自衛隊から転職して後悔しない為に今できる4つのこと

自衛官の転職
わび
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航空業界の外資系企業で働く元自衛官・公務員のわびです。詳しい自己紹介はこちら

自衛隊から転職しようかと悩んでいる方は、まずは現状を整理して転職できる状況であるかしっかりと把握する事が大切です。

まとまった貯金もなく自衛隊を退職した後のことも全く考えていないのに、いきなり辞めるのはかなりハイリスク。

実際に多くの人が自衛隊を辞めて後悔しています。

そこでこの記事では、実際に自衛隊から転職した経験がある私が、自衛隊を辞めて後悔しないために今のうちにやっておいたほうがいいことを4つにまとめました。

最後まで読んで、ぜひあなたは転職で失敗しないようにしていただければと思います。

 

なお、自衛隊を辞めるとどんなことで後悔するのかは別の記事にまとめました。合わせてご覧ください。

今のうちにやっておくべき4つのこと

以下の4つをやっておくことをおすすめします。

  1. 自衛隊にいる間に貯金をする
  2. 自衛隊にいる間に培ったスキルや知識をまとめる
  3. 転職に求めることをまとめる
  4. 転職エージェントを活用して情報収集を行う

1つずつ解説します。

自衛隊にいる間に貯金をする

転職活動にはお金もかかります。例えば、スーツ代、面接のための交通費などです。

自衛隊に在籍したまま転職活動するにしても、最低でも30万円ぐらいは用意しておいたほうがいいです。

 

また、一般企業で働くと服と靴にかなりお金がかかります(外資系だからかもしれませんが)。

自衛官のときは支給される作業服か制服だったので、仕事の服や靴にお金がかかるという考えがなかったんです。

わび
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転職先にもよるとは思いますが、みんなオシャレです。

週5日勤務だと最低3パターンのオフィスカジュアルを準備しなければ確実に浮きます。
季節に合わせた服装を準備するとかなりの出費になります。

なので、できる限り自衛隊にいる間に貯金しておくことをおすすめします。

わび
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民間に就職すると、防衛省共済組合のような利率のいい銀行もないですしね。

自衛隊にいる間に培ったスキルや知識をまとめる

民間に中途入社するときに期待されることは即戦力、すなわち会社の売上に貢献できることです。しかも入社してからできるだけ早く。

当然、面接でもどのように会社に貢献できるのかは質問されます。

なので、今あなたがどんなスキルや知識を持っていて、どういう業界や職種なら自分のスキルを活用できるかを整理しておいたほうがいいです。

今自分が持っているスキルをまとめておくと、転職エージェントに相談した時にスムーズに話が進みます。

転職に求めることをまとめる

自分のスキルの整理と同時に、転職に何を求めるのかも考えておきましょう。

例えば、

  • 転職時の希望年収、勤務地、やってみたい仕事など
  • 仕事とプライベートのバランス
  • これからのキャリアプラン

これらに対する自分の希望や、何をいちばん重視するのかをあらかじめまとめておいたほうがいいです。

これは、面接でも「なぜ自衛隊を辞めて民間に就職しようと思ったのか?」は質問されるからです。

もちろん、転職活動を進める中で希望が変わっていくこともあります。ただ、転職活動を始めると時間がなくなりがちなので、転職活動を始める前に整理しておいたほうが楽です。

転職エージェントを活用して情報収集を行う

自衛隊からの転職を検討されている方は、自衛隊に勤めている間に転職に関する情報を集めましょう。

情報収集のときには転職エージェントを利用することをおすすめします。

理由としては、

  • ネットで探しても見つからない企業の内情を教えてもらえる
  • 自分の市場価値を知れる
  • どういう業界・職種に向いているのかを知れる
  • すべてのサービスを無料で利用できる

などなど。

転職エージェントを利用したからといって、絶対に転職しないといけないということもないので、まずは気軽に相談してみましょう。

 

自衛隊から転職して後悔する人の3つの特徴

次に、自衛隊からの転職で後悔する人の特徴を紹介します。以下に当てはまりそうな人は注意してください。

  1. 1人で転職活動を行おうとしている
  2. 民間企業と自衛隊の違いを把握できていない
  3. 転職先が決まる前に自衛隊を辞めてしまう

1人で転職活動を行おうとしている

自衛隊から転職を検討されている方は、最初に転職に関する情報収集を行わないといけません。

とはいえ、自衛官の業務は大変多忙な為、転職活動に使える時間はかなり限られてきます。

より効率的に転職活動を行う為にも、転職エージェントを積極的に活用しましょう。

一人で取り組むとかなり効率が悪いですし、すべて無料なので利用しない手はありません。

民間企業と自衛隊の違いを把握できていない

自衛隊を辞めてみるとよく分かりますが、自衛隊内の認識はあくまでも自衛隊の中だけで通用するものであって、民間企業とは全く異なります。

会社によっても異なりますが、自衛隊との違いの例としては、

  • 上司に諮るよりも自分で決めて仕事を進めていくことが多い
  • 雑用のような自分の仕事以外のことはしない
  • 成果や結果が常に求められる
  • 成果を出せば給料が上がる

などなど。

良くも悪くも、自衛隊とは雰囲気や環境が大きく違うことは理解しておきましょう。

転職先が決まる前に自衛隊を辞めてしまう

転職活動にはだいたい3ヶ月ぐらいはかかります。

自衛隊を辞めた後に転職活動をしようとすると、転職できるまではお金が入らず焦って入社先の企業を決めてしまうこともあります。それがブラック企業だったなんて日には悔やんでも悔やみきれません。

これまで紹介したような自己分析や情報収集を行うのにも時間がかかります。最低でも3ヶ月、できれば6ヶ月ぐらいは転職できるまでにかかると見ておいたほうが無難です。

それだけの貯金があれば先に辞めてしまうのも手ですが、民間企業は働いていない期間(=空白期間)を嫌います。選考でも不利になります。

なので、できるだけ自衛隊に在籍したままで、転職エージェントの力を借りながら転職活動を進めていくことをおすすめします。

 

まとめ|自衛隊から転職して後悔しない為に今できる4つのこと

ここまで自衛隊から転職して後悔しない為に今できる4つのことに関して詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事の要点は以下となります。

ポイント
  • 自衛隊にいる間に貯金をする
  • 自衛隊にいる間に培ったスキルや知識をまとめる
  • 転職に求めることをまとめる
  • 転職エージェントを活用して情報収集を行う

中でも転職エージェントを活用することは非常に重要です。その重要性はこれまで紹介してきたとおりです。

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