飲食店は実に様々な人間が入れ替わる。入っては辞め入っては辞めで、入れ代り立ち代りで人間が交錯します。バイトも社員も。
辞める理由も様々で、

いやさすがにこれは嘘だろ
というものが沢山で、ユーモアに満ち溢れてもいます。
そこで今回は飲食店の社員、アルバイトが辞める本音理由をランキング形式にして、自分の主観をまじえ解釈をいれながら紹介してみたいと思います。
暇つぶしにでも読んでください。
飲食店を辞める本音理由ランキング

1位:会社の考え方が全く合わない
栄えある第一位は地味ですがこれでしょう。
会社(社長や上司)と考え方が合わないのは致命的です。
やる気に満ち溢れ、能力も優れているのにも関わらず考え方が合わないために評価が全くない、されない。
社内では能力が高いが故に仕事はできる人のような存在で扱われているが、いざ会議の場の発言や稟議書などの改善提案の企画書を提出など、何かを決定づけるシーンになると会社からガキのような扱いをうけてしまう。

うんうん君の言う事は良く分かった。
ふ~ん、なるほどね。
で終わり。反応なし。意見吸収も考えてみるよ的な扱いで終了。
こんな会社の態度、オーナ陣の扱いに段々嫌気がさしてきて退社するというパターン。
ただこれはある意味、会社側からすると合理的な判断と言えます。
というのも経営者たるもの経営の勉強に余念がなく、会社によってはコンサルタントや会計事務所から適切な経営手法を学び取り入れているところがほとんど。
そういったコンサルの考え方では、入社されて一番怖い社員のモデルが、
やる気◎×能力◎×考え方▲
これは、要はやる気も能力も存分にあるが、考え方がマイナスだと掛け算の法則で全てが大きくマイナスに変換され会社を悪い方に引っ張って行ってしまうという捉え方をしている。
そのため考え方が合わないといった退職理由は、会社側にとっても退職する側にとっても願ったりかなったりの状況といえます。
2位:労働時間が長すぎてわけがわからない
これも王道の退職理由ですね。
飲食店独特の理由かもしれません。他業種に比べて長さの次元が違いますから。
他業種から飲食業に転職してきたが一瞬にして去っていく人でこの理由をあげる人は多い。
朝早く夜遅い。家族とのまともなコミュニケーションタイムが休日のみ。仕事の日は家族はいつも睡眠中。
こんな現実の日々に耐え切れずに退職。
そりゃそうですよね。
3位:職場が道場みたいな雰囲気

会社の社風とも言いますか、社内が道場の様なピリピリ感に包まれている。
朝の挨拶訓練に始まって、移動中は走るとかよくわからない決まりがあって周りの上司・同僚も徹底してルールを遂行している。
お店によっては、ややもすると宗教的と思えるユニークな朝礼があったりしてドン引きし退職の念にかられるパターン。
「僕は今日お客様を全員元気にします!(涙)」
「きょうこそ俺はやるぞーーー!!!」
「私はフロアで3秒以上立ち止まりません!!」
「いやー!!きええーー!!(狂気)」
なることを朝礼でアクセル全開で繰り広げられると、かなりたじろいでしまう。

こりゃ完全に入る会社間違えたな
このように考え辞めていく。
生真面目の人に多い退職理由かもしれませんね。飲食店の社員の中にはこういった狂気じみた朝礼やイベントを楽しんでいる人も多数いますからね。
こういった事を楽しむという思考回路が理解できないのでしょう。飲食店を辞める理由としては真っ当です。
4位:会社に扇動されていることに気付き虚しくなった
長年勤務していて上層部やオーナー社長と距離が中途半端に縮まってきた時に起こるパターン。
嫌な上司がいて飲食店を辞めたい!の記事にも書きましたが、ただ単純に会社に梶を取られ扇動されていることを強く意識してしまう。
社内での人事や勤務体系を操られているといった事であればまだ納得できるが、プライベートの有り方や、読んでいる本、趣味こんな事にまで扇動の魔の手が及んでくることもある。
一旦扇動されている事を意識してしまうと事あるごとに、

これも教育と称した扇動行為の一環なのでは!?
などのように考えてしまい、会社のやることなすことすべてが疑いの眼差しでしか見れなくなる。
このパターンで退社する場合、辞める意を伝えた瞬間に急に会社・経営陣の態度が変わるという特徴もあります。
相手側からすれば急に順調にまわっていた歯車が抜け落ちる感覚なのでしょうが・・・。
最後に|どうせ辞めるなら
私自身、色々な飲食店を経験し、退職してきました。
穏便に辞める必要がないと思ったら、言いたいことをズバズバ言って辞めたり、いきなり問答無用にバックレたりしたことも過去にはあります。辞める理由は様々です。
何かものを盗んだり、壊したりなどの行為をして退職することは肯定できませんが、最後に自分自身の考えや意見を述べることぐらいは行った方が断然良いと感じます。
長年勤めていた鬱憤をはらす
こんなんも全然OKでしょう。上司の不正を社長の前で全部暴露する。修羅場にはなるでしょうが今後の自分の成長、はっきりとした意見をいう度量を身に着けるという意味合いではこんな絶好のチャンスはないかもいしれません。
意外にもそんな経験が今後につく職業にも生きてきたりするものです。
ただし、転職するにしてもいきなり会社を辞める前に、まずは転職エージェントに相談してみることをオススメします。
水面下で転職活動し、転職先が決まってから退職届を出す。こうすることで、自分の収入が途切れることも防げますからね。
このようにスムーズな転職を行うためにも転職エージェントは利用すべきです。転職エージェントは企業の紹介だけでなく、書類の添削や面接対策も行ってくれるからです。
また、注意しないといけないのが、転職エージェントの中にも、ブラック企業でもいいから、とにかく紹介数を伸ばして利益を伸ばそうとしている悪質なエージェント会社もあります。
それを避けるためにもおすすめの転職エージェントを選びましたので、紹介します。
おすすめの転職エージェント
- 初めてでも安心 ⇒ リクルートエージェント
- 年収アップしたい ⇒ Spring転職エージェント
- 転職の軸を固めたい ⇒ パソナキャリア
- キャリアが浅くて不安 ⇒ マイナビAGENT
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複数に登録しておくと転職成功率がアップします