージェントを利用してみて、とてもフィットする転職サイトと感じていますが、口コミや評判は様々です。
つい三日前、転職のためにリクルートエージェントへ面談しにいった所ですが、キャリアインタビュアーっていう、こちらの強みを聞き出してまとめてくれる面接官のかたが親切でしたよ。希望の会社へ面談の電話をかけてくれたり、決まったけれど断りたいってんなら担当の人が代わりに連絡してくれたりとか
— Kuranosuke.Tatsuhuku (@ta_kuranosuke) May 10, 2019
リクルートエージェント、35歳だったけど話聞いて自分に合う求人色々紹介してくれたし、履歴書とか職務経歴書の添削してくれて書類はバカスカ通ったし、面接ポイントのアドバイスとかもしてくれて内定もすぐ出たので俺はお勧めしておく
— にーつぁ (@nizah) March 5, 2018
にしてもリクルートエージェント、一日に10通以上はメールくるよね。
— たまだい🍰院卒3交代勤務 (@cryptfromfx) July 22, 2019
マジで多いね。
チェックするだけで大変や🥴
この前、リクルートエージェントに登録しようとしましたが、空白期間が1年以上あったせいか登録拒否されてしまいました。その代わりリクルート系列の就職SHOPから登録しないかとメールで連絡が来ました。
— メロソパソ🍈 (@melonpandayon) April 16, 2019
あと、リクルートエージェント登録して、面談はどっちでもいいけど、面接力向上セミナーをまず受けるのが鉄板で、
— じゅんじゅん |フリーエージェント正社員 (@junx2washinda) March 2, 2020
タイトルと違って、求人票の味方とかキャリ棚とか基礎スキルを全て学べます。
僕も時期が立つと再度参加するくらい色褪せない素晴らしい講習です。#転職
求人数が圧倒的に多いことや、スタッフの質が良い、セミナーなどのサービスがいいというツイートが目立ちます。
一方で、大量のDMが来るというツイートも多かったです。
中には登録拒否をされたという人もいるようで、リクルートエージェントの利用には向き不向きがあることがわかります。
いま公務員の方は問題なく利用できると思います!
リクルートエージェントのおすすめポイント
私の実体験とリクルートエージェントの口コミ・評判を考えると、おすすめできるポイントは次の3つです。
- 求人の質・量が良く、幅広い転職活動ができる
- 書類選考や面接の対策が丁寧なので安心できる
- 企業への交渉力が高く、年収交渉もやってくれる
Twitterなどでリクルートエージェントの口コミ・評判を見ていると、同じように丁寧なアドバイスを受けている人をよく見かけます。
初めての転職で不安な人は、とりあえず登録しておくといいでしょう。
リクルートエージェントをおすすめできる人
自衛隊から転職する際にもリクルートエージェントに登録していましたが、その時は面接どころか書類選考も通りませんでした。
当時は、私もどういう企業が自分に合っているかが分からず、希望条件もあいまいだったので、担当してくれたエージェントの方からしても、どう扱っていいのか迷っていたのかもしれません。
また、市役所の公務員試験を受けることなども伝えてしまっていたため、それが担当者のやる気を削いでしまった可能性もあります。
結局、リクルートエージェントからすれば、民間企業に転職しないのであればお金にならないからですね。利益を追求するのが会社というものなので、こればかりは仕方ないです。
2回目の利用ではいくつかの企業から内定をいただき、納得いく転職ができました。これらのことから考えると、リクルートエージェントをおすすめできる人は以下のとおりです。
- 3か月以内をめどに転職を考えている人
- 本気で民間企業に就職したいと考えている人
- 書類選考や面接の対策をしっかりとやってほしい人
以上が私の利用実績、口コミ・評判、おすすめポイントやおすすめする人です。
私のように、役所などの公務員になることを考えている人も、そのことは絶対に伝えないでください。知らぬが仏ということもあります。
こういってしまうと言葉が悪いですが、転職ではエージェントもうまく利用することが重要です。
転職は人生の一大イベントなので、失敗しないように使えるものはしっかりと利用しましょう。
リクルートエージェントの使い方
リクルートエージェントでの転職は、サービスを申し込むと、担当者が転職活動のほとんどの過程をサポートしてくれます。
基本的な転職の流れは以下の通りです。
- STEP1求人状況の確認・サービスのご連絡申し込み後、サービス内容や面談日程について連絡が届く。
- STEP2キャリアアドバイザーとの面談・相談転職の目的や希望条件の確認、方向性の明確化などを行う。
- STEP3求人紹介・書類添削・面接対策求人紹介や希望する求人に合った職務経歴書の作成、面接対策などを行う。
- STEP4応募・書類選考・面接希望する企業が決まったら、キャリアアドバイザーが企業に推薦する。面接などの日程調整もしてくれる。
- STEP5内定・退職交渉・入社年収や待遇の交渉、入社日の調整もキャリアアドバイザーがしてくれる。
リクルートエージェントに申し込んでから、転職先の企業に入社するまで、担当者がずっとサポートしてくれます。
ですので、転職活動の結果がキャリアアドバイザーの質に大きく左右されます。
リクルートエージェントでは、キャリアアドバイザーの変更もできるので、合わないと思ったら早めに変えてもらいましょう。
リクルートエージェントと併用すべきサービス
ここまでリクルートエージェントの紹介をしてきましたが、リクルートエージェントも完璧ではありません。紹介してもらえる求人は当然異なるので、リクルートエージェントが微妙だったとしても、他の転職サイトではぴったりな企業を紹介してもらえることもありえます。
なので、他のサービスと併用することをおすすめします。
一覧にまとめてみました!
リクルートエージェント
リクルートエージェントの特徴は、なんと言っても求人数の多さ。日本一の求人数を誇ります。一般の求人サイトには掲載していない非公開求人も10万件以上あり。
様々な職種、年齢、勤務地に対応しており、転職した者の2/3は一度は登録しています。
豊富な転職支援実績データに基づく選考サポートが手厚く、履歴書作成から面接準備まで転職のプロがサポートしてくれるので、登録しておいて損はありません。
カウンセラーの対応も迅速なので、働きながら転職活動をするのにうってつけのエージェントです。
LHH転職エージェント
LHH転職エージェントで年収アップしている人多数!キャリアアップを目指す人向けの転職エージェントで、外資系、法務・経理などの管理部門、第二新卒などの転職に特に強いのが特徴です。
世界でもTOP3位に入る人材会社のアデコグループが運営しており、細かなカウンセリングによる高いマッチング精度が売り。
普通のエージェントは転職者と企業側の担当が分かれているところ、LHH転職エージェントは1人で転職者と企業側を担当しています。そのため、企業カルチャーとの相性まで見極めることが可能です。
エージェントは各専門職種に精通しているため、他のエージェントにはできなかった専門的なことまで相談できます。
doda
dodaは、転職者満足度No.1、人材紹介会社に関するポジティブな口コミ数でNo.1を獲得しており、職種ごとの多種多様な求人を保有しています。
求人数もリクルートエージェントに次いで多く、非公開求人を含めて約10万件。大手企業から中小やベンチャー企業まで幅広い求人を持っています。
履歴書、職務経歴書だけでは伝わらない人柄や志向を企業に伝え、選考通過を後押ししてくれるなど、転職成功のサポートも万全です。
転職活動に失敗したくない人や、次こそは長く働ける職場を探したいと考えている人などにおすすめです。
アデコ転職エージェント
アデコ転職エージェントは、日本で37年以上の人材事業を運営している実績があります。
人気の事務職や営業の求人に特に強く、一般事務や経理事務、総務事務や英語を活かす事務系の求人が多めです。他にも、IT系や広報・マーケティングの求人などもあります。
他の大手の転職エージェントと比較すると求人数は少なめですが、やはり求人数が少ない事務職に強いのが魅力的です。事務未経験でもOKな求人もあります。
ただし、特に事務職は人気なので、20代~30代前半ぐらいまででないと求人が見つからない可能性もあります。
何はともあれ面談してみないと分からないので、まずは相談してみましょう。平日の遅めの時間帯も面談可能です。
マイナビAGENT
マイナビAGENTは、20代からの信頼がNo.1の転職エージェントです。
熱意のある担当者によるサポートも評価が高く、中小企業や第二新卒のための独占案件の多さに定評があります。
転職サポートについては、職務経歴書のブラッシュアップや模擬⾯接はもちろん、利⽤回数や期間に制限なく転職相談をすることが可能です。
また、関東圏・関西・東海地方の求人が豊富で、20~30代向けのベンチャーから大手まで優良企業の求人を保有しています。
まとめ|リクルートエージェントのレビューと使い方
以上がリクルートエージェントを利用する際に知っておきたいことと、私が実際に利用してみて作ったレビューをまとめた内容です。
転職活動を全般的にサポートしてくれる反面、転職活動の結果がキャリアアドバイザーなどのスタッフの質に左右されることもあります。
とはいえ、リクルートエージェントは国内最大手の転職エージェントです。
なので、繰り返しですが、以下の3つに当てはまる人には、リクルートエージェントを積極的に活用することをおすすめします。
- 3か月以内をめどに転職を考えている人
- 本気で民間企業に就職したいと考えている人
- 書類選考や面接の対策をしっかりとやってほしい人
以上に当てはまる人はさっそく登録してみましょう。
あなたの転職が成功することを祈っております!