もしかすると、あなたは今
自分がやりたい仕事がなんなのか分からない…
と悩み、なかなか就活が進まないでいるかもしれません。
大丈夫です、それが普通です。僕もやりたい仕事なんてなかったです。
そんな僕でも、今では年収で700万円もらってますし、仕事内容にも満足してます(20代で2回の転職を経験しましたが…)。
この記事では、僕の経験も交えながら、「やりたい仕事」探しの対処法を紹介します。
やりたい仕事が見つからない理由
僕も大学3年生の頃、「自分のやりたい仕事ってなんだろう」と真剣に考えました。
たくさんビジネス本を読み、大学の先輩に会って質問し、採用イベントに行きました。それでもやりたい仕事が見つからず日々悶々としていました。
でも、社会人になって周りを見渡してみると、やりたいことを仕事にできている人なんてほんの一握りです。
同僚や周りの友人も、会社や仕事の愚痴をいいながら毎日仕事をしています。
僕も新卒で入った大企業ではやりたいことができていたわけでもないですし、だからこそ20代で2回も転職してるわけです。
「やりたい仕事」を見つけるには経験が必要
そもそも、やりたい仕事を見つけるためには、
- どんな仕事があるのかを知る
- 自分の強みや得意なことを知る
の2つが必要です。
しかし、これまで勉強やバイト、飲み会やサークルぐらいしか経験してない就活生に「やりたい仕事」を見つけるなんて無理ゲーなんですよね。
バイトでやっていることが楽しいとか、趣味でプログラミングをやっていて楽しいからこれを仕事にしたいとかってことは非常にまれなことです。
「やりたいと思える仕事」が、これまであなたが経験してきたことの中にはなかった、ただそれだけのことです。
それに、就活をしたぐらいで簡単に「やりたい仕事」が見つかるなら誰も苦労はしません。
「やりたい仕事」にこだわりすぎてもよくない
就活で「やりたい仕事探し」をしていると、逆にドツボにハマりかねません。
なぜなら、仕事を「やりたい」と思えるかどうかは実際に職場で働いてみないと分からないからです。
それなのに「やりたい仕事探し」をしていると、就活の軸がブレブレになり、良さそうなことを言っている(けど実際はブラックな)企業に騙されやすくなってしまいます。
就活だからといって無理やり「やりたい仕事」を見つけようとすると、かえって失敗することもあるので注意しましょう。
就活での仕事の選び方
では、どうやって仕事を選んでいけばいいのでしょうか。
それは先ほど紹介した以下の2つを実践していく必要があります。
- どんな仕事があるのかを知る
- 自分の強みや得意なことを知る
どんな仕事があるのかを知る方法
就活サイトを見ていればどんな仕事があるのかは分かりますが、重要なのは具体的な仕事内容はどういうものなのかを知ることです。
そのためには、OB訪問で実際に働いている人に直接聞きに行くのが手っ取り早いです。
もし身近に訪問させてもらえるOBがいなければOBトークを利用しましょう。
OBトークだと、自分の大学以外のOBを探して訪問可能です。メーカーや金融機関含めOBトークでしか出会えない社会人もたくさんいます。
社会人は全員本人確認済みで、運営会社が24時間パトロールしているので安心して利用できます。また、音声機能が付いているので顔出し無しでの訪問も可能です。
オンラインでの音声イベントで社会人の本音が聞けるので、効率的に情報収集したい人に特におすすめです。
自分の強みや得意なことを知る方法
自分の強みや得意なことを知るには、月並みですが自己分析をやりましょう。
効率的な自己分析の方法を紹介する前に、自己分析をサボった場合にどうなるか、僕の体験談を紹介します。
早く自己分析の方法を知りたい人は、下のボタンをクリックしてください。
自己分析をサボるとこうなります
僕は就活生の時に自己分析をサボり、会社で働いている「人」で選ぼうとしたんですね。結果、失敗します。
入社する会社を「人」で選んではいけない
当時大学3年生の冬。就活真っ只中だった僕はこう思っていました。
自分はやりたいことはないけど、ありたい姿はある。だからありたい姿に近い人が多い職場に行こう。
だから、自分がなりたい姿に近い人が多い職場かどうかを、その会社の社員に会いまくって判断していました。1社あたり多いところだと15人とか。
今思うと、この「ヒト理由」の企業選びはかなりリスクがあるのですが、その時は精一杯考えた結論でした。
あなたも「〇〇さんがいるから一緒に働きたいと思った」「△△のような人たちと一緒に働きたい」という理由で選ぼうとしているなら、正直危険なのでオススメしません。理由は次の2つです。
- 極めて感覚的な判断にならざるを得ない
- あなたが目指している人が退職(異動)するかも
極めて感覚的な判断にならざるを得ない
志望企業にどんな人材がいるのか、と言うデータはほとんど数値化されていません。
その会社の「カラー」は確かになんとなくありますが、せいぜい「インフラ系の企業はお堅い人が多いし、ベンチャーはイケイケの若い優秀そうな人が多い」とかそのくらいでしょう。
大企業であればなおさら、会社にはいろんな人がいます。どんなに儲かっていて日本で有名な会社に勤めている人でも、全然仕事ができない給料泥棒のようなおっさんはいます。
そもそも会社は多様な人が集まった集合体なので、企業を絞り込む理由としては不適切です。
あなたが目指している人が退職(異動)するかも
また、ベンチャー企業では「〇〇さんと一緒に働きたいと思いました」といって、入社する頃にはその人は退職している、なんてのはあるあるです。
また大企業も、採用イベントで会社の説明をしてくれたリクルーターの人は優秀なので、
ああ言う人と一緒に働きたい!
と思っても、そもそも自分が違う部署にいくかもしれないし、その人自身も違う部署を転々とする可能性があります。
これまでの話を簡単にまとめます。
- 「ヒト要因」で会社を選ぶのは不確実なので、やめたほうがいい
- 就活時に話を聞いた職場環境が、あなたが実際に働く環境と一緒とは限らない
効率的に自己分析をやろう
お待たせしました。それでは効率的な自己分析の方法を紹介します。
自己分析のやり方はこちらの記事でも紹介してますが、大きく3つあります。
それぞれ詳しく解説します。
就活エージェントを利用する
自分一人で自己分析をやろうとすると限界があります。意外にも自分のことは分からないものなんですね。
なので、就活のプロに自分の考えを吐き出して整理してもらうと楽ですよ。
就活エージェントは就活相談にのってくれたり、あなたに合った企業を紹介してくれたりします。加えて、企業の選考を通過しやすくするために、あなたの強みを引き出してくれます。
就活エージェントは、企業に就活生を紹介して実際に入社したときに報酬が得られるからですね。
おすすめの就活エージェントも選んでおいたので、紹介します。
JobSpring Agent
JobSpring Agentは、マッチング精度の高さがウリの就活エージェントです。
CUBIC適性検査やAIなどのデータに基づいてあなたに合った企業を紹介してくれるため、内定承諾率70%(平均は約36%)の実績を叩き出しています。
大手の就活サイトでは、メールで大量の送られてくることが多い一方で、JobSpring Agentでは平均3~4社ほど。本当にあなたに合う企業のみを紹介してもらえるので、1社1社の選考に集中でき、結果として選考も突破しやすくなっています。
もし選考に落ちてしまっても、不合格理由から改善策を一緒に考えてくれ、内定獲得までつきっきりでサポートしてもらえます。
利用者のアンケートでも「自分の話を親身に聞いてくれるか」で平均4.4点(5段階中)と人気があり面談の枠もすぐに埋まってしまうので、早めに登録しておきましょう。
irodasSALON
irodasSALONは、あなたが本気でやりたいと思える仕事を見つけられる就活エージェントです。
自己分析や企業分析のサポートのために、
- 以前は5万円もしたキャリア講義
- 160ページを超えるキャリア形成教材
などが無料でもらえます。
加えて、キャリアカウンセラーが一人ひとりについてくれるので、困ったことがあればすぐに相談できます。
結果として、
- 利用者の満足度95%
- 年間に13,000人が利用
- 内定率98%
といった実績が生まれ、企業からも信頼されているため、人によっては「irodasSALON特別ルート」で選考を受けられることがあります。
当然、特別ルートは人数制限があるので、早めに登録しておくと有利です。
キャリセン
キャリセンは、内定率の高さや短期での内定獲得に定評のある就活エージェントです。
元人事担当者や有名なキャリアコンサルタントと、1時間のマンツーマン就活相談などを通して内定獲得率が5.4倍になり、年間1,000人以上が内定を獲得しています。
採用担当の本音を熟知しているからこそ達成できた数字ですね。
最短2週間で内定を獲得できるので、就活に出遅れて焦っている人に特におすすめです。
紹介企業の選考に関しては、合否関わらず企業側からのフィードバックをしっかり伝えてくれるので、面接の練習台としての利用価値もあります。
レバテックルーキー
レバテックルーキーは、ITエンジニアになりたい就活生や大学生・院生に特化した就職エージェントです。
エンジニアの転職やフリーランスで日本最大級のエージェントなので、エンジニア業界を熟知しています。
レバテックルーキーの強みをまとめると以下の通りです。
- 利用者の内定率は85%以上
- 大手・中小・ベンチャーの優良企業を紹介してくれる
- 受かるES、GD、面接ノウハウをこっそり伝えてもらえる
- 最短1週間で内定を獲得できる
- 多数のIT企業の人事とつながりがあり、独自の情報もあり
就活アドバイザーがエンジニアの知識に精通しているので、あなたの志向性やスキル、入社後のキャリアパスを考慮したアドバイスもしてもらえます。
人気があるため面談の枠は埋まりやすいので、早めに登録しておきましょう。
自己分析ツールを使用する
ツールを使っても分かることには限界がありますが、最も手軽な手段です。
ここではオススメの自己分析ツールを2つ紹介します。
キミスカ
キミスカはスカウトメールが届く逆求人型の就活サイトですが、無料登録後に行える「適性検査」の評判が良いです。
キミスカの適性検査は今まで受けた中で1番的確だった
— た (@gyata51) June 20, 2019
みんなキミスカで適性検査したことある??
— さまーちゃん@23卒 (@nachichan23) December 12, 2021
私初めてしたんだけど、ちょっと変わった質問もあって新鮮だし、めちゃめちゃ当てはまってて感動した😂
興味ある職種と相性良くて、やる気が出たぞ!!!
逆求人は要らないという人でも、適性検査だけでも受けておくと良いでしょう。
キミスカの適性検査のいいところは、労力をそこまでかけずに性格診断と職種適正がわかる点です。他にもセミナーや検査などはありますが、10分ほどで完了する手軽さは素晴らしいと思いました。
受験すると、こんな感じの結果が得られます。
性格だけではなく、仕事に対する価値観もわかります。
他にも、職務適性やストレス耐性など全部で9つの項目から詳しい自己分析ができます。繰り返しですが、診断は10-15分ほどでできるので、かなり手軽です。
AnalyzeU+(OfferBox)
こちらも同じく逆求人のサービスで、適性検査に力を入れているのでぜひ活用すべきです。質問数が多い(全部で250問、所要時間は30分程度)のですが、違った角度から職種がわかります。
AnalizeU+(OfferBox)は社会で働いていく上で求められる力を⼤きく2つ(社会⼈基礎力、次世代リーダー力)に分類し、適性診断結果を基に適性を測定しています。
社会人基礎力はこんな感じ(他にも「考え抜く力」「チームで働く力」の2項目があります)。
次世代リーダー力はこんな感じ(他にも「周囲を牽引する力」「高め合う力」の2項目があります)。
一番右の列を見てもらうと、自分の強みの箇所には「★」が付いていますよね。これが他の人と比べるのではなく、あなたの特徴を表しています。
自分一人で強みがないと何時間も悩んでいるより、このサービスを使って30分でサクッと強みを客観的に分析してもらう方がコスパよくないですか?
他にも自己分析のやり方は以下の記事で紹介しているので、合わせて読んでみて下さい。
最後に|行動することで道は開ける
就活をしていると「考えても自分のやりたいことがわからない」と途方にくれることがあります。でも「考える=机に向かって紙に書き出す」ではありません。
自分一人で考えずに、OB訪問したり、自己分析ツールを使ったり、就活エージェントに相談したりしましょう。
人生で最初で最後の新卒の就活。どの企業に行ったら正解だったかは後からにならないとわかりません。でもその瞬間の見える景色の範囲で、自分がどういきたいかを納得して決断をすることが重要です。
後悔しないために、小さな一歩を今、踏み出しましょう。