転職時のポートフォリオとして使いたい
自分でサービスを作ってみたい!
という方も多いはず。しかし、オリジナルアプリの開発は思っている以上にハードルが高いです。
まだ自分でアプリケーションを作ったことがないという人は、初めてTODOアプリを作成する際に意識したい本気のスキルアップ学習手順の記事を参考に、TODOアプリの開発からやってみることをおすすめします。
この記事では、ウデに自信があるよって方向けに、
- オリジナルアプリのアイデアを出す方法
- オリジナルアプリを作る際の心理ブロックをなくす方法
などを紹介しています。それでは見ていきましょう。
オリジナルアプリの作り方【5ステップ】
オリジナルアプリを作る際に実感するかと思いますが、コードを書き始めるまでの方が難しいことを感じる人も少なくないでしょう。
オリジナルアプリ作成と言っても「何から始めればいいのかわからない」「技術力が足りないから難しい」など、様々な理由が出てくるためです。
そういった方は、以下の手順でオリジナルアプリを作ると比較的詰まりにくいかと思うのでチェックしてみてください!
STEP 1:オリジナルアプリのアイデアを出す
まず、始めにオリジナルアプリを作ろう!と考えたときには、何を作るかアイデアを出す必要があります。
とはいえ、いきなり言われてもアイデアなんて出てこない!と思われるでしょう。
そうした方は、紙にひたすら自分が日頃から感じている不満や疑問、欲望を書いていきましょう。以下に例を挙げてみます。
- 自由な時間がなさすぎる
- 休日にやることがない
- 会社の付き合いが面倒
- 自由な時間をより充実させたい
- こないだ行ったお店が美味しかったからみんなに知ってほしい
- 忘れ物が多いから治したいけど治らない
- 自分におすすめの本を毎週お知らせしてほしい
ここでの注意ポイントは「こんなことを書いていいのかな?」というメンタルブロックを全て外すことです。
これらはサービスのアイデアを出すための宝庫になるため、とにかく量を書いていきましょう。
10分も書けば20個くらいはアイデアが出てくるはず!
STEP 2:アプローチの方法を考える
続いて、STEP 1で出したアイデアをまとめる作業に入っていきます。
STEP 2では、STEP 1で出てきたアイデアにどのようなアプローチをすれば解決できそうか?を考えていきましょう。
例えば、「休日にやることがない」という悩みを抱えていたときのアプローチを考えてみましょう。
このときも意識したいことは、馬鹿馬鹿しいと思ったアイデアも採用することです。
例えば、App Storeには「上司たたき」という、ただ上司を叩くだけのゲームアプリが存在しました(今は公開されてません)。
完全にネタアプリですが、それでも評価は4近くあるなどいい評価を受けていたことがわかります。
STEP 1で出したアイデア1つにつき3つほどアイデアを出すと「これ作るとおもしろいのでは?」と思うアプリのアイデアが出てくるかと思います。
STEP 3:実現したいアプリの機能を洗い出す
では、STEP 2である程度作りたいアイデアが決まってきたら、その機能を考えていきましょう。
例えば、僕が初めて作ったアプリ「スグノミ」は、半径500m以内の居酒屋を1つランダムに表示するだけのアプリです(現在公開停止中)。
このアプリを作ったときは、「友達と急に飲みに行くことになったとき店を決めるのが面倒」という悩みを解決するために作りました。
したがって、アプリの機能は以下のようなことが考えられました。
このように、このアプリにどんな機能が欲しいか?を洗い出してみると、意外と欲しい機能がたくさん思いつくのではないでしょうか。
とりあえずアイデアをどんどんと書いていきましょう!
STEP 4:最低限必要な機能を見極める
続いて、STEP 3で洗い出した機能の中で「この機能がなければアプリとして成立しない」という機能を洗い出していきましょう。
例えば、スグノミでは上記で挙げた機能の中から最低限「現在地近くのお店に行きたい人数で予約できればOK」という条件で絞りこみをかけてみました。
そうするとSTEP 3で挙げた機能の中でも最低限必要な機能が洗い出せました。
このようにアプリを成立させるために必要な機能はどれか?絞り込みをかけて、最初に完成するまでの期間を短くしましょう。
初めてオリジナルアプリは完成までの期間を短くしよう!
STEP 5:アプリの作り方を考える
最後にアプリの機能の洗い出しまで行えたら、どうやってコードを書いていこうか?作り方について考えていきましょう。
この際に気をつけたいのは、新しい技術にチャレンジしないということです。
なぜなら、個人開発では思わぬ壁にぶつかるため、自分が使い慣れた技術を使わないと心が折れることになるためです。
最近、僕も使い慣れない技術を使ったゆえに心が折れました…
オリジナルアプリを作る際の注意ポイント
ここまで、オリジナルアプリの作り方について解説しましたが、初めてオリジナルアプリを作る人は知っておきたい注意ポイントがあります。
オリジナルアプリの作り方を知っていても、注意ポイントを知らないことによってリリースができない、、、という悲しい結末になるかもしれません。
したがって、必ず以下のポイントを確認してください。
競合アプリは気にしない
まず、競合のアプリにはもっとクオリティが高いものがあるから…と悩んでいるために、オリジナルアプリの制作をやめてしまう人がいます。
しかし、既にあるアプリにも意外と
など、細かいところでは不満があったりするものです。
したがって、既に競合があるから作らないという考え方を今すぐ捨てましょう。
最初から完璧を目指さず作りたいものを作ろう!
実装方法が思いつかない機能は省略する
また、実現したい機能はあるけど実装方法がわからない!といったケースも十分に考えられるでしょう。
もし、その機能がなくてもアプリをなんとか成立させることができるなら、その機能はばっさりと削除してしまって構いません。
初めてオリジナルアプリを作る際には、全ての機能を作るイメージができていたとしても必ずどこかで詰まります。
したがって、コードを書く前に「難しそうだな…」と思う箇所があれば、すぱっと切り捨てた方が完成までの距離は短くなると言えるでしょう。
最初のリリースを早めに行う
最後にオリジナルアプリを作る上で気にしたいのが、最低限の機能実装が終えれば早めに公開してしまうということです。
ありがちなのが、自分の納得できるところまで作りきってから公開するパターンです。
しかし、それよりも最低限でオリジナルアプリを公開した経験の方が、はるかに大きな経験値を貯めることができます。
オリジナルアプリ制作と言うと大げさに聞こえるけど、最初は小さいものでいい。
— 励ましフリーランスとっくん (@tokkun_9) August 26, 2019
「何かコメントしたらそのコメントが表示される」とかこんなレベル。
やったことある人は分かると思うけど、それを公開するまでにプログラミング以外のたくさんのことを学びます
まずは「公開」することが大切です。
具体的にオリジナルアプリを公開することで得られるプログラミング以外の経験は以下のようなものがあります。
など、プログラマとしてコードを書くことと同じくらい大きな経験を得ることができます。
したがって、まずはオリジナルアプリを最低限の機能でいいので、公開することを考えていきましょう。
まとめ|オリジナルアプリはリリースを早くしよう!
ここまでオリジナルアプリの作り方や注意点を紹介してきました。繰り返しですが、アプリはリリースしてなんぼです。完璧を求めるよりも、さっさとリリースしてしまったほうが成長速度は早くなります。
Webアプリの公開を簡単にできるサービスは以下の記事で紹介しているので、合わせて読んでみてください。
» 【無料】Webアプリの公開サービス4つ!公開時の注意ポイントも解説
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オリジナルアプリの開発に限りませんが、開発途中で何度もエラーに遭遇し、心が折れかけることもあります。特に、初めてオリジナルアプリを作るときには。
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