こんにちは、トニーです。
OB訪問ってそもそもなんのためにやるの?やり方や評価されるためのポイントもヒントも知りたいな。
ついでにOB訪問をするためのサイトも知りたい
という方向けに記事を書きました。
就活ではOB訪問をするべきということは常識ですが、何の為にやるのか、どういうことに気をつければ効果的なOB訪問になるのか、について把握している学生は少ないと思います。
実際僕も就活生の時には「とにかくOB訪問が大事らしい」と先輩から聞いてあまり深く考えずに訪問してしまっていた時期がありました。
多くの学生がハマってしまう罠として、目的をはっきりさせてなかったり、準備が不十分なOB訪問をしたりというのがあります。しかしこれはただの時間の無駄です。
この記事では下記のゴールを目指してOB訪問の全てを完全解説します!ぜひ効果的なOB訪問をして就活を有利に進めてください!
OB訪問の3種類の目的
OB訪問のやり方を説明する前に、OB訪問の目的から紹介します。目的が曖昧だと、OB訪問の効果を最大化できないためですね。
OB訪問をする目的は次の3種類があると思います。OB訪問をするときは、どれか1つの目的
- 業界や企業のことをより深く知るため
- 就活の壁打ち相手になってもらい、自己分析を進めるため
- 採用に直結するため・就活を有利に進めるため
業界や企業のことをより深く知るため
おそらく多くの学生にとって、OB訪問をすることの意味はこれでしょう。
ネット上の情報だけだと業界や企業のことを深く知るのは難しいです。そのため、実際に現場で働いている人から情報を聞くことで、本当に自分が行きたい企業なのかを判断しやすくなります。
この目的のためにOB訪問をする場合は、訪問する業界や企業のことを多少なりとも調べて、何を聞きたいのかを自分なりにまとめてから行きましょう。
質問するなら、以下の良い例の様に、具体的な質問をすると良いです。
また、理系の学生だと、自分の専攻に直結した業界を志望することが多いと思うので、ある程度業界の知識は知っていると思います。
ただ、大学で勉強したことから大きく違う業界や企業にOB訪問に行くときには、最低限の知識は持った上で訪問しないと、相手の話を理解することで精一杯で、自分が本当に聞きたいことを聞けずに終わってしまいます。
また、訪問先企業の社員の方の時間をいただくので、事前にある程度の情報を得ておくことはマナーです。
OB訪問のときの質問例
業界や企業のことを知りたくてやるOB訪問では、「事前に調べてここまでわかったけど、ここから先がわからない」という努力した姿勢を見せることが重要です。
調べたら速攻で出てくる内容を聞くのは、お互いの時間の無駄なだけではなく、準備レベルが低い学生としてあまりいい印象を抱かれないでしょう。
例1:御社のHPを拝見して大きく3つの事業があると思うのですが、会社として特に注力している事業はどこになりますか?
例2:今後5年や10年のスパンで見た時に、会社としてはどの方向性で拡大をされる方針なのでしょうか?
例3:いま◯◯事業がとても伸びていると思うのですが、競合他社の△△や□□に比べて、何の優位性があるから御社が伸びていると考えますか?
就活の壁打ち相手になってもらい、自己分析を進めるため
これは就活の初期段階でOB訪問をする場合の目的です。
実際就活を始めてみたけど、何から手をつけていいのかわからないという人は多いのではないでしょうか。
そこで先輩たちに話を聞いてみると「とりあえずOB訪問はしておけ」と言われて行動してみる人が多いようです。
この段階では、就活の軸や志望動機がまとまっていなくても構いません。
OB訪問を受ける側の社会人も、自分も最初は就活の軸が全然まとまってない状態だったはずです。
人は対話をする中でだんだん自分の考えが整理されていくので、OBの力を借りて自分の思考の整理ができます。
すでに就活を終えた学校の先輩に聞けるのであれば、わざわざ社会人に聞かなくてもOKです。
OB訪問のときの質問例
この場合は、「分からないことはわからない」という姿勢で、謙虚に相手の胸を借りる気持ちで質問する姿勢が大事です。
例1:就活何から始めればいいでしょうか?
例2:過去に戻って就活生時代にこうしておけばよかったなと思うことはありますか?
例3:就活に漠然とした不安があるんですが、その原因が自分もわかってなく、どうしていいかわかりません
質問されたり、頼られたりすると、人は嬉しく感じるものなので、遠慮せずに質問しましょう。
採用に直結するため
会社によってはOB訪問(リクルーター面談という名目のときもあります)が本選考に進むための必須条件である場合があります。
こうなるとOB訪問をしていないと、そもそも次のステップに進めません。
僕が就活をしていた2013年ごろは、三井物産やSMBCなどはOB訪問が必須でした(最新の情報は1つ上の先輩に聞くのが情報の鮮度が高いです)。
OB訪問での評価で本選考時の加点要素になる場合もあるので、そのような企業はOB訪問とはいえガチガチに準備を固め、OB=面接官として自己アピールをしっかりしに行く覚悟が必要です。
決してこの段階でふわふわした志望動機などを話してはいけません。
OB訪問のときの質問例
大事なのは仮説をぶつけることです。
実質の選考の役割を果たすOB訪問の場合、いかに自分が優れた人材であるかのアピールの場です。
優秀の定義は様々ですが、就活生においては「その情報を知ったら自分の意思決定にどう反映されるのか」が明確な質問をしてくる学生は優秀だなと思います。
例1:私の就活の軸は【できるだけ広い範囲の人たちに影響を与える仕事をする】なのですが、御社が注力している〇〇事業で自分が実現したいことはできそうでしょうか?できる場合、例えば具体的にはどんなプロジェクトの事例があるでしょうか?
例2:総合商社を志望しているのですが、5大商社のなかでまだ自分なりに比較するポイントが作れていません。具体的にはどの観点に注目して比較をすれば良いでしょうか?
OB訪問のやり方
全部で5ステップ。実際にOBに依頼する際のメールの実例もつけましたのでコピペしてご利用ください。
OBを探す
OBは周りの先輩を頼ってもいいですし、大学のキャリアセンターを使ってもいいですが、結構見つけるのが大変だったりします。
理系の学生ならば、研究室の教授に相談してみるというのもアリでしょう。
理系の友人は、研究室の飲み会に来ていたOBの人に連絡先を聞いてOB訪問してました。
なお、一番手っ取り早いのは無料のOB訪問サービスを利用することです(後ほど詳しく紹介します)。
話を聞きたい企業が決まっていればその企業を探したらいいですし、まだそれすらも決まってない、ということであれば、何となく興味がある業界がココ、くらいで決めてもOKです。
アポを取る
「今就活をしているがどうやればいいのか困っていて、ぜひ会って話を聞かせてほしい」と真摯にお願いをする姿勢が大事です。
実際に僕も見ず知らずの大学の先輩に依頼していましたが、断れたことは1回もありません。
件名:【OB訪問のお願い】〇〇大学の◯◯です
株式会社◯◯ ◯◯部 △△課
◯◯ ◯◯様突然のご連絡失礼致します。◯◯大学の◯◯と申します。
私は現在就職活動をしているのですが、その中で◯◯業界(または株式会社〇〇)に関心があり、
ぜひ◯◯様に実際働かれている様子を伺ってイメージを膨らませたいと思っております。お忙しい中恐縮ですが、ご訪問して30分~1時間ほどお話を伺う機会をいただけませんでしょうか。
もし可能であれば、以下の日程のうちご都合よろしい日時をご返信いただけますと幸いです。
◯月◯日(◯)10:00〜20:00
◯月◯日(◯)10:00〜20:00
◯月◯日(◯)終日可能いずれの日程でもご都合つかない場合、再度調整させていただければと思います。
ご多忙かと思いますが、ご返信のほど何卒よろしくお願いいたします。
◯◯(自分の名前)
なお、日時や場所は相手に合わせるようにしましょう。社会人は仕事だけでなくプライベートも含めて忙しい中時間を割いてくれているということを忘れてはいけません。
場所については、OB側から提案があると思います。
聞くことを準備する
その会社が
- どんな業界なのか
- 何の事業をやっているのか
は最低限調べておきましょう。企業のホームページに記載があるはずです。
なお、上場企業であれば、IRを見れば何の事業で稼いでいるのか、どのくらい稼いでいるのかなどの情報も調べることができます。
(※『統合報告』や『アニュアルレポート』などが図解されているのでわかりやすくオススメ)
このようにして調べても分からないことを聞くようにしましょう。
先ほどもOB訪問時の質問例は紹介しましたが、目的が何であったとしても、以下の内容は聞いておいた方がいいでしょう。
- 今は具体的にどのような仕事をされているのですか?
- 業務の1日の流れは、例えばどのような感じですか?
- どのような点にやりがいを感じますか?
- なぜこの会社に入られたのですか?
- 入社前と入社後のギャップはありますか?
- この会社のいいところと悪いところは何だと思いますか?
- どのような人が活躍していますか?
実際に会う
会う時には必ずしもスーツである必要はありませんが、面接やインターンの合間だったらスーツでもOKです。
間違っても遅刻したり、無断欠席したりしないようにしましょう。あなただけでなく、学校の後輩にも迷惑がかかることになります。
また、会う場所はカフェやファミレスなどが多いと思いますが、OBがおごってくれたときは必ずお礼を言いましょう。
注文をして落ち着いたところで、用意した質問を聞いていきましょう。
なお、質問をするときには、メモ帳などに手書きでメモをしながら聞いていると、質問される側も気持ちよく答えられます。
お礼をする
終わった後は、その日中に
- 時間を取ってもらったことに対してのお礼
- 今日の話を聞いての感想
を伝えるメールを送りましょう。これも礼儀ですね。
1日に何回もOB訪問をすると、ついお礼を遅らせてしまいがちなのですが、テンプレを用意しておけば無駄に悩む必要がないのでオススメです。
感想はなんでもOK。優れた洞察を述べる必要はないので、素直に勉強になったことを書きましょう。
件名:【OB訪問のお礼】
株式会社◯◯ ◯◯部 △△課
◯◯ ◯◯様お世話になっております、◯◯大学の◯◯です。
本日はお忙しい中お時間をいただきありがとうございました。
〇〇様とのお話を通じて、貴社について具体的な業務イメージを持つことができました。
特に、下記の点が勉強になりました。(※話の内容に応じて変える)
・ニュースではよく〇〇事業が取り上げられてるが、向こう3年で力を入れていくのは✕✕事業であること
・若手でも活躍ができるように、新規事業のコンテストがあり、実際に事業化がされていること
・営業職でも、エンジニアと一緒になってプロダクトを磨いていく機会が多いこと引き続きまた何かわからないことがあればご連絡をさせていただくかもしれませんが、
その際にはどうぞ宜しくお願い致します。◯◯(自分の名前)
OB訪問時の注意点・マナー
気になることは何度も質問するとかは全然いいのですが、あくまで礼儀を守ってやりましょう。大事なのは「貴重な相手の時間をもらっている」という意識をもつことです。
仕事ができる人であればあるほど、平日の日中は15分、30分単位でスケジューリングしています。
特に学生のうちは、タイトなスケジュールで1日を動くという経験が少ないので、社会人との感覚のズレが起きやすいです。
具体的には次のような行動はしないように気をつけましょう。
特に、就活の間はこれまで経験したことのないマルチタスク状態になるのですが、相手への配慮は忘れないようにしましょう。
以前、僕がOB訪問を受けた時、こんなことがありました。
今日はありがとうございました!もっと御社のことを知りたいので、同じ部署で若手の方を紹介してもらえませんか?
いいですよーじゃあ後輩紹介するので連絡させますね
そして後日…
そういえばあの学生どうだった?
それが…日程の連絡したのに学生側から連絡無視されてるんですよね…
この事例は実例ですが、相手の時間を奪っていることにあまりに無自覚です。バイトや授業をブッチするノリでOBとのやりとりを無視する(しかも自分から依頼してる)のは言語道断ですね。。
OB訪問に最適な時期と回数
結論としては、OB訪問の時期はできるだけ早いほうがよく、回数も多ければ多いほうがいいです。
早い人は大学1,2年のうちから社会人と触れる機会を作り、働く機会について考え出しています。
なぜ早くから訪問すべきなのかというと、シンプルに就活の戦略を練るのに期間は長く取れた方がいいからです。
OB訪問をすると、その会社のこと以外にも「こんなふうに就活を進めるといいよ」とアドバイスをもらえるでしょう。
OBのアドバイスは自分が就活を経験して良かったこと・失敗して後悔したことを踏まえているので、早くから成功体験や失敗体験を自分の就活に反映することができます。
この記事や他の僕が書いた記事も、僕が就活生の時に知っておけば後悔がない就活ができたはず、という視点で書いています。
自分の体験談が今の就活生の役に立つと思っているからですね。
だから、OB訪問をして社会人の経験談を聞くのは早いに越したことはありません。つまり、今日この記事を見た日が、行動すべき最適な日だとも言えますね。
また、OB訪問の回数も、同じ理由で大いに越したことはありません。
しかし、就活では複数社エントリーするので全部に対して同じだけの労力をかけてはいられません。
そこで、気になる企業であれば3人と会うことをお勧めします。
3人に聞いて共通して出てくる要素があれば、その会社の特徴だと判断できます。
この際に、できるだけ立場や職歴がバラバラな3人に聞きましょう。
同じ会社のことを話してるのに表現する言葉が別々であることに気づくはずです。
面接では志望動機を自分の言葉で語る必要がありますが、どうしても学生の志望動機は薄っぺらくなりがちです。
その時に表現の引き出しが多いと、他の学生と差をつけることができます。
OB訪問のおすすめサイト
OB訪問の意義はわかったけど、実際にどのサービスを使えばいいの?
OB訪問をしたいけど、OBへのツテがない・・・
という方向けに、おすすめのOB訪問を紹介します。
どれも登録は無料なので、自分が話を聞きたいOBを探すためにも複数登録しておいて損はないです。
僕自身もビズリーチキャンパスとmatcherはOBとして登録しています。
ビズリーチキャンパス
同じ大学のOBなので、自分と悩んでいるポイントや目指す業界が近いことが多く、良いOBに出会える確率が高いです。
また、ハイクラス人材の転職サービスで有名なビズリーチがやっているので、大手企業の登録も多く、サービスの質も高いです。
あえて弱点をあげるならば、有名大学の学生しか利用ができないこと。逆に該当する大学の学生は、その立場をフル活用しないともったいないです。
matcher
こちらもOB訪問サービスの中では利用者が多いサービス。
登録されている方は比較的若い社会人の先輩が多いので、年が違い人に相談したい!と思った場合には良いかもしれません。
なお、かつてOB訪問を通じてのセクハラや性的暴行がニュースになったことを受け、最近ではOB訪問サービスも個人情報の確認に力を入れています。
例えばmatcherでは、登録時に「社員証+身分証明書」の提出を求められますし、面談時のルールの確認もチェックを踏ませる体制を取っています。
最終的には自分の身は自分で守るべきですが、サービス提供側も安心・安全に使えるよう環境整える努力しているので、その点は安心ですね。
HELLO,VISITS
こちらは業界初の「登録社会人は100%企業公認」を謳っているサービスです。
いくつかの大学の近くではカフェを運営しており、学生だとタダでドリンクが飲めて自習などできます。もちろんWi-Fiも完備。
カフェでは大学のOBとの交流イベントなどもやっているので、こちらから依頼をせずともイベントに行けばOBに出会える、という気軽さがいいですね。
最後にオススメのサービスをまとめておきます。どれも無料なのでまずは登録だけしてみて、自分にあったやつだけを使い続けると良いでしょう。
- 同じ大学のOBと繋がれるビズリーチキャンパス
- 年次の近い若手社会人に話を聞けるmatcher
- 大学の近くのカフェでイベントに参加できるHELLO,VISITS
OB訪問で評価される人の特徴
ここから先は余談の話になります。
最初のOB訪問の目的の1つに『採用に直結するため』というのを紹介しましたが、その目的のときにOB訪問で評価が高い人の特徴を紹介します。
アポを取る時
ちょっと難しいですが、依頼メールの時点で目的が明確な人は「仕事できそう」と思います。例えばこんな感じ。
実際に御社の営業職がどんな働き方をしているのか教えてください
自分が御社の営業職として働く際に、顧客が誰で、どのような提案をすることによって、世の中にどのような価値を生み出せるのかを具体的にイメージをしたいので、◯◯様の実際の業務をお聞かせください。
実際に会った時
質問が明確で本質的だと「おっ」と思います。例えば給与についての質問を例にとってみます。
御社の給与水準ってどんなかんじですか?
入社した暁にはしっかり成果を残して給料もあげたいのですが、同年代で給与に差がつき始めるのは何年目頃からでしょうか?
またその割合はどのくらいかわかれば教えてください。
正直、どの会社でも給与は「成果を残した人は上がるし、残さない人は低いまま」という感じかと思うので、それが具体的にどのくらいの年次からなのかを聞くほうが本質的です。
また、分からないことがあれば自分が腹落ちするまで何度も質問しましょう。ここは大事なので何度も繰り返しますが、質問を何度もされることは全くうざくもなんともありません。
むしろ社会人が自分の仕事を話して一発で理解できる学生なんていません。
特にその仕事がBtoCではなくBtoBのビジネスであればなおさらイメージがつきにくいでしょう。
相手の話を聞いて分からなかった時に、表面だけ取り繕って「なるほどですね!よく分かりました」などと言っても「ほんとかよ」と思ってしまいます。
それよりも「それってこういうことですか?」「こういう理解であってますか?」と自分の言葉で理解しようとする姿勢が見えるととても良いですね。
OB訪問が終わった後
OB訪問を受けると、OBからアドバイスをもらうこともあると思います。
アドバイスというのは100人いたら実行するのは2,3人程度なので、言われたことをきちんと実行して報告するだけで他の就活生とは別格扱いになります。本当にみんな言われたことをやらないので。。
そもそも、当日にお礼メールが来るだけではなく、就活が終わった後も報告が来ると普通に嬉しいものです。
これまでほとんどの学生から来たことないですが、僕は学生の頃は送ってましたね。ちょっとした気遣いは社会人になって働くようになってからも大事です。
また、OB訪問の後に報告をしていたことで、その後も関係を続けさせてもらっている人もいます。
僕はその後20代で2回の転職活動をすることになるのですが、その度に相談に乗ってもらったり、ご飯をご馳走になったりとずっと続く素敵なご縁ができました。
最後に|効率的に就活を進める方法
ここまで読んでいただきありがとうございます。
この記事ではOB訪問のやり方について紹介してきましたが、最後に効率的に就活を進める方法を紹介します。
効率的な方法とは、自分だけではなく、他人の力を借りて就活をやることです。
OB訪問も他人の力を借りている事例なのですが、その他では、逆求人サイトや就活エージェントも利用したほうがいいです。
逆求人サイト
逆求人サイトとは、登録したプロフィールや企業の選考情報などの情報に基づいて、企業の採用担当者からスカウトを受け取ることができるサービスのことです。
このサービスでは、エージェントとの面談は受けられない場合もありますが、逆に言うと自分で就活を進めたい人にはオススメです。
また、情報を登録しておくだけで、企業側からオファーをもらえるので、効率的に就活を進めることができます。
キミスカ
キミスカは、自分の選考状況をアピールできる逆求人サイトです。
どういうことかというと、例えば「株式会社◯◯の選考で3次面接まで進んだ」という情報を登録すると、
◯◯の3次面接まで行っている学生なら私も会ってみたい
と思った企業側の担当者からスカウトメッセージが送られて来ます。
なので、もし不採用になった場合でも、そのデータが次の企業の選考に活かされます。
早めに登録しておいたほうがお得ということですね。
OfferBox
OfferBoxは、4年連続で学生の利用率No.1、就活生の3人に1人が登録している逆求人サイトです。
文章に加えて動画や研究スライド、写真を使って自分をアピールできます。そのため、学歴以外の人柄でも勝負ができ、結果として93.6%(※)の学生が企業からスカウトを受け取っています。
※プロフィール入力率80%以上の場合・2020年卒・2019年5月時点の実績
ベンチャー企業はもちろん、大手企業や官公庁(経済産業省)も導入しており、多様な企業からのスカウトを受け取れます。
一方で、企業が学生に送るオファー数には制限があるため、受け取るスカウトもあなたに合った企業である可能性が高いものばかりです。
就活の視野を広げるためにも、早めに登録しておくと今後の就活に役立つでしょう。
キャリアチケットスカウト
キャリアチケットスカウトは、簡単な質問に応えることで、あなたのキャリアに対する価値観を明確にできる就活アプリです。
同時に、自己PRやガクチカも簡単に作成できます。
さらに、あなたの価値観に合う企業からのスカウトを受け取ることもできます。
価値観が合う企業であれば、あなたらしく働ける可能性が高くなりますし、それが簡単な質問に答えるだけで分かるので、まずはアプリをインストールして回答してみましょう。
ABABA
ABABAは、最終面接で不合格となってしまった就活生だけが登録できる逆求人サイトです。名だたる有名企業からスカウトが来ることもあります。
就活生に届くスカウトの94%で、ESの提出や1次面接を免除されている特別選考に進めます。届くスカウトの数も就活生1人当たり22通とかなり多くなっています。
スカウトの受信から返信まで全てLINEで完結するので、やりとりもしやすいのが特徴です。
最終面接で落ちて落胆しているようなら、登録だけでもしておくと思わぬ優良企業からスカウトがくるかも!?
就活エージェント
就活エージェントとは、就活生1人一人に対してアドバイザーがついて就活全般のサポートをしてくれるサービスです。
エージェントによっては、就活セミナーや企業の人事や社長と直接話せるイベントを開催してたりもします。
JobSpring Agent
JobSpring Agentは、マッチング精度の高さがウリの就活エージェントです。
CUBIC適性検査やAIなどのデータに基づいてあなたに合った企業を紹介してくれるため、内定承諾率70%(平均は約36%)の実績を叩き出しています。
大手の就活サイトでは、メールで大量の送られてくることが多い一方で、JobSpring Agentでは平均3~4社ほど。本当にあなたに合う企業のみを紹介してもらえるので、1社1社の選考に集中でき、結果として選考も突破しやすくなっています。
もし選考に落ちてしまっても、不合格理由から改善策を一緒に考えてくれ、内定獲得までつきっきりでサポートしてもらえます。
利用者のアンケートでも「自分の話を親身に聞いてくれるか」で平均4.4点(5段階中)と人気があり面談の枠もすぐに埋まってしまうので、早めに登録しておきましょう。
irodasSALON
irodasSALONは、あなたが本気でやりたいと思える仕事を見つけられる就活エージェントです。
自己分析や企業分析のサポートのために、
- 以前は5万円もしたキャリア講義
- 160ページを超えるキャリア形成教材
などが無料でもらえます。
加えて、キャリアカウンセラーが一人ひとりについてくれるので、困ったことがあればすぐに相談できます。
結果として、
- 利用者の満足度95%
- 年間に13,000人が利用
- 内定率98%
といった実績が生まれ、企業からも信頼されているため、人によっては「irodasSALON特別ルート」で選考を受けられることがあります。
当然、特別ルートは人数制限があるので、早めに登録しておくと有利です。
キャリセン
キャリセンは、内定率の高さや短期での内定獲得に定評のある就活エージェントです。
元人事担当者や有名なキャリアコンサルタントと、1時間のマンツーマン就活相談などを通して内定獲得率が5.4倍になり、年間1,000人以上が内定を獲得しています。
採用担当の本音を熟知しているからこそ達成できた数字ですね。
最短2週間で内定を獲得できるので、就活に出遅れて焦っている人に特におすすめです。
紹介企業の選考に関しては、合否関わらず企業側からのフィードバックをしっかり伝えてくれるので、面接の練習台としての利用価値もあります。
レバテックルーキー
レバテックルーキーは、ITエンジニアになりたい就活生や大学生・院生に特化した就職エージェントです。
エンジニアの転職やフリーランスで日本最大級のエージェントなので、エンジニア業界を熟知しています。
レバテックルーキーの強みをまとめると以下の通りです。
- 利用者の内定率は85%以上
- 大手・中小・ベンチャーの優良企業を紹介してくれる
- 受かるES、GD、面接ノウハウをこっそり伝えてもらえる
- 最短1週間で内定を獲得できる
- 多数のIT企業の人事とつながりがあり、独自の情報もあり
就活アドバイザーがエンジニアの知識に精通しているので、あなたの志向性やスキル、入社後のキャリアパスを考慮したアドバイスもしてもらえます。
人気があるため面談の枠は埋まりやすいので、早めに登録しておきましょう。
就活は情報戦です。利用できるものは全て利用し、満足のいく就活にしましょう。