ブラック企業の有休を取らせない理由ランキングを公開してみる

ブラック企業辞める

「有給休暇」。

日本では一般企業でもどことなく取りづらい雰囲気のあるこの制度。

ブラックな会社では通常の休日もままならないこともあり、有休なんぞはその概念すら無いものとして扱われているのが常識です。

 

とはいえこの有休、当然ながら、勝手に消滅させていいなどの会社独自のオリジナルな仕組みではありません。

国の法律で定められたれっきとした権利なのです。

このネットという情報網が発達した時代にも関わらず、あの手この手で有休を取らせない会社が存在します。

その理由は実に拙いものばかり。

ブラック企業が有休を取らせない破天荒な理由ランキングを公開します。

そもそも有休は誰にでも付与される当然の権利

出典:有給休暇ハンドブック|厚生労働省

有休は1年のうち1日も使わなかった場合、翌年に持ち越せるので、最大で累計40日が取得可能な日数となります。

使用しない場合、2年の時効がかかり消滅していくのも特徴です。

40日取得を実現するには、勤続で7年近くの上、過去にほとんど使用していないという条件が必要になります。

 

よくありがちなのが、退職際にまとめて取得し辞めていくというパターン。

最後とはいえ、取得できるだけまだ恵まれている方だといえるのかもしれませんね。

ブラック企業の中には有休という制度を逆手にとって、それを乱用している会社も存在します。

 

うちはにそんなシステムはない

時代錯誤も甚だしいですが、平然とこういった事を言ってのける人が存在します。

社長
社長

うちは中小企業だから有休はないから

昔気質の経営者に多いパターンですが、堂々と法に反する事を言ってるのです。

言っている本人も、法に反しているとも思っていない。

むしろなくて当然。ないのが当たり前として発言している。

大抵はこんな経営者は超絶にワンマンであることがほとんどで、会社全体が「社長=ルール」のようなテイになっている。

だから周りの人間もそれが違法だと思っていても何も言わない。言っても仕方ないと達観してしまっているのです。

コンプライアンス意識が著しく低いと感じざるを得ません。

 

休むこと自体がかっこ悪いと植え付ける

有休という言葉を吐く余地すらないパターンです。

そもそも会社全体に、

社長
社長

仕事を休むのは怠惰な人間のすることだ

極端ですが、こういった風潮が流れているのです。

こんな会社は有休どころか、通常の公休すらまともに取らずにバリバリ働いている上司や同僚で埋め尽くされている。

月に8回休みのところを、4回しか休まないのです。みんな進んで出勤している。

仮に冠婚葬祭などで休暇を取る場合にも、通常の公休内で処理しているのです。

公休すらまともに取っていないので、有休で消化するまでに行き着かない。

 

幹部も幹部で、そんな状況をしてやったりの顔で眺めている。

幹部
幹部

よしよし、うちの会社からは有休申請しようとするやつはいないな。安泰安泰!

こんな感じで、その空気感を作り上げた事に誇らしげなのです。

厚生労働省が有休をとらせる事を義務化させようとしている昨今で、時代を逆行している感が満載です。

こんな空気感の会社では、むしろ自分の将来に不安を覚えますよね。

 

有休消化する人間を低評価に査定

日本の企業全体に残っている悪しき慣習かもしれません。

休まず長時間労働する人をなぜか評価する傾向があるのです。

アメリカやヨーロッパなどの海外では、長時間労働する人・休日出勤する人を残業しないと仕事を終わらせる事ができない人として評価がされません。

むしろ、時間内にタスク処理できなかったり、人のマネージメントが上手くできていない人として「能率の悪いヤツ」といったレッテルが貼られてしまう。

ところが、日本は真逆なのですね。

長時間働く人=真面目で積極的に会社に貢献してくれる人として高評価するのです。

 

こんな流れが根底にあることもあり、有給休暇を積極的に取る人をまるで「サボりたい人」のような評価を下す会社もあるのです。

時間や量で評価を得て出世した人間が上司だと、特に長時間労働を評価する傾向が強い。

まるで自分もそうゆう中でやってきたんだから、お前も同じようにやれとでも言わんばかり。

ある意味、こんなの職権の乱用ですよね。

 

勝手に有休の日数を調整する会社

これは退職間際に起こりがちなことです。というか私自身が身をもって体験した話です。

とあるブラック企業を勤続で8年近く勤め上げ、8年間で有休を1日も消化せず退職した時の話です。(ブラック企業に8年も勤めんなとか言わないで下さいね)

 

最後、給料の締め日が15日だったのですが、期の区切りで31日まで勤めたんですよね。

3月31日付けで、区切りもいいのでそこでしめて退職したのです。

そんな時、その会社の社長が、

社長
社長

お前は8年間もうちで頑張ったから、4月15日まで勤めたという事にしてやる!4月の15日分は有休消化で処理してやるからな!ガッハッハ!!

なることを言ったのです。

内心、

ブラック
ブラック

俺、有休40日持ってんスけどね・・・。

と思ったけど、そんなことよりも早く会社を去りたい一心だったので何も言いませんでしたよ。

あとあとになって、勝手に有休を25日分もカットすんなとか思いましたけどね。

正直完全に舐められてましたね。

だってそんな有休の情報なんかネットで調べればすぐにわかるじゃないですか?

この人はこんな感じで、いいように言いくるめて従業員を使い潰してきたんだろうな~と思い、もっと早く辞めりゃ良かったと痛感しました。

 

少しでも有休の取りやすい会社で働きたいなら

出典:有給休暇取得率4年連続最下位に!有給休暇国際比較調査2019|エクスペディア

日本の有休取得率は世界規模でみても低いです。

100%消化している国が多々あるなか、日本はその半分の50%にとどまっています。

とはいえ、

ブラック企業に勤めていて有休の概念すらない会社の方は、

あなた
あなた

年間10日も消化している人がいるのかよ!

と驚くかもしれません。

日本の全ての会社が有休を取得していないと思われがちですが、確実に取得している会社も実は存在します。

転職サイトのコラムや、掲載企業の詳細で公開されていることでもうかがい知れます。

有休が取りやすい会社に、そのためだけに転職するということはないでしょうが、有休を取得することにその会社がどういった姿勢を示しているかで、なんとなくの社風や空気感はつかめたりします。

企業を調べたい時、こういったサイトを利用してみるのも一つかもしれません。

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