応募段階でブラック企業を見分ける方法

ブラック企業辞める

最近ではハローワーク案件などを中心に求人詐欺に関するトピックが増えてきました。

というのも少子高齢化で人手が不足している事も相まって、ブラック企業はあの手この手で人材をかき集めようと躍起になっているのです。

中には、

完全週休2日制、月給30万

こんなあり得ないような誇大広告を平然と出している会社もあるぐらい。

ブラック
ブラック

今回は応募段階でブラック企業がどうかを見分ける「コツ」と「ヒント」を紹介します。

蔓延する詐欺求人

今や社会は未曾有の人手不足と言われるぐらいに人材が不足しています。

少子化の影響、情報のオープン化での人手不足など要因は様々でしょうが、色々な業種で人材が集まりにくくなっている。

普通の会社の思考であれば、人手が足りない・有能な人材が欲しいというのであれば、それに見合うだけの給料を用意するというのが極々自然な流れです。

人材採用にコストを投じる事で、利益再建の意向を図ろうとする。

しかしこれ、ブラック企業の場合は真逆の考え方を取ります。

 

人手が足りない、よく働いてくれる人材を採用したい場合に、求人に誇大広告をだして人を収集しにいくのです。

簡単に言ってしまえば、嘘をふっかけまくって人材を囲い込みにいく。

特に、同業他社の似たようなブラック企業が好条件の募集要項を出していれば、それを上回る更なら好条件を提示し人を集めに行く。

ぶっちゃけた話、嘘の過当競争のような低レベルな競争を繰り広げているのですね。

人を騙して無理くり採用に至らせているようにも見受けられます。

しかしこんな事をして問題じゃないのか?違法ではないのか?

 

契約と求人広告のグレーゾーンにつけ込むブラック企業

現実問題として、これ、現段階では違法ではないのです。

というのも、現状として、実際に自社のホームページや転職サイトなどのメディア媒体にだす求人広告と、実際に入社する際に交わす契約書の内容に相違があっても問題がないことになっている。

ある意味、グレーゾーンなのです。

 

求人票で月収30万の求人募集をかけたものの、実際に応募にきた人間のスキルやキャリアが劣り、月収25万の契約になった。

この場合、本人の同意と最低賃金法に抵触しない範囲内の給与であれば、詐欺としての扱いはなされない訳ですね。

会社側としてあくまでも30万という上限までは出せる余地がある風です。

とはいえかなりのグレーゾーンだなという判断は否めません。

だってこれ、言ってみれば、バナナのたたき売りと似たようなもんですよ。

表示価格は一房300円だけど、中々売れなければ100円に値段を落として、もってけドロボー!というアレです。

最初は高額な価格を提示しておいて、万が一にでも売れればラッキー。もしダメなら相場の値段に落として、売りさばいちゃえといったニュアンス。

 

なんとなく「こういった事が普通なのかなあ~」という漠然とした大衆心理を利用し、グレーゾーンにかこつけ誇大な広告をふっかけて人材を集めているのがブラック企業の応募の現状なんですね。

会社という強い立場と、社会の事をよく熟知していない人間を搾取するという王道手段かもしれません。

(ここ数年、ようやく政府も詐欺求人の取り締まりを強化し始めました)

ハローワークで取り扱った求人票について「記載内容と実際の労働条件が違う」といった求人詐欺などを行うブラック企業。その悪質な行為による被害を防ぐため、ハローワークに虚偽の求人情報を出した企業を罰則の対象とすることなどを柱とする改正職業安定法が2018年月、施行された。

虚偽の求人情報を出した企業などへの罰則は、6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金となる。行政への是正勧告に従わない場合は企業名の公表なども行う。

引用元:ブラック企業対策を強化|公明党ニュース

 

応募段階で注意すべきブラック求人の特徴

応募段階で完全にブラック企業かどうかの判断を下すのは難しいです。ですが一定の指標はあります。

募集要項なり求人票なりで、あいまいでいまいちよく分からない手当の表記がある会社。これは要注意です。

ありがちなのが、

  • 営業成績手当
  • 都市手当
  • 調整手当
  • とにかく分からない〇〇手当

などのように、求人概要からはよく判別がつかないようなわかりにくい手当の表記。内訳がハッキリと明示されておらず、実際に面接の場で質問してみないと何も分からない表記。

 

こういった「あいまいな手当」が記されている会社の場合、いざ応募し面接に臨んでも、

社長
社長

うちはこれだけ手当が付いているんだから、当然残業代はでないよ

といったようなニュアンスの説明を、まわりくどくされ、言いくるめられてしまうのがオチです。

残業や給料の込み入った質問は、対面ではなかなかしにくい心理要因もあるので、結局入社して痛い目に会うのは自分になってしまうのです。

色々手当がついて月給28万だけど、月に400時間近く拘束されてる・・・。

こんな泣き寝入りすることにもなりかねませんね。

 

対策:転職サイトで拾いきれない情報を就職四季報で拾う

応募要項で会社をブラック企業かどうかを完全に調べきる事は難しいです。

というのも転職サイトなどの場合は、企業側から求人掲載料を貰ってサイトを運営している都合上、のせる企業の悪い点やデメリットなどは掲載しにくい。

わざわざお金を頂いて、その会社に不利になるような掲載というのは便宜上難しいんですね。

 

そこで、客観的なデータを拾う手法として「就職四季報」を利用するという手があります。

東洋経済新報社から発行されている会社の概要を調べる事ができる辞書のような本で、書店やアマゾンなどで手軽に購入することができます。

いくつか種類がありますが、地方などの中小企業なども網羅している「優良・中堅企業版」が一番わかり易いかと思います。

就職四季報はの構成は、

  • 新卒定着状況
  • 採用予定人数
  • 3年後離職率
  • 有給消化平均

こういったところに焦点を合わせている点が挙げられます。

 

一応は四大新卒者のための就職指南書のような構成になっていますが、転職組や第二新卒が就職するために会社をリサーチすることでも十分に役立つ内容になっています。

特に何がメリットかというと、転職サイトなどと違い、企業から掲載料を貰って掲載しているわけではないという点。

国や自治体で決められた強制的なモノでもないので必然的に、答えたくない項目は答えない会社も存在してます。

会社・企業側の受け答えは自主性に任されてのですね。

実はこれが大きな「ミソ」で、応募段階でブラック企業かどうかを見極める判断材料が秘められています。

 

就職四季報の効果的な活用法

実際にご覧になって頂くと分かりますが、優良な会社ほど全てが惜しみもなく開示されています。

離職率や有給消化平均が当たり前のように公開されているのです。

通常「就職四季報」では回答のない(できない)項目には、

「・・」
「ー」

のような表記で、回答をできないを意味する記号が入っています。

 

これは裏を返せば「答えたくない」「答えると不利になる」といった暗に示された情報を表しているとも受け取れます。

もちろん全てが答えたくない項目というわけではないのでしょうが、提示されている実態としてかなり参考にはなります。

 

例えば、転職サイトでは「完全週休2日制」「初任給30万~」などのような魅力的な募集要項が謳われているにも関わらず、実際に就職四季報で調べると「3年後離職率」が60%を超えている。

であればこれは、魅力的な待遇で入社したものの、実態は違う待遇だったのではないか?と探ることができますよね。

 

もしくは同様に、「3年後離職率」の項目に回答自体がなければ(ノーアンサー)、そんな破格の待遇で人材を集めているのに、離職率に関しては答えたくない・答えると不利になる要因が秘められていると勘ぐる事もできます。

ブラック
ブラック

「採用予定人数」が200人などと大々的に謳っているのに、「3年後離職率」が高い、もしくは回答がなければ、それは大量採用されたが同時に大量退職しているのではないか?典型的な労働環境の悪いブラック企業ではないのか?

こんな想像もできます。

 

「男女別の採用比率」「男女別の離職率」も開示されていますので、どちらか一方の性別の離職率だけ異常に高ければ、性別によっては働きにくい環境なのか?といったリサーチもできます。

もちろん応募前段階の情報なので、全てを憶測で進めるのはよくありませんが、転職サイトだけでは拾いきれない情報も網羅されているので、平行してリサーチしていけば自分自身の中でふるいにかける事はできます。

 

転職エージェントを利用してラクに情報を手に入れる

ここまで就職四季報を利用してブラック企業かどうかを見分ける方法を紹介してきました。

ただ、就職四季報もタダでは手にはいりませんし、何よりいちいち企業の情報をチェックするのも面倒です。

 

そこで頼れるのが転職エージェント。無料で企業の情報も得ることができます。

転職エージェントは通常、紹介先の企業の内情を把握しています。

また、人を紹介しその紹介料で報酬を得るというのが転職エージェントのビジネスモデルです。

エージェント側は紹介した人材がすぐに退職してしまうと報酬を減額されたり、ペナルティを課されたりなどの不利益を受けます。

そのため、紹介した人が可能な限り長く働いてもらうことを望むため、転職エージェントが「離職率」を把握している事があるのです。

 

ただし、転職エージェントの中にも、嘘の情報を伝えてでもいいから、とにかく紹介数を伸ばして利益を伸ばそうとしている悪質なエージェント会社もあります。

それを避けるためにもおすすめの転職エージェントを選びましたので、紹介します。

おすすめの転職エージェント

リクルートエージェント

日本一の求人数!非公開求人も10万件以上あります。

幅広い年代、様々な職種に対応しているため、転職するならとりあえず登録しておくことをオススメします。

  • 初めての転職の方
  • これまでの職歴や学歴にあまり自信がない人

でも問題なく対応してもらえます。

また、面接対策が充実しており、年収アップの交渉もやってもらえます。

パソナキャリア

ベンチャーから大企業まで30,000件以上の豊富な求人数!未経験で応募できるポテンシャル求人から、リーダー・部長・事業責任者クラスまで、多種多様な求人を取り扱っています。

初めての転職の方でも安心できるような丁寧なカウンセリングが特徴。

24~49歳ぐらいまでの関東・関西・東海に在住の方で、

  • 自分に合った会社に転職したい
  • 自分の転職の軸がわからない

といった方に特にオススメ。

識学キャリア

高い生産性で急成長中の会社の求人に特化した転職エージェント。

20~39歳までの人で、

  • 上司からのパワハラなどがない会社に転職したい人
  • 集中して仕事をして残業したくない人
  • 年功序列ではなく、自分の実力を評価してもらいたい人

に特にオススメ。

ただし、求人数はあまり多くないので、圧倒的な求人数を誇るリクルートエージェントとの併用がおすすめ。

doda

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