ベンチャーに絶対向かない人と向いている人の違い

ベンチャー転職
※このページの内容に広告・PRが含まれます。

自分の活躍できる範囲を広げたい!

もっとスキルアップしたい

というように、ベンチャー企業への就職や転職を考えている人もいるでしょう。

しかし、ベンチャー企業が向いている人・向いてない人ははっきりしています。

もしベンチャーに向いてない人が入社してしまうと、すぐに後悔することになります。

なので、この記事では

  • ベンチャーに絶対に就職すべきでない人
  • ベンチャーに向いている人
  • ベンチャーで仕事をするときの心得

を紹介するので、ベンチャー企業に就職するか迷っている方は参考にしてみてください。

ベンチャー企業は絶対に向かない人の特徴

ベンチャーに向かない人の紹介の前に、そもそもベンチャー企業にはどういう特徴があるのかを簡単に紹介します。

分かりやすいように大企業と比較してみました。

項目大企業ベンチャー
仕事のスピード感社内りん議や意思決定
機関が多数あるため遅い
組織の階層が少ない分、
現場判断で動くことが
多いので早い
社内の雰囲気年齢層が高い人が多くなる
ので落ち着いた雰囲気
年齢層が若いので、
エネルギッシュ
身につくスキル特定のスキルを身につける
のに向いている
何でも屋さんになる
給料・福利厚生新卒だと給料は低めだが
福利厚生含めて良い
基本的には高くはない
昇給・昇格なんだかんだ年功序列結果さえ出せば
昇給・昇格しやすい
社会への影響力資本力と既に業界との太い
パイプがあるので大きい
特定の業界のニッチな市場を
攻めているため小さい

これらのことから、以下の3つのどれかに当てはまる人には絶対にベンチャー企業をおすすめしません。

特定のスキルを磨きたい人

実は、ベンチャーは特定のスキルを磨くには向いていません。

ベンチャーに行けばスキルを磨ける、成長できると漠然と思っている人も多いと思いますが、ベンチャーでは「業務の垣根を超えて行動すること」が求められます。

例えば、営業をやりながら採用をやって、契約書の作成も自分でやる、といった感じですね。

エンジニアであっても、「サービス開発50%、営業10%、カスタマーサポート20%、採用20%」のように開発以外のことにリソースを割くことが必要なときもあります。

ベンチャーでは、会社の成長のために必要だと思えば、今自分がなんの役職であるかは関係なく、全員が営業するし全員がサービス開発に携わる意識が必要です。

なので、営業やマーケティング、エンジニアリングといった特定のスキルを磨きたいならベンチャーに行くと後悔します。

安定した給料が必要な人

ベンチャー企業は常に倒産のリスクがあります。

ベンチャーキャピタルなどから多額の資金調達をしているならまだしも、多くのベンチャー企業はお金がありません。毎月の人件費や家賃などを支払うので精一杯というところが多いのです。

そして、業績が悪ければ給料ダウンといったこともありえます。日本の法律では10%を超えて減給するのは違法なのですが、余裕のない会社は四の五の言ってられません。

最悪の場合、会社が倒産して次の会社が見つかるまでは収入がない可能性や、入社時に提示された給与が下がることも覚悟しておくべきです。特に社歴が浅い会社の場合はですね。

 

上記の覚悟がないのであれば、給与が安定した大企業か規模が大きいメガベンチャーへの転職をおすすめします。
» 【メガベンチャー一覧】メガベンは大手とベンチャーのいいとこ取り

家族との時間やプライベートを充実させたい人

ベンチャーに就職すると、どうしても仕事に費やす時間は増えます。ベンチャー企業では十分な人材を採用する余裕がないところが多いからです。

ここ最近は、ベンチャーといえど残業時間などの法令を遵守する意識の高い企業が多くなってきていますが、企業によっては深夜まで残業を行うことや、土日にも仕事をすることを求めてきます。

結果的に、家族との時間やプライベートの時間は犠牲になります。

特に家庭を持っている人は、後々揉めないようにベンチャーに転職する前に家族と相談しておきましょう。

 

その他にも、ベンチャー企業のメリットとデメリットは以下の記事で詳しく解説しているので、合わせて読んでみてください。

 

ベンチャー企業が向いている人の特徴

ベンチャーで活躍するためにはそれなりのスキルが必要となります。

専門的なスキル以外にも、「こういう考え方ができる人は向いている」というのを紹介します。

リスクを許容できる人

これまでも紹介してきているように、ベンチャーへの就職にはリスクが伴います。

  • 給与は基本的に下がる
  • 社会的な信用は失われるかも
  • ベンチャーの会社の風土に馴染めないかも
  • 会社が倒産してまた転職活動をしなければならないかも
  • やりたい事業が会社の方針で終了するかも
  • 人がどんどんやめていったら、自分の負荷が劇的に増えるかも

大企業にいれば明日会社がなくなるといったことはほぼ起きませんが、ベンチャー企業は倒産するリスクは常にあります。

そういったリスクをあらかじめ許容し、実際に予想してない問題が発生したときに適切に対処できる人は向いています。

それはベンチャーで仕事をしていると頻繁に問題が発生し、常に問題の対処に追われるからです。

将来起業したい人・ビジネスが好きな人

将来起業したい人もベンチャーに向いています。起業するのが甘くないのはベンチャーで働いてみるとよく分かります。

社員として働くのももちろん大変ですが、ベンチャーの経営者はそれ以上に大変です。そうした姿を身近に見てましたから。

できることなら大企業とベンチャー、両方を経験しておくと、どういう風に会社を成長させていけばいいのかのイメージがつきやすいです。

また、仕事を趣味のように感じられる人もベンチャー向きです。嫌でも仕事三昧の日々になりますからね。

仕事を通じて明確に達成したいことがある人

解決したい社会課題、実現したい世の中が明確な人は、ベンチャーでの仕事にやりがいを感じられます。

ベンチャー企業が掲げているミッションやビジョンに共感できることが必須ですが、大企業に比べると自分の手で世の中を変えていっている実感を味わいやすいです。

トニー
トニー

僕は自分の中でビジョンが明確ではなかったので、この点ではモチベーション維持はできませんでした。

何事にも積極的で主体性の高い人

ベンチャー企業では予測不能なことが頻繁に起こります。

問題が発生するたびにいちいち指示を待つのではなく、自分から解決策を上司や経営者に提案して問題に対処することが求められます。

また、教育制度も整っていないので、分からないことがあれば自分から質問したり、上司の行動を見て学習していくことも必要です。

そのため、ベンチャー企業では上司や会社に言われたことをやる受け身の人より、主体的に自分で試行錯誤しながら行動できる人が向いています。

自分の実力を評価してもらいたい人

ベンチャー企業は基本的に実力主義です。結果を出せば給料は上がります。給与体系が整備されていないというのもありますが、結果を出してる人にしっかりと給料を支払わないと辞めていってしまいますからね。

これまでの経歴やスキル次第では大企業よりも高い給料を得ることも可能です。

また、大企業のような評価制度があるわけでもないので、昇進もしやすいです。

なので、自分の能力に自信がある人はすぐに会社の中心になれるため、ベンチャー企業に向いています。

加えて、自分の成果で会社が大きく成長するので、やりがいを感じやすいというメリットもあります。

方針や環境の変化に臨機応変な対応ができる人

ベンチャー企業は意思決定のスピードが早く、常に変化があります。

例えば、

  • 先週の会議で決まった営業戦略が今週には変わっていた
  • 一発大型受注をすればその年の売上目標が達成できて、売上計画が大幅に変わった

ということも起き得ます。

他にも、事業内容の大幅な変更、キーマンの退職、業務提携、一挙に採用して組織の人数が倍になる、オフィスの移転、ミッションやバリューの見直し、新たなサービスの開発と終了、、、本当にめまぐるしく動きます。

大企業ではあり得ないくらいカオスです。

こんなカオスな環境でも、周りを巻き込んでいく姿勢を持てる人はベンチャーに向いています。

 

ベンチャーに向いているかを診断する方法

これまでの内容を読んでも、自分が本当にベンチャーに向いているかどうかはなかなか判断できないでしょう。人間は意外と自分のことを分かっていないものだからです。

そこで、あなたがベンチャーに向いているかどうかを診断する方法を2つ紹介します。

転職エージェントに相談するほうが確実ですが、めんどくさい人はまずはツールを使って診断してみましょう。

就活・転職エージェントに相談する

就活エージェントや転職エージェントは、完全に無料で就活や転職の相談ができ、選考対策まで伝授してくれます。また、今すぐに転職する気がなくても転職エージェントへの相談OKです。

これまでに何回もの相談を受けているので、あなたが気づいていない特徴や強みを見つけ出し、ベンチャーに向いているかどうかを客観的に判断してくれます。

面談を受けて、これまでの経歴やどういう企業が希望なのかなどを話す必要はありますが、あなたに合った企業を提案してくれるのでわざわざ自分で探す必要がありません。

そして提案された企業を見て実際に受けるかどうかを決めればいいのです。

 

おすすめの就活エージェントも選んでおいたので、まずは気軽に相談してみましょう。

※すでに社会人で転職したい人向けのおすすめ転職エージェントは、以下の記事の中で紹介しているので、読んでみてください。
» ベンチャー転職で登録しないと後悔するサイトと転職エージェント

おすすめ就活エージェント一覧【無料】

JobSpring Agent

JobSpring Agentは、マッチング精度の高さがウリの就活エージェントです。

CUBIC適性検査やAIなどのデータに基づいてあなたに合った企業を紹介してくれるため、内定承諾率70%(平均は約36%)の実績を叩き出しています。

大手の就活サイトでは、メールで大量の送られてくることが多い一方で、JobSpring Agentでは平均3~4社ほど。本当にあなたに合う企業のみを紹介してもらえるので、1社1社の選考に集中でき、結果として選考も突破しやすくなっています。

もし選考に落ちてしまっても、不合格理由から改善策を一緒に考えてくれ、内定獲得までつきっきりでサポートしてもらえます。

利用者のアンケートでも「自分の話を親身に聞いてくれるか」で平均4.4点(5段階中)と人気があり面談の枠もすぐに埋まってしまうので、早めに登録しておきましょう。

irodasSALON

irodasSALONは、あなたが本気でやりたいと思える仕事を見つけられる就活エージェントです。

自己分析や企業分析のサポートのために、

  • 以前は5万円もしたキャリア講義
  • 160ページを超えるキャリア形成教材

などが無料でもらえます。

加えて、キャリアカウンセラーが一人ひとりについてくれるので、困ったことがあればすぐに相談できます。

結果として、

  • 利用者の満足度95%
  • 年間に13,000人が利用
  • 内定率98%

といった実績が生まれ、企業からも信頼されているため、人によっては「irodasSALON特別ルート」で選考を受けられることがあります。

当然、特別ルートは人数制限があるので、早めに登録しておくと有利です。

キャリセン

キャリセンは、内定率の高さや短期での内定獲得に定評のある就活エージェントです。

元人事担当者や有名なキャリアコンサルタントと、1時間のマンツーマン就活相談などを通して内定獲得率が5.4倍になり、年間1,000人以上が内定を獲得しています。

採用担当の本音を熟知しているからこそ達成できた数字ですね。

最短2週間で内定を獲得できるので、就活に出遅れて焦っている人に特におすすめです。 

紹介企業の選考に関しては、合否関わらず企業側からのフィードバックをしっかり伝えてくれるので、面接の練習台としての利用価値もあります。

レバテックルーキー

レバテックルーキーは、ITエンジニアになりたい就活生や大学生・院生に特化した就職エージェントです。

エンジニアの転職やフリーランスで日本最大級のエージェントなので、エンジニア業界を熟知しています。

レバテックルーキーの強みをまとめると以下の通りです。

レバテックルーキーの強み
  1. 利用者の内定率は85%以上
  2. 大手・中小・ベンチャーの優良企業を紹介してくれる
  3. 受かるES、GD、面接ノウハウをこっそり伝えてもらえる
  4. 最短1週間で内定を獲得できる
  5. 多数のIT企業の人事とつながりがあり、独自の情報もあり

就活アドバイザーがエンジニアの知識に精通しているので、あなたの志向性やスキル、入社後のキャリアパスを考慮したアドバイスもしてもらえます。

人気があるため面談の枠は埋まりやすいので、早めに登録しておきましょう。

キャリアチケット

キャリアチケットは、オリコン顧客満足度ランキングで新卒エージェントとして総合1位を獲得したほど評価が高いエージェントです。

キャリアチケットの強みをまとめると以下の通りです。

キャリアチケットの強み
  1. 過去、60,000名の就職支援をしてきたアドバイザーが専任で内定獲得まで個別サポート
  2. 受かるES、GD、面接ノウハウをこっそり伝えてもらえる(「内定率が1.2倍になる面接対策プログラム」がある)
  3. ベンチャー向けの面接対策セミナーも実施
  4. ベンチャーから優良企業まで、幅広い企業を取り扱っている
  5. 多数の企業の人事とつながりがあるため、特別推薦枠も多数あり

 

また、キャリアチケットでは就活イベントも開催しています。

ベンチャー志望の学生ならベンチャー向けの面接対策と企業紹介セミナーには参加しておくべきです。

オンラインで実施されており、参加できない学生が出てくるほど人気です。

セミナー内では、ベンチャー企業の働き方や選考のポイントも教えてもらえ、セミナー当日にセミナーに参加しているベンチャー企業にも応募できます。

効率的に就活を進めるためにも、ぜひ参加しておきましょう。

無料の診断ツールを使う

おすすめの無料診断ツールは、

です。無料とはいえ、自己分析には十分すぎる性能です。

キミスカ

キミスカはスカウトメールが届く逆求人型の就活サイトですが、無料登録後に行える「適性検査」の評判が良いです。特に逆求人は要らないという人でも、適性検査だけでも受けておくと良いでしょう。

キミスカの適性検査のいいところは、労力をそこまでかけずに性格診断と職種適正がわかる点です。他にもセミナーや検査などはありますが、10分ほどで完了する手軽さは素晴らしい。

 

受験すると、こんな感じの結果が得られます。

性格だけではなく、仕事に対する価値観もわかります。

他にも、職務適性やストレス耐性など全部で9つの項目から詳しい自己分析ができます。繰り返しですが、診断は10-15分ほどでできるので、かなり手軽ですね。

リクナビNEXT

リクナビNEXTには多くの転職者が使う無料の自己分析ツール「グッドポイント診断」があります。

無料と思って侮ることなかれ。

グッドポイント診断は、もともとSPIを開発したリクルートが作っているだけあって、適性検査としてかなり精密にできています。

ザックリとその仕組みを説明すると、4つの設問に答えていく事で最終的にあなたの強みを18個の中から5つ出してくれるというものです。

4つの設問なので時間もほとんどかかりません。

実際に自分もやってみたのですが、結構当たっていました(下記は僕の診断結果です)

18種類の中から、あなたの特性を5つピックアップしてくれます。

また、リクナビNEXTの求人から、その5つの強みを持つ人が活躍できる職場なども提案してくれるので、よりはっきりベンチャーの向き・不向きがわかるのでオススメです。

診断は10~15分ほどで終わるので、通勤中や昼休み、夜寝る前にサクッとできるのもいいですね。

リクナビNEXTには他にも便利な機能が満載なので、以下の記事を読んで転職活動に活かしましょう!

タイトルとURLをコピーしました